藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

低気圧で体調不良

2012-07-11 21:51:12 | 日記・エッセイ・コラム

P1010001 私の部屋から眺めた螺山である。嘗て遥か大正時代この山から蝋石が産出したとの言い伝えがあり、先月初め痕跡を求め出かけていった。私の左目は、昨年一度黄班膜円欠を起こした。肺機能低下から酸欠状態になり、一番弱い黄班膜が損傷を受けて円形に欠損手前であったが、一部つながりかろうじてぶら下がり状態であった。病室に空きがなく、三週間待たされた。ただ医師の説明は、手術は一時間半、その後十日以上のうつ伏せ生活をせねばならないとのことであった。そこで私は自宅で二週間練習してみた。食事の準備時間以外、常にうつ伏せ状態を試みた。と同時に、「ドクター・ぺ・天使」こと、宇土医師の経絡治療を合計四回受けた。奇跡が起きた。切れ掛かっていた黄班膜がつながり回復していたのである。入院の日、入院検査で完治しているので入院は中止ということになった。しかし今回はそうは問屋が卸さなかった。山歩きによる酸欠で、直径14mmの黄班膜が即死状態になった。緊急に手術が必要だが病室がない。無理やり調整していただき十二日後に入院した。しかし、血液型がA型のわたしはじっとしていない。宇土医師のところへ行き、経絡治療を二回受けて、自宅で食事の支度以外何もせず、ただただ安静にし、本も読まず、テレビも見ず、一日二十分だけPCを触っていた。六月十二日入院、十三日手術。今回も奇跡が起きた。死んだ黄班膜の裏に新しい黄班膜が薄く再生されていたのである。執刀していただいた先生自身がびっくりされた。当初は文字や景色が右目より薄く見えていたが、今日の時点では大差ない。ただ再生されたが、眼球が疲労し歪みがあり、線がまっすぐ見えない。半年我慢しなさいと諭された。しかし二度の奇跡を体験した私としては、三度目の奇跡を心のどこかで望んでいる。

本日の来訪者三名、元タイル職人である。三人ともに胸膜肥厚が医師により指摘され、「健康管理手帳」石綿の取得を勧められたが、方法が解らずにいたが、以前私がお世話をして、「健康管理手帳」石綿を取得された方の紹介で見えた。

磁器タイル、陶器タイル、テラゾウブロックタイル、研ぎ出しタイル、全て石綿含有製品である。切断時や、接着用の樹脂セメントを作るとき、モルタル混和材や接着補強樹脂にも石綿が含有されている。今週中にでも申請書を提出できるように準備したいと思っている。

コメント
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