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 藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

宇部地域医療センターが、今回増築されました

2012-04-15 22:12:53 | 社会・経済

宇部地域医療センターが、今回増築されました。石綿患者の治療実績において、日本有数の実績を上げてきた事が評価されたものと思われます。最先端医療機器の導入や、調えられた病室は素晴らしく、広島から同行した中皮腫患者も一同に感激し、広島にもこのような医療機関の拡充を行政に訴えていかなくては成らない事を実感しました。詳しくは又の機会に詳しく紹介いたしますが、胸部外科、特に肺癌に関する術後生存率の高さは日本屈指です。胸部疾患をお持ちの方は一度診察を受けられる事をお勧めします。

さて本題の石綿曝露()について、解説をしていきたいと思います。

厚生労働省の、「健康管理手帳」(石綿)の交付条件の四番目に、ボイラーの被覆、船舶用隔壁のライニング、内燃機関のジョイントシーリング、ガスケット(パッキン)等に用いられる耐熱性赤面製品製造工程における作業、をあげています。

ボイラーの被覆とは、ボイラの外部の覆いをさしています。つまり、ボイラーに人体が接触したとき火傷しない様に断熱材として使用していますが、長年使用した場合劣化し、飛散曝露します。船舶の用隔壁のライニングとは、船倉を細かく仕切り火災発生時に類焼食い止める為に、石綿製品で隔壁を形成していきますが、振動や硬化剤のセメントの劣化で飛散し、人体に取り込まれ、中皮腫を発症します。外国航路や、マグロ船の乗組員に中皮腫が多発するのはこのためです。内燃機関の組み立てには機密性が要求され、それを実現しているのがジョイントシールです。その製造過程で大量の石綿が使用されますが、製造に携わる者と共にその内燃機関を駆動するもの、また、修理するものが劣化したジョイントシールにより、石綿に曝露するのです。ガスケットも同じ理由でアスベスト曝露を引き起こします。船舶乗務に携わった方石綿曝露の可能性が大変高く、中皮主患者も多く発生しています。異常の文章中の中で、一項目でも該当された方は、お近くの労働局に御相談下さい。お近くに労働局の無い方は、綿気のコメント欄にお知らせいただければ、ブログ上に掲載せず、協力いたします。


3週間遅れの春。

2012-04-15 15:10:02 | 社会・経済

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我が家の庭先の深山スミレが、っと花をつけました。年に比べ週間遅く咲きました。の白いスミレは、島県の中国山地に自生するもので、年前に一株持ち帰りましたが、のうちが住みよかったのか、んどん増殖し、なりの株数となりました。深山スミレは、タテハ、タテハ、筋タテハなどのタテハチョウの幼虫が唯一住み着ける植物です。年は未だタテハチョウが飛来しませんが、夏に向かい、八十八夜前後から頻繁に訪れます。の結果、葉は幼虫により殆どが食い尽くされますが、の後さなぎが庭のあちこちにぶら下がり、月を最盛期に次々羽化して生きます。の時期に又その様子を皆様にこの画面上でお見せしたいと思います。


どの様な職業が石綿曝露を引き起こしたか(10)

2012-04-15 09:31:05 | 社会・経済

自動車、道車両等の製造、備、理、体等の作業

自動車には、ずブレーキに石綿が使用されています。レーキシューやブレーキパッドです。ては、ンネットの裏面や、体の屋根面裏に、熱防音材として大量に使用されていました。代の自動車の中で、番多くの石綿が使用されていたのが、ヨタ社製のパブリカです。の車は、冷水平対向気筒エンジンを搭載し、音と、気管の断熱、ンネットの防音と断熱、房装置の温風取り入れ装置、々、り上げれば切が無いほどの、量の石綿布を使用していました。イハツ、ツダ、菱、ど競争となった、型三輪トラック、中でも 大村 昆をコメディアンとしてに送り出した、イハツミゼットは、れまた前記の様に、綿まみれの物でこの種の車両製造関係者から、くの中皮腫患者が、生しています。道関係車両も同じように使用されてきましたが、気機関車は、房用ボイラーと同じように使用されています。れらの事から、修理、体、に従事された方は、当然大量の石綿粉塵を吸い込んでいます。た、ンジン部品を組み立てる際に使用する、機密性を高めるガスケットと呼ばれる、パッキンもまた、燃性を利用した石綿製品です。レーキシュウの中で、車や、道車両に使用された物は、に耐摩耗性に優れている石綿を混合したもので、道鑑定者は全員が、康管理手帳綿対象者に指定されています。れらの事から、道沿線に居住した人たちも石綿の被害にあっている可能性が存在していますが、は現在の所その被害を認めず、綿被害救済法でのみ済をしています。の為、害者である鉄道会社を相手とする損害賠償う請求が出来ない状況にあります。生労働省の中に、門研究者を配置し、害者救済の手を差し伸べるべきです。

綿被害の実態が今少しずつ判明し始めました。

綿粉塵は、や皮膚から人体に入り、液、ンパ液などにより、の隅々まで運ばれていきます。着駅は、膜や、間膜、心膜脊髄膜などの、器保護の為の膜で、吸に必要な横隔膜も又、着駅の一つです。着駅に到達すると、の場所で色々ないたずらをはじめ、癌物質を生み出したり、ホルモンバランスを崩したりするようです。だ単に、まで考えられてきた以上に、々な病気の元となるいたずらをしている可能性が、えてきました。綿の国内の使用量と、疫学で調査された色々な病気の発生率の中に、らかに石綿使用量と、十年の間隔を持って発生率の上昇が認められるものが存在するようです。

後の、程電機メーカーや、動車メーカーの海外からの部品の輸入されたものの中に、綿が発見されましたが、のことを国は国民に周知する事をしていません。

さんの周りで、が発症した時は、ず石綿を疑ってください。腫瘍、がん、腸癌、臓癌等々、んな癌から、査の結果石綿が発見され始めています。まで検査されなかった為に見過ごされてきたものと思われます。体検査は各都道府県にある、学病院や、災病院で行っていただけます。