着物と洋服

朝ドラ「カーネーション」コシノ３姉妹のお母さんのお話。
テンポがよくておもしろいので、楽しみに見てるんですけど。
この主人公は呉服屋の娘で、洋服に魅せられて、洋裁の道に進んでいくんです。
だからね、もうこれからは洋服の時代だ！とか、もう呉服屋はおしまいだ！とか、
（事実、おしまいになっていくんだけど）
そういうセリフが出てくるわけ。
それがちとやるせないのだ、いまとなっては。
これでよかったんですかね、文化として。

主人公が初めて洋服を着て街を歩いた日、
帰ってきて「いつもの着物」に着替えた彼女は、
「ふぅ～っ、やっぱり着物はほっとするわ～。洋服はじろじろ見られるし、しんどい」
と、大の字に寝て手足を伸ばした。

これはこのまんま、いま着物を着て歩いてるときの状態だもんね。
楽しみながらも、ところどころひっかかって見てます。

今日の歩数計：１０，７２９歩