道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

葬祭音痴

2024年05月07日 | 随想
 私は若い頃から、社交生活の中で、葬祭儀礼への参列が最も苦手だった。(得手の人は少ないだろうが・・・)御霊前に額づく心や哀悼の念いは人並みにあると思うが、儀礼の作法や所作が日常生活には無いものなので、どうしても馴染めなかった。世慣れた人なら、何の差し障りもなく済ませている葬祭儀礼が何か不自然で、自分らしくない振る舞いが気になっていけない。対する冠婚儀礼となると、これは目出度いことなので、 . . . 本文を読む
コメント (4)