てくてく歩く ぷくぷく笑う 

自分の歩幅で、自分の速さで歩いていこう。今日はどんな日、明日はどんな日。毎日てくてく、こつこつと。

火事です。

2008年11月26日 20時54分00秒 | Weblog
ウーウーと、サイレンがだんだん近づいてきたので、外に出てみると、近所が火事でした。

ポン!とかパン!とか、ガラスが割れる音とか、叫び声とか。
恐ろしいです。
風がないのがせめてもの救いですが、火事にあったお宅は大変だろうと思います。

大事なもの、お金も通帳も、パソコンとか、洋服とか、思い出のものとか。
どうか、すんでいる人が無事でありますように。
すごい煙。

私も気をつけよう。

「このピアノを弾いてきました」 その2  大正時代のピアノ

2008年11月26日 12時47分37秒 | 音楽
>鍵盤の沈みが深く、そして戻りが遅い。
>ペダルは重く深く、そして戻りが遅い。
>同音の連打に鍵盤がついてこない。
>和音の中で、一つの音だけ出したいと思い、いつものように弾いても音が浮かび上がってこない。

本当に、私に弾けるのだろうかと不安になった。

そこで、今度はレパートリーを抱えてリハのつもりで再度弾きに。

少し掴めた事があった。
指は、一本一本よく上げて少しでも沈んだ状態の鍵盤を重ねないこと。
ペダルは、カコンと音がするくらいまで上げること。
一つ一つの音に全神経を注いで、とにかく細心のタッチで弾くこと。

・・・・何だか、ピアノを習い始めて自分の音を創ろうとしていた時を思い出した。

そんな事を考えながら、次にピアノの上部の蓋を開けて、立ったまま弾き、ピアノの内部に頭を突っ込むようにして音を聴いた。

ドビュッシーのピアノ曲で、6小節ペダルを踏みっぱなしの曲があり、それを弾いてみたら、隣の弦が共鳴してそれがどんどんひろがって音が濁ることがわかった。

ジャズを弾くにもクラシックを弾くにも、三つ指ついて「無作法いたしませんからどうか弾かせてください」という心構えでいかないと弾けない。

このピアノ、TOKIOGAKKIKENKIUJYO
      FUKUSIMA PIANO
      TOKIO JAPAN とあった。
 まだこのピアノの故郷にはたどり着いていない。