水色の娼婦 The Blue Colour Prostitute

西木正明の『水色の娼婦』を読みました。
この作家は、私の好きな作家の一人ですが、この小説はいまいちでした。

アルゼンチンのブエノスアイレスで育った女性を中心にした話です。
父はアルゼンチンの海軍大臣、母は日本人・・・。
母は遊郭で春を売る女性だった・・・。
主人公の彼女は、タンゴダンサーとなり、娼婦として生きていく・・・。

第二次世界大戦、ヨーロッパでの状況と、彼女のその後が、話が展開する・・・。

読み易いし、悪くはないのですが。
イマイチ話に深さが感じられなかった。

そういうことで、私の読後評価は普通の3☆とします。
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