藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

堂島から「米」がもぎ取られたそうだ

2021-08-08 08:53:24 | 日記・エッセイ・コラム

 堂島と言えば、「米の相場」。 その、先物取引が、国から停止させられたそうだ。 まさか自民党さんが、自由経済の敵に回るとは、そこまで社会的に「菅政権」は追い込まれているのだろうか。 農民票を確保するためには、「米の相場」が下がっては、勝ち目がない。 まさかそんな発想では無かろう。 しかし先日の墓参で、農村部の疲弊が具体的な形で目に焼き付いた。 スーパーで、10kgの米の値段を観察していると、米余り現象が見えてくる。 値段の上下幅が、近頃大きく成った。 銘柄にもよるが、700円くらいの差がある。 今は安定しているが、収穫時期に成ると古米となる産年度米が、大幅に下がって来る。 新米の値段が高くなるように、と言うより、新米の価格を一定に保ちたいのであろう。 大口の米業者が、先だって逮捕されたのも、米の価格を保ちたいためであったことは間違いない。 高ければ買わなくなる、経済の基本だ。 しかしそれでも日本人は、カルホルニア米は買わない。 と言っても、米不足に陥った時は、競って購入した。 口々には、「やはり不味い」とは言っていたが、炊き方によっては違いがなかった。 高圧窯で炊くと、全く違いは感じなかった。 運搬途中の管理によって、乾燥のし過ぎなのであろう。 乾燥していないとカビが生えるし、害虫も孵化する。 我が家では、10kg買うと必ず害虫が孵化する。 と言っても、割高な5kgは、買いたくない。 「痛し痒し」である。 それにしても、統制経済に後戻りさせるような、堂島での先物取引停止処置は、納得いかない。 こうした政治行動の跡、戦争へと突入していく道筋が出来てしまうのだ。

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