藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

なぜ本名でブログを書き始めたか

2018-12-18 09:01:49 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は一日中、焦らず、騒がず、慌てずの三途の精神で一日を過ごした。 それでも部屋も片付けは、順調に進み一応完了だ。

 机3個の左半分が、個人的領域、右半分が町内会領域(二年間)となった。 すでに三回、回覧板を作成し配布。 同じやるなら楽しんでの精神で行くつもりである。

 ところで、私が本名でブログを書き始めたには、二つの理由がある。 その一つは、昨日のブログで紹介した、志村建世氏のブログの影響が一つです。 何かにつけ匿名は都合がよい。 人を非難しても、それがどこの誰だか判然としないと、無責任な言動に成りがちとなる。 社会の一員である事は、全ての言動に責任を持つ事であると、氏のブログで感じたからです。 二つ目は、石綿被害者救済の為の、「健康管理手帳」取得の手助けをしていくうちに、労働基準監督署とのやり取りで、支援が司法書士や行政書士の領域を侵害しかねないことに成ったからです。 私が無償で行うからには、それがボランティアで有る限り問題は発生しないが、一度でも礼金など受け取ると、それは法令違反となる。 その疑いを払しょくするためにも、本名での活動を行う事こそ重要だと、気付いたからです。

 今日まで多くの方たちの健康管理の為の手帳、健康管理手帳取得に関わったが、その内の幾人は、鬼籍に・・・・・。 労災の適応になったかどうかは、報告が無いので判然とはしていない。 時代が進むと同時に、認識が広まり、石綿を扱っていた会社は、職員の救済の為の窓口を開いてきた。 しかしながら、未だに石綿に対する認識の無さが露呈することが有る。 先日今回アメリカで判明したのは、P&P製のベビーパウダーが、石綿を含んでいたことだ。 なぜそうなったのか。 アメリカでは一時、全面的に石綿の使用が禁じられたがその後、企業の責任で自主的な判断行う事に切り替わった。 つまり、それを使った結果、被害が生じた場合は、責任を企業が取りなさい、だから国は管理しません、と言う方向になったのです。 その結果、タルクと言う鉱物で作るベビーパウダーが、石綿に汚染されていたのです。 タルクは、純粋な物は少なく多くが石綿を含んでいます。 純粋なタルクは高価で、企業の採算に合いません。 それに、子供たちが肺がんを発症するのは、数十年先の話です。 それまでに、他の石綿との関係をどのように証明すれば、P&P社の責任が証明できるのでしょうか。 そこが落とし穴なのです。 タルクは、塗料や、化粧品の増量剤として多く使用されています。 皆さんも知らない間に、石綿の犠牲者になっている可能性があることを認識して、使用緩和政策には反対すべきなのです。 原発と、ロケットと、防衛設備や施設は、日本でも使用が禁止っされていません。 だから、原発は恐ろしいのです。 こんな事を書くと、必ず国の調査機関から監視されることは百も承知しています。 だからこそ実名で、ブログを書くことにしたのです。

コメント (3)
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