道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

万葉の森公園2

2023年04月17日 | 万葉の森公園
低気圧が遠くサハリンの東に去り、高気圧が張り出して、冷たく強い風が吹いていた。先週は未だウワミズザクラの花を見ることができなかった「万葉の森公園」に行ってみた。駐車場に車は数台しか駐まっていない。
正門から入ってみる。入場無料なので、何処からでも入ることができる。

お目当てのウワミズザクラに直行。

花の位置は高く、強い風に揺れ動いて写真はうまく撮れないが、青空に真っ白な花穂がよく映えていた。

竹・笹が好きだが、特に「篠」とか「スズタケ」に惹かれる。

マコモの自生が減っているので、このように保護されているのを見ると嬉しい。
当地の佐鳴湖では、葦に圧倒され衰退の一途を辿っている。

「オキナグサ」を翁が愛でている姿は、我ながらいただけない。何故か園内には「オキナグサ」が増えている。風で種が散るのだろうか?
「シラン」を、万葉の頃は「らに」と呼んでいたと知った。ランの代表格だったのだろうか?

「ミズメ」の林に出会った。
脊が高い木だと思ったら、カバノキ科とあって納得。
枕詞の「梓弓」の「梓」とはこの木ことと知った。遠くから見ても若葉の色に惹かれる。

「アヤメ」
万葉時代に「アヤメグサ」と呼ばれていたものは「菖蒲」だったとか・・・
この花は家内が好きな花なので家で栽培しているが殖えない。
櫛形山のアヤメ自生地を見た者としては、繁殖は何ら難しく無さそうだが・・・
老生が常に踏むから殖えないに違いない、と家内の不興を蒙っている。

家内はスイセンとかアヤメとか、毒草を好む傾向があるが、私は毒っ気のある植物は大嫌い。美しければ好いというものではない。
植物に関して当人は私の師匠格だが、この先生が格別好む①フジとか②シダレザクラを、私は若い頃から敬遠して来た。①は蔓が蛇身を連想させ、度を超えた花の数にも魔性を感じる②は植物一般の向日性に反し、枝が地面に向かって垂れ下がるのが不自然、と理由はハッキリしている。これも妻の不興を買う素になっている。





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