藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

また三人「健康管理手帳」(石綿)を取得

2012-07-06 23:46:23 | 社会・経済

一昨日、T氏がわざわざ来訪された。三ヶ月前Tが、大腸がんを三回も手術を受け、闘病中であることを知り、自宅にお見舞いに行きその時、「健康管理手帳」(石綿)のことを話し、是非とも取得されることを勧めた。当時の仲間三人と申請することになり、申請のお手伝いをした。申請すると、広島労働局で、できるだけ基本調査が行われる。その中で、同じ作業をしていても、作業内容の表現が、適切でないと却下される。作業の中で明らかに石綿粉塵を吸引したであろうことが推測できると、労働省に送られ、審査委員会に付託される。以前、労働省の委員会の公示を見たが、個人情報が含まれるので、公開されていない。労働省で、不認可になった場合、異議申し立ても機会がありそうであるが、そのような教示は、此れまで為されていない。どうも合点がいかないが、国も地方労働局も、行政法の勉強ができていない。つまり、不認可になった人が、此れまで誰も異議申し立てなどの行動を、起こしていないと言う事である。日本人の諦めの良さから来る物かもしれないが、それは如何な物かと思う。さてその三人、一昨日「健康管理手帳」(石綿)の交付があったとの報告であった。石綿暴露者の健康管理が此れで一段進むことを期待したい。

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