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ウクライナ、シリア、アジア…行き詰まるオバマ外交

2014-02-22 23:54:34 | 時評
オバマ政権の外交は失敗していると言う見方が支配的である。
4月の訪日も、韓国の意図通りに行動すれば、日本国民からは、何をしに来るんだ。
との苦情がもれ聞こえてくる。


ウクライナ、シリア、アジア…行き詰まるオバマ外交
2014.2.19 21:03 (1/2ページ)[アジア・オセアニア] 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140219/amr14021921050006-n1.htm

 「治安部隊の撤収と最大限の自制を求める。デモには政治改革という正当性がある。野党勢力と直ちに対話をすべきだ」
 ウクライナ情勢の激化を受け、バイデン米副大統領は18日、ヤヌコビッチ大統領に電話をし、事態の沈静化を要請した。
 オバマ政権はこれまで、ヤヌコビッチ政権の欧州接近を意味するEUとの連合協定締結を後押しし、「制裁」をちらつかせながら、政権に政治改革と憲法改正を要求してきた。
 実質的には反体制派支持であり、オバマ政権内では、反体制派による暫定政権樹立の可能性についてすら議論されている。
 ウクライナ情勢を米露の対立という観点からみると、根底にはウクライナを引き込みたい米国と、「かつての旧ソ連の『衛星国』であるウクライナを、つなぎ留めようとするロシア」(米政府高官)という構図が横たわる。
 だが、オバマ政権は劣勢だ。そもそもウクライナはロシア産エネルギーに依存しているうえ、ロシアのプーチン政権はウクライナに150億ドルの支援を打ち出し、EUとの貿易協定を阻んだ経緯がある。
オバマ政権の直接的な対策は限られ、「制裁」を除くと選択肢はほとんどない。下手に反体制派を支援すればロシアのさらなる介入を招きかねず、近年の米露関係の悪化がウクライナ情勢の解決をいっそう困難なものにしており、つけが回っている格好でもある。
 一方、シリアのアサド政権と反体制派による和平協議も行き詰まり、オバマ政権のシリア政策に対し、政権内からですら「失敗」だとの指摘が出されている。
 それは「化学兵器を除去する合意を(昨年9月に米露が)結び、可能な限り(廃棄を)ゆっくり実行することで、昨年よりアサド政権の立場は強化された」(クラッパー米国家情報長官)というものだ。和平協議はもろ刃の剣という側面を内包している。
 アジアに目を転じると、北朝鮮の核問題では膠着(こうちゃく)状態を打開できずにいる。関係悪化が著しい日本と韓国の「仲介」に乗りだしたものの、先行きは見通せない。
 何より、東・南シナ海における中国の覇権拡大の動きを止めるすべがない。中国が秋波を送る「新型大国関係」に、のみ込まれるか否かの瀬戸際でもある。
(ワシントン 青木伸行)


オバマ大統領、4月22日訪日へ 直後に韓国入り窮屈な1泊も「国賓待遇」調整
2014.2.13 10:34 [日米関係]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140213/amr14021310360006-n1.htm

 【ワシントン=青木伸行】米ホワイトハウスは12日、オバマ大統領が4月下旬に日本、韓国、マレーシア、フィリピンの順にアジアを歴訪すると正式に発表した。日本滞在は22、23両日の1泊になる見通し。

 日本側は当初、宮中晩さん会など国賓としての日程を組むうえで、2泊以上の滞在を米側に求めていた。しかし、韓国が日本に対抗し割って入る形で、オバマ大統領の訪韓を強く求め、米側も受け入れたことから、日本滞在は1泊という極めて窮屈な日程になる見通しとなった。

 日本政府は1泊の滞在であっても国賓待遇とすべく、滞在中の日程調整を続けている。

 オバマ大統領は安倍晋三首相との会談で、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)再改定をはじめ、「日米の54年間にわたる同盟の近代化」(カーニー大統領報道官)と、中国や北朝鮮情勢、日韓関係の改善など地域の緊張緩和をめぐり協議する。

 その足で大統領は、韓国で朴槿恵大統領と会談し、「米韓同盟の強化と北朝鮮の非核化」(同)、日韓関係などについて話し合う。また、やはり米国の同盟国であり、南シナ海で中国と激しく対立するフィリピンでは、アキノ大統領との間で、中国に対処するための米軍駐留拡大に関する軍事協定交渉の妥結を目指す。

 歴訪の狙いは、希薄化が指摘されているアジア重視戦略維持の強調であり、中国をにらんだ同盟強化という点にある。



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