うーん。予選で私の前に弾いた方がプロコフィエフを弾いていました。
先生に、予選の講評を報告しつつ地区本選の曲を相談すると
「プロコフィエフの ハープを弾いたら?」。
うーん 弾いたことがある曲ですが、ショパンのエオリアンハープの弾き込みの深度と比べると
自信がない。まだ 楽譜の奥の目に見えない世界にたどり着いてない。
私は ピアノを弾くとき 頭の中に映像が出てくれば 楽譜の奥にある湖のほとりにようやくたどり着いたかなという感じで。
そこから 自分の頭の中でいろんな風景やイメージを感じて弾いています。
お花畑、涙、湖のほとり、草原、しめっぽい空気に包まれた暗い森、ロッキングチェアに揺られてうたた寝をする自分、お腹が空いて悲しい自分、死にたい気分を背負っている自分、走りまわる自分、子供に戻った自分、機械になった自分、たっちゃんの思い出、叶わぬ恋、宝くじにあたったような気分、子犬になった自分、子猫になった自分、海辺、青空、風、枯れそうな木・・・など、たくさんの映像に音楽をつけるように弾いています。
が プロコフィエフは まだ 無理 かなあ。
ベーテン音楽コンクールは、作曲家にとらわれない・時間内であれば自分の得意な曲を弾いて良いという面白みがあります。いろいろな作曲家を時間内で弾いて、自分の技術や音楽性を伝えて 評価してもらうには、とても良いコンクールだと思います。
うーん どうしようかなあ。
プロコフィエフじゃなくて、ドビュッシーで行こうかなあ。とも考える。
以上 ほとんど独り言。
その前に、今週 26日はステージコンサートです。
来年のリサイタルの譜読みと、ミュージカルの作曲、音楽の嵐に揉まれましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます