事件発生

　昨日は、珍事が発生した。　我が部屋に、キジバトが飛び込んで来た。　ベランダの手摺と、庇を簾で結んでいる。　その陰に避難したのだが、勢い余って我が部屋に侵入となった様だ。　ビックリしたのはこちら側で、ご本人は命がけの逃避行だった様だ。　慌てて、ベランダの隅のパイナップルの植木鉢の陰に、隠れ為された。　私が覗いてみると、一軒おいた向こう側にある電柱の上に、鷹が陣取っておいでだった。　写真に撮ろうとカメラを向けると、飛び立って行ってしまった。　キジバトも気配を感じたのか飛び立って行った。　ふと下を見たら、ベランダの床板に、キノコが生えているではないかいな。　余りの長雨で、遂にベランダの木材も音を上げたようだ。

　　　　　

天候が回復したら、防腐剤を買ってきて塗らねばならない状況だ。　長雨がまた一つ仕事を増やしてくれたようである。　それにしても、本日も大雨の予報が出ている。　広島県下も、コロナの患者の爆発的増加（３００人を超えた）と相まって、気分が落ち込んでいる。　本屋に出かけたいが、些か躊躇せざるを得ない。　部屋に籠っていると、押し潰される感じになって来た。

お脳が「Oh、Noー・・」

　体調はいいのだが、些かお脳が付いて来ない。　コメントを頂いたが、返事を書く気力が涌かない。　連日の悪天候で、体の痛みが酷くて、痛み止めの飲み過ぎなのだろう。　やっと、前線が消えたと思ったら、今度は台風崩れによる、前線の発生だそうだ。　動物の鳴き声についてのコメントを頂いているのだが、本日今年初めて「ツクツクボーシ」が鳴いた。　が、それと同じくして、鈴虫かコオロギか不明だが、秋の虫が鳴き始めた。　遠くでは、夏の代表「キリギリス」も鳴いて、音だけ聞いていると、今は夏なのか、秋なのかと不思議な気持ちになって来る。　それにしても、長雨で野菜とくに、胡瓜や茄子が値上がりが激しい。　我が家の庭のトマトも、水分過剰で実が割れて腐ってしまった。　これは冷害の内なのだろうか。　このままでは「米」も、水害＋冷害で、不作になるのだろう。　此れが家屋ならば、火災保険から幾ばくかのお金が出るが、水稲には出たという話は聞いたことがない。　それに同じ所が度々水害に合っていると、保険に入れなくなりはしないかと思い始めた。　今回は他人事で済んだが、何時自分に降りかかって来るやもしれない「自然災害」ではある。

再び、三度

　深夜から、「しょぼ、しょぼ・・・」　小雨が降り始めた。　時々、「ざざざ・・・」雨脚が強まる。　零時、関節や首筋の痛みで目が覚めた。　痛み止めを飲んで、ベットの中から、雨音を聞いていると、時々「鹿」の鳴き声が聞こえてくる。　鋭い鳴き声である。　「ヒュー」いやいや「キョエンー」、表現が難しい鳴き声である。　思わず、奈良の街では鹿の鳴き声を、どう表現しておいでなのだろうかと、思い始めた。　残念ながら調べるすべがない。　何処かに「鳴き声辞典」等、無かろうかと調べたが、見当たらない様だ。　さてさて、又長い一日が始まる。

厚い雲が、無風状態だ。　八時過ぎに雨は止んだ。　妙な重苦しい感じとなって来た。　本来の天気予報は、本日までで好転するとの事だったが、一向にその気配はない。　むしろ不気味な感じがする。　何故かと思ったら、雲の動きが実にゆっくりなのだ。　国道を挟んだ向かい側の山を眺めていたら、妙に立ち枯れた木が増えた気がしてならない。　八時過ぎに下の国道を、サイレンを鳴らして、消防車と救急車が、かなりの台数走って行った。　電話サービスで問い合わせたら、広島高速道で大きな事故が有った様だ。　高速道路が、やっと通行再開したばかりなのに、事故とは。　雨が止んだことで、早速「烏」殿がお出ましになられ、隣家の屋根から我が部屋をのぞき込み、「カーオ、カーオ」と鳴いた後、じろりと一瞥して飛んで行った。　私が不在ならば、何か持ち出そうとの、魂胆だったのだろう。

奥様―、お日様が出てますよ・・・

　昼過ぎ、空が明るく成りお日様が顔をのぞかせた。　前線が南下したらしい。　四国には、線条降雨帯が有るそうだ。　一体何時まで続くのやら。　大雨の警報はその七だそうだ。　明日昼から再び・・・。　些か鬱になってしまった。　今度は気温が急上昇。　着ている物を一枚脱いだ。　今回の墓参で気付いたのは、祖母の里が絶えたのだろう。　何方もお参りが無かった。　それか、コロナで他府県からの墓参を諦められたのかだ。　何れにしても、無縁仏が段々に多く成って来つつある。　私の親戚だけでも三家系が絶えた。　叔母が死ぬる前、急遽養子を迎えて、凌いだ家系が一つ。　何れにしても、「産めよ増やせよ」の時代ではないので、また、就職や進学で上京し、其のまま故郷は・・・。　時代が大きく変換し始めた気がする。　特に、海外に新天地を求めて行かれた方々のブログを読んでいると、私も三十代がこんな時代だったら、飛び出していただろうと思えてくる。　「狭い日本で何して遊ぶ」そんな気分だ。

十五時、全ての警報が解除となった。　我が部屋は、三十度を超えた。　前線が再び北上するまで、しばし休戦だ。　さてさてそれが何時までの事やら。　このまま消えていただきたいのだが。

ありがたや、ありがたや

　天気予報が大外れ。　とは言っても、大雨の危険が去ったわけではない。　降る時間と場所が変わっただけだ。　深夜に地震があり目が覚めた。　先日起こった、島根県との県境付近が震源地で、震度4だった。　しばらくパソコンの前で、雨の情報や、地震の情報を見ていたが、ふと、早朝に墓地の清掃に行こうと思い始めた。　曇り又は小雨なら決行。　五時に家を出て、八時二十分帰宅。　予定道理、雨も降らず事故も無く帰宅できた。　やっと我が家の盆が終わった。　雨雲の集団は、広島県の東部に集中している様だ。　山陽本線が、福山～糸崎間で運休だそうである。　かなり強い雨の様だ。　暫くは、我が家の地域は小康状態の様である。　それにしても、見知った場所が被害を受けているのが、なんとも心が痛む。　此れ以上、被害が出ない事を祈りたいが、前線が今まで以上の期間停滞しそうだ。　来週火曜日迄、注意が必要との事だが、いささか草臥れてきた。

昼食後、西の空を眺めたら、・・・・。　

　　　　　

水無山から雲が立ち上がっている。　その上を不気味な黒雲が覆いかぶさって来た。　午後四時、今のところ雨は落ちて来ない。　今夜の状況が読めないでいる。　何だか不気味な感じだ。