前に取り上げた「大正時代のピアノ」。
大正生まれだとすると、何歳?と調べてみると、大正1年生まれだと1912年だそうで、96歳?
もう百歳近いピアノだ。
弦は全て張り替えてあるとのこと。
この前、ちょっと鍵盤を叩いてみたけれど、なかなか音が出にくく感じた。
今日は、本格的に音を出しに立ち寄った。
まず。
ペダルが二本しかない。
鍵盤の沈みが深く、そして戻りが遅い。
ペダルは、まるでオルガンのペダルを踏むように重く深く、そしてこれも戻りが遅い。
いつもの調子でペダルを踏むと音が濁ってしまう。
同音の連打に鍵盤がついてこない。
和音の中で、一つの音だけ出したいと思い、いつものように弾いても、音が浮かび上がってこない。
調律はしたらしいが、すでに音が狂っていて、よく西部劇で出てくるバーにあるピアノのような、妙に色気のある音がしている。
どういう曲を弾けばいいのだろう。
というより、あのピアノの音の美しさ、魅力を引き出すには、どうしたらいいだろう。どう口説いたらいいだろう。
古いピアノは、「お前に弾けるか」と言っているようでもあり、「私に歌わせて」と言っているようでもあった。
うーん
*写真は、何と譜面台の後ろはすぐにピアノの内部。
大正生まれだとすると、何歳?と調べてみると、大正1年生まれだと1912年だそうで、96歳?
もう百歳近いピアノだ。
弦は全て張り替えてあるとのこと。
この前、ちょっと鍵盤を叩いてみたけれど、なかなか音が出にくく感じた。
今日は、本格的に音を出しに立ち寄った。
まず。
ペダルが二本しかない。
鍵盤の沈みが深く、そして戻りが遅い。
ペダルは、まるでオルガンのペダルを踏むように重く深く、そしてこれも戻りが遅い。
いつもの調子でペダルを踏むと音が濁ってしまう。
同音の連打に鍵盤がついてこない。
和音の中で、一つの音だけ出したいと思い、いつものように弾いても、音が浮かび上がってこない。
調律はしたらしいが、すでに音が狂っていて、よく西部劇で出てくるバーにあるピアノのような、妙に色気のある音がしている。
どういう曲を弾けばいいのだろう。
というより、あのピアノの音の美しさ、魅力を引き出すには、どうしたらいいだろう。どう口説いたらいいだろう。
古いピアノは、「お前に弾けるか」と言っているようでもあり、「私に歌わせて」と言っているようでもあった。
うーん
*写真は、何と譜面台の後ろはすぐにピアノの内部。