藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

昨日の記事について。

2012-07-05 13:02:38 | 社会・経済

昨日記事を書きながら、肺癌や中皮腫の原因物質がすべて原発に含まれていることに気が付いた。ただし、タンパク質だけは無い。しかし、福島原発事故により大量の海水の注入が行われたことを思い出し。福島原発事故は、社会が考えていることより、数百倍大変な事故であったのだと気が付いた。つまり、肺癌や中皮腫の発症原因物質を、自然界で自分の体の中で作ってきたものが、この事故により福島原発爆発により、放射性物質、海水中の鉄分、海水中のプランクトン等のタンパク質が同時に原子炉内に投入され撹拌され、水蒸気となり飛散したものを人間が吸入したことになる。加えて、原子炉建屋に使用してあったアスベストも一緒に飛散し人間が吸入した。普通数十年かかって吸入するこれらの物質を短時間で吸入したことにより、今後の予測が付かない。東京電力は、全住民の健康調査を継続的に行うべきである。

ところで東京電力に対し、「会社更生法」の適応をなぜしなかったのであろうか。このごろ不審に思う。「会社更生法」を適用すれば、従来の株主の権限は大幅にうしなわれ、債権者の債権の大幅な削除が出来、再建も容易に行えたのではないかと疑問に思う。国民の税金を大量投入する前にやるべきことがあったのだ。それを忘れて再建策を建てては、税金の投入額が増えるばかりである。原発で利益を上げてきた関連企業の債務を切り捨てるべきであったはずである。民主党の崩壊はこのころから始まったように思う。消費税を上げる前に遣るべき事がやはりなされていなかったのだ。民主党の自壊作用が始まった。嘗て社会党が名前を変えても崩壊して行ったように。

コメント
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