よむよま

よむ・よまない、それから。

千日参籠

2011-11-07 20:38:32 | 見る
「塚原卜伝」第6話、ボクデンくんは廻国修業に出て10年たったというんですが、
ほとんどずっと京にいたよね。
そして、京の町で、血にまみれ、斬った者たちの怨念にとらわれ、憂鬱の淵に。
「京を出て鹿島へ帰ろう。東へ」と心を決めます。

またもこの展開は、堺さん、京の町が鬼門なんじゃないの?
ま、それはともかく。

居候していた家の娘とも、別れのときが。
切ないのう。
女と別れる、切ない堺さんは素敵ですわー。

神の太刀であるはずの自分の剣法が、神から遠く離れてしまったと感じたボクデンくん、
鹿島へ帰り着くと「千日の参籠をしたい」と願い出ます。
千日のお籠り!?三年ですよ。
やっと帰って来たと思ったのに、周囲は呆然。

でも、3年の間、白い衣装は汚れなく、髭も生やさないの。(たぶん堺さんに似合わないから?)
参籠が明ける前夜、神の啓示を感得して、妄念から覚めるボクデンくん。
神が降りてきて剣を取って対峙する、その神は自分の姿。
つまり、堺さんがふたりになって剣をまじえてるの、なかなか舞踊的。

この番組は大河ドラマみたいに、終わりに歴史紀行がついてる。
鹿島の太刀の創祖は、鹿島の高天ヶ原(たかまがはら)に降り立った神様なんだって。
鹿島にも高天ヶ原があるの?
そして鹿島の神様は東北のあちこちに祀られてるって。
鹿島神宮は東北侵攻の力だとか。それの名残なんだろうか。
だとすると、あんまりありがたくないか。

今日の歩数計:6,008歩
コメント
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