実は、前回のステージコンサートが終わってから10日ほどピアノを弾いていませんでした。草取りや、めまい。背部痛、強い疲労感。食事をしていてもパタンと倒れ込むようにダウンしてしまいます。
今は、2つの病院にかかっていて、お薬も頂いているのですが、種類が多い。どうしても飲まないといけないお薬意外は「自分でコントロールしてください」と言われている痛み止めとか咳止めとかめまいの薬。
なるべく飲まないようにしていますが、人と会う時や外出する時、そう、コンサートの前にはしっかり飲みます。
・・・めまいの薬、時々頭がボーッとする。集中力がなくなるというか、突然眠くなる。
昨日のコンサートは、前日に結構きついめまいがあったので、めまいの薬を飲みました。
やっちまった。起っちまった。
約30日の間の3分の1不調で、それでも日にちはどんどん迫って来るので弾き始めましたが、何か弾けない。弾けないと余計に弾けない、楽しくない。で、1週間前に曲目をがらりと変えました。なので、正味1週間で仕上げるというのは、やはり無理があったのかなあ。
また、途中でハプニングもあり、11時15分を機に入れた琴線のスイッチが、たるんでしまった感。
ああ ショパンのワルツ7番には魔物が棲んでおる。
1,2,3,4,5ページは弾けるのに、最後のページになると ガクッと崩れる。同じパッツセージは何回も弾いて、弾けているのに、なぜに最後の最後でガクっとなるんだろう。
まだ 修業が テクニック以外に、精神 集中力の修業が足りないのだなあ。
地震が起きても、椅子から落ちても、私が突然裏返しになっても そしらぬ指で弾けるようにならないと・・・ぐらいの集中力。
しかし、集中中があからさまに見えると お客様がつかれるだろうし。
しかし、適度な集中力感は 心地よい緊張感となって演奏に命を吹き込むというか そんな大事な役目もあるし。当たり前の話しだなあ。
人には見えないけれど、私は弾きながら物語を読み 映像を見ながら弾いていて、その様子を指を通して伝える ように弾いています。
う~ん ちょっと落ち込んだ。明日 日曜日はピアノ研究会。
今日は 音心塾 「遊びの日」。
ピアノを弾くということは 毎日が孤独と自分との闘い。
*写真は、「プチ ヘイロー」で一人反省会。ああ あと バーがあったらなあ。ジントニックとか飲めるお店。カラオケのない。ほどほど無口なバーテンダー。