道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

近江の歴史探索行再開

2024年06月03日 | 歴史探索
過般、中学校の同窓会があり、同じ町内で小中学校時代を倶にした級友たちと、数年ぶりに会うことができた。互いの近況を語り合ううち、私の近江歴史探索行に関心を持ってくれる人が居たので、コロナで中断していた探索行を、5年ぶりに再開した。

先ずは同行の友人に滋賀県の遺跡分布の概要を知ってもらおうと、滋賀県立安土考古博物館へ直行した。
好天だったので、駅から安土山の麓の所在地まで、駅から街並みを抜け、ヒバリの声を楽しみながら、水田地帯の幹線道を歩いた。しかし目的建物は見えているものの、水田の区画方向に沿う道路が目的方向に斜行している為、ヨットのタッキングのようにジグザグに進まねばならず、なかなか博物館に近づけない。かつて別のルートを辿ったときに比べ、倍近い距離を歩くことになってしまった。

漸く辿り着いてみたら、残念なことに、県立考古博物館の入り口には、リニューアルのため9月まで閉館とのつれない表示があった。仕方がないので、近くで昼食を済ませ、タクシーで安土駅に戻った。

相談の結果、拠点の米原に戻ることにする。駅東口を出ようとしたら、連絡通路が市役所3階の観光案内所に繋がっていた。

交通量の多い国道8号を渡り、旧中山道が通る旧宿場に入った。〈湯谷神社〉〈太尾山城〉に行こうかと思ったが、友人が旧街道の街並みに関心がありそうだったので、旧中山道を北に向かう。ベンガラ塗りの建物が遺る街並みを少し歩き、旧北陸道との分岐点まで行った。昔の旅籠の風情を遺す建物が集まっていた。

道標は江戸時代(弘化年間)に設置されたものとか。

久しぶりにポストに会った。



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