電気絶縁性、保温性、耐酸性等の性質を有する石綿紙、石綿フェルト等の石綿製品又は電解隔膜、タイル、プラスター等の充塗等の石綿を含有する製品の製造工程における作業。
電気絶縁性、保温性、耐酸性等の性質を有する石綿紙とは、高圧用電線の被服材として使用されている。高圧電性架設工事期に、被服部分を切断剥離する際、そのい粉塵を作業者が吸引し、曝露する。主に広島では中電工、関西では関西電工等、各電力会社の子会社として存在する会社がこの対象者です。石綿フェルトとは、防水工事等に使用されるアスファルトフェルトを指しています。これらは、外壁のモルタル下地や、屋根瓦の下地として使用されています。保温材としての石綿紙や、石綿布は、耐火性に優れ又保温性にも優れて何時為、防火対策上必要とされる温水用配管や、可燃物が近辺に存在される場所における配管に多く使用されています。嘗て、トユタ自動車のパブリカの排気管には、子の石綿紙や石綿布が大量に使用されていました。このように石綿は私たちの身辺に大量に存在している事を認識していただきたいと思います。