社会断想

諸々の社会現象にもの申す
中高年者・定年退職者向け

受命Calling 帚木蓬生を読んで

2006年12月11日 16時53分55秒 | Weblog
「受命」Calling (帚木蓬生)を読んで
最寄りの図書館にリクエストしていた「受命」Calling (帚木蓬生)がやっと回ってきた。借り出す本に必ず図書館係員が挟み込んでくれる返却日のお知らせと同時に、この本には「お待たせしました。この本は沢山の方がお待ちです。読み終わりましたら、早めにお換えし下さい。・・・」と朱色の紙片がもう一枚挟んであった。
成る程,ことほど左様に同書は読まれているのだと納得した。
本書は朝鮮人民共和国(北鮮)の現状と現体制の崩壊を扱ったものである。
帚木蓬生氏の作品は医療・医学にまつわる社会事情をモチーフとし、綿密な構成が一特色となっており、小生の好きな作者の一人である。氏の作品はほとんど読んでいると思う。今世界の、とりわけ日本人の関心を引いているのが北鮮の核兵器問題である。
世界で唯一核爆弾を浴びた日本国・日本人にとってはゆるがせに出来ない問題である。
6ヶ国協議に出る、出ないと相かわらずごねまくっている北鮮であるが、いい加減にしてくれと云いたい。
朝鮮人民共和国の一部の人達を除いた他の大多数の人達のためにも、この小説の最後のくだりが現実になり歴史が変わるのを願うのは小生のみではなかろう。
Calling:神の思し召しに応える

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