私の頭の中と一緒です。

　予報は、大雨。　しかし朝からの雨は、しょぼしょぼ。　昼からは大量に降るらしい。　それにしても過去最高の雨量だそうだ。　九州程ではないが、500ｍｍを、超えそうだ。　断続的に降るので、色々な決断が出来ないでいる。　盆明けの墓掃除も、二の足を踏んでいる。　七年前の数倍の雨量だが、それにしては被害が少ない気がしていたが、前回の時、崩れるべきところは、皆崩れたという事だろう。　ここ数日、移住したくなってきた。　此の住宅は、奥様が日当たりが良いのが気に入って、どうしても移転したかったのだ。　住んでみて感じた事は、手抜き工事の典型的団地で、且つ、給排水経路に欠陥があり、且つ台風時に、風当たりが酷いという事だ。　前住んで居た住宅も、妙に風当たりが酷く、台風で屋根瓦が飛んで行ったことがある。　此処は全面が南向きで、広島湾まで障害物が何もない。　今まで、風による被害が無いのが不思議なのだが、・・・・。　加えて、国道迄標高差120ｍ。　徒歩での行き来が、加齢とともに負担に成り始めた。　運転免許が無くなると、住んではいられないであろう。　日当たりは悪くなるが、平地に降りたくなった。　皆さん良く住んでおられると感心している。　十時に成ったら急に空が暗く成り、雨脚が強くなってきた。　さてさて集中豪雨の、後半戦の始まりなのだろうか。

午後三時、不思議な現象が昨日から続いている。　昨日少しの晴れ間から、セミが鳴き始めた。　四日間蝉の声は聞こえなかったが、小雨の時も、少しばかり雨脚が強まっても鳴いている。　このような現象は、今まで経験したことがない。　私の耳が、可笑しく成ったのかと、押さえてみたら正常だった。　しっかりと、鳴いているのだ。　TVの情報では、明日の朝六時頃から一時間半、線状降水帯が、広島に発生するそうだ。　豊後水道を、暖かい空気が北上して、冷たい空気とぶつかる為だそうである。　今日は、紀伊水道を気流が北上して、兵庫県が強い雨に見舞われているそうだ。　伊勢湾も同じ理屈で、大量の雨が降っているそうである。　どうも、二十日まではゆっくりと出来ないらしい。　広島の盆は独特で、盆灯篭といって、竹で作った灯篭を立てる風習がある。　恐らくこの雨で、彩り豊かな紙が全て流れて、墓地は大変な状況であろう事が、推察できる。

　　　　　

（一昨年、このブログで紹介した写真です）

こりゃー駄目だ

　予報は、午後から雨。　今午前五時半。　雨が降り始めた。　強くは無いが、梅雨の雨の様に途切れる事も無く、「しとしと」　と降って来る。　この手の雨が一番良くない。　地上に落ちて、吸い込まれていくのである。　強い雨は確かに吸い込まれるが、吸い込まれるにも限度があり、それ以上は表面を流れて、雨水桝を通って排水路に流れて行く。　これ位の雨水が、再び長く続くと、地滑りの原因となる。　避難グッズを点検中の奥様が、色々聞いて御出でだが、避難先の状況によって、持って行くものが違う。　体育館は、段ボールの仮囲いと、所によっては、オリンピックに使用されたような段ボールベットが有る。　それにしても、先の長い話だ。　２０日に、本当に前線が無くなるという保証はない。　我が家の、向かいの山の景色が嫌な感じになって来た。　中腹から雲が湧き始めた。北に向かい大量に移動していく。南から暖かい空気がやって来た時の症状だ。　

　　　　　

　集中豪雨に成らなければ良いのだが。　奥様は、避難準備だけで　「くたくた」　の顔になってしまった。　ところで、九州の状況が良く理解できない。　九州で、ブログを書いて御出での方たちの更新が、七日前後から止まっている。　それ程被害が酷いという事なのだろうか。　各自治体のホームページも、あまり被害状況を伝えていない。

十二時一分前、急に光が差し込み始めた。　空の一部が切れて、太陽が覗いている。　と言ってもそれは長くはないだろう。　雨の前の一休みと言う感じだ。

雨が止んだ

　深夜０時、雨が止んだ。　しかし、耳の中では未だに雨が降っている。　耳の底に、耳鳴りの様に雨音がしている。　急に静かになったので、耳が付いて行けない状態なのであろう。　PCで、気象庁の情報を見ていると、明後日昼頃までは、雨が遠のくそうだ。　急には信じられないが、今は、止んでいる。

　午前三時、世の中がこんなに静かとは、思わなかった。　窓御開けて深呼吸したら、異様なにおいが鼻を突いてきた。　土砂災害の復旧工事現場で経験した匂いだ。　雨がやんで、水が土の地下深くに浸透し始めると、それ迄土が含んでいたガスが抜け始める。　雨水は、地上の不純物も一緒に浸透しているので、其の不純物が、地熱で発行してガスに成る。　そのがすが、土が侍従で締まり始めると、地上に出てくる。　その匂いだろう。　こおゆう状態が一番恐ろしい。　急に大量の雨が降って来ると、　地山と、盛り土の境界が密度の違いで、ずれ始める。　地滑りの始まりだ。

　そうは言っても内心安心したのか、４８時間ぶりに寝入ってしまった。　奥様に起こされたが、朝食はパス。　８時過ぎに、やはり一口でもと、「おはぎ」を解凍して・・・。

それから１２時前奥様に起こされて、久しぶりの奥様の準備してくれた昼食を頂いた。　今それからやっと目が覚めて、・・・。　スマホで、広島県下の被害状況を見ていたら、嘗て私が手掛けたビルが浸水していたり、奥様の嘗ての恩師がお住まいであった自宅が水に浸かっていたり・・・。　この状況が、また明日昼以降再び始まるのかと思うと、些か日本に住んで居る事が嫌になって来た。　「手抜き工事の多すぎ」　この一語にすぎる。　私などはその点「馬鹿」なのだろう。　手抜き工事が性格的にできないのだ。　それが判ってもらえるまでは、お役所工事では随意分苦労をした。　設計の欠点や、地元説明の不十分さをついつい、追及してしまうのだ。　詳しくはここに記載すると永くなるので辞めて置く。　それに、久しぶりに、コーヒーが飲みたくなった。

一睡も出来ず

　雨音が、五分おきに変わる。　強弱がはっきりして、豪雨災害独特の状況が、再現された気分である。　三年前の豪雨災害は、数日の内に起きたが、今回は長丁場の様だ。　このまま雨が続くとなると、対策を立てなくてはならない。　前回はその多くが、山の斜面で起きたが、今回は河川の氾濫が、主な被害を出している様だ。　安芸高田市は、江の川の支流で氾濫、サンフレッチェ広島の練習場も、水につかっているのではなかろうか。　吉田病院も浸水したそうだ。　鈴張川も、旧１９１号線を寸断した。　江の川の下流の三次市も西酒屋町で氾濫。　北広島町も土師ダム周辺で、民家が孤立しているらしい。　一週間以上に亘って、降り続く事も珍しいが、総雨量が、1000ｍｍに近づきつつある雨量も、聞いたことがない量ではある。　此の今住んで居る団地も、地滑り的に崩落しても、不思議でない雨量である。　しかし、よく考えてみると、日本の街を分析すると、その多くが河川の氾濫が齎した、土砂の上に作られている。　それでも不足した土地は、山の斜面を削って団地を作った。　雨に弱いのは、当然の結果なのだ。　

眠れぬ一夜

 　昨夜九時過ぎに、孫姫殿から電話を貰った。　避難指示が出ているので、こちらに御出でとの事だ。　娘に話を聞いてみると、父親がJRの運休で、出社できないと困るので、今夜は会社に泊まり込むとの連絡があったらしい。　家の中が寂しくなるので、我々を呼びつけようとの魂胆らしい。　と言うのも、母親も会社に出かけたら、寂しくなるので思い付いた一案だ。　それに加えて、我々夫婦が行くとなると、「お土産」をとなる。　先だって、誕生祝は何が良いか聞いたら、即答で「現金」と返って来た。　我々が行くとなると、臨時のお小遣いの収入に成る事を、見越してのお誘いの電話だ。　それにしても、昨夜来の雨は、並大抵の雨量ではない。　土砂災害が、我が家をいつ襲ってもおかしくない降り方である。　一晩中、聞き耳を立てて、雨音を聞いていたが、先日の台風どころでは無い雨脚である。　我が奥様は、真夏の避難と違って、急な気温の低下で、避難グッツを入れ替えておいでだ。　すでに、一時間30ｍｍ以上の雨が続いている。　県北部では、150ｍｍを超えたそうだ。　安芸太田市は、氾濫

午前八時三十分、鈴張川が氾濫危険水位を超えたそうだ。　ここ十年近く前から、この川の改修工事が進んでいないのが気になっていた。　この町内は、嘗て昔々、農協の偉いさんが仕切っておられて、農協が有れば市会議員や、県会議員など要らないと嘯いておられた有名な話がある。　不動産売買に力を入れて、団地を開発。　隆盛を極めたが、しかしながらこれが仇となって、農協が破産。　未だにその付けが、色々なところで行き詰りを起こしている。　緊急メールが、北広島町に、避難指示が出されたことを知らせてきた。　今、広島県全域に、特別警報が出された。　既に、災害が発生している様だ。　さて我々はいかが致すべきか、思案のしどころである。　今将に、鈴張川が、氾濫した知らせが入って来た。　橋が流失、車が一台流されたとの情報有り。