31日に鹿児島で行われる ピアノ研究会 エフォールのコンサート。
今月9日にリハーサルをした際に、ビデオで自分の演奏を観て 聴きました。非常にがっくりきました。
結果 以下の案件。
・全部同じ弾き方に見える。
・曲ごとの個性がない。
・全部 同じ曲に聴こえる。
・曲の世界にたどり着いてない。
・おじけづいている。
・見ていて曳きこまれない。
・聴いていて惹きこまれない。
・曲が完成していない。迷いがある。
・頭が揺れ過ぎ。
・スタッカートにむら。
・ffのアクションが素人っぽい。
・デクレッシェンドが不十分。
・曲と曲の間の取り方が下手。
・下ばかり見ている。
・演出不足。
・ppの出し方に 囁き感がない。
が判り、修正をしてきました。ほぼ 8割程度は乗り越えました。
25日は最終のレッスンで、さらに細かな課題が出ました。
今度は、楽譜の音符を弾くだけではなく、音の形の 純進行と反進行です。
普通 音が上がる時は だんだん強くする事が多いのですが、シューマンは独特の精神を持っていて、音が下方に進むのに 曲想としてはひろがり感を出す。音が上方に進むのに、消えるように弾く。
など、弾けば弾くほど神経がすり減ります。だからと言って 諦める私ではなく。
また シューマンは 弾きこめば弾きこむほど 儚げ且つ重厚な和声が浮かび上がってきて、その完成度に身ぶるいさえ感じます。
本番を前に そんな事に気づいてしまい、もうこうなったら シューマンに降りて来ていただくしかありません。
そして つくづく こうやってピアノが弾ける今を ほんとうに感謝しています。
音楽の素晴らしさ 苦しさ
「苦しいならしなければいいのに」 とか 「好きなことができていいね」と言われ 何も言い返せない。
私は こういう世界にしか生きられないんだなあ。
ピアノを弾いたり 曲を作ったり 詩を書いたり 映像を創ったり。
土曜日が本番でしょー 日曜日はミュージカルでしょー 月曜日は 遊ぼうっと!