よむよま

よむ・よまない、それから。

Once in a Blue Moon

2011-11-04 21:47:21 | 見る
映画「ステキな金縛り」見てきました!
楽しかったァ!
昔むかしのハリウッド映画の趣です。
最初のキャストの名前をアニメーションで出すところから、そういう雰囲気で、本編もそう。
もちろん、戦国時代の落ち武者の幽霊を裁判の証人に連れて来るという話ですから、
はじめから現実的な部分は求めない設定です、全編。
だから、昔のハリウッド映画なのね。

弁護士・深津絵里、落ち武者・西田敏行、それに検事・中井貴一が主な役どころだけど、
なにしろほんのチョイ役でいろんな人が出てて、ええーっ!?って感じ。
相島さんが顔も映らない役というのは、このあいだのテレビ番組で見て知ってたけど、
阿南さんがほんとに一瞬しか顔が映らない、でも、佐藤浩市の下っ端俳優と一緒の仕事場にいる。
前作の「マジックアワー」のときの役ね、二人は。
浩市さんはさすがにちょいと見せ場(?)がありました。ふふふ。

浅野和之、戸田恵子、生瀬勝久なんてぜいたくな使い方だし、
市村正親の使い方なんて、もォ、「十三人の刺客」を見て感動した向きには、口あんぐりですよ。
小日向さんは「冷たいほうの小日向さん」で、すこーし怖いです。

山本耕史!
これがまた!
どこの国の人なの?という扮装に、おおげさな西洋人ふうの身振り。彼でなくてはできない。
ただ、竹内結子が二役で演じる姉妹がこのオトコに惚れる理由がわからんわ。
慎吾くん、これ見たでしょうね、草なぎくんも出てるし。
さぞかし笑っただろうなぁ。
草なぎくんはとても「らしい」役で、最後のシーンを温かくしてる。
本編が終わってキャストロールが流れ始めても、観客が席を立たない。
そこに出る写真が「話の続き」になってるので。

難しいこと考えずに、全編楽しい。
が、その中で、この落ち武者が背負わされた歴史上の冤罪の問題が出てくるの。
彼は罪なくして処刑された武将ということで、それを証言する浅野忠信の歴史研究家が、
「歴史には誤りもある。それは書き直されねばならない」と言うの。
そうよね!

「Once in a Blue Moon」
深津絵里と西田敏行がデュエットする主題歌です。
とってもステキな曲!
ステキなコーラス隊(中井貴一・阿部寛・小林隆・KAN)も付いてます。
それぞれ、検事・弁護士・裁判長・容疑者の「法廷ボーイズ」。
中井貴一が「紅白も狙えるよ!」と言ってたけど、ぜひ!
映画館を出るとき、口ずさみながら出てきちゃった。
もう一回ぐらい見たいなァ。

今日の歩数計:7,139歩
コメント
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