よむよま

よむ・よまない、それから。

耕史くん、痩せた?

2011-11-06 18:07:54 | 見る
三谷ドラマ(と言っていいのか)「ステキな隠し撮り」
映画の宣伝を兼ねてる(と言っていいのか)ドタバタコメディ。
映画の出演者たちをまるごと使って、全然別のドラマを作った。
といっても、舞台がホテルのスィートルームで、客に振り回されるコンシェルジュの話なので、
「有頂天ホテル」みたいよね。

最初、頼み事をしに来た中井貴一に対してキレちゃった、新米コンシェルジュ深津絵里が、
最後の客、阿部寛のモノスゴイ頼み事に対しては、にっこり笑って引き受けるという、
彼女の成長物語になっているところが映画と同じ。

西田敏行、竹内結子、草なぎ剛、戸田恵子、浅野忠信と、それぞれいろんな客でおかしいんだけど、
私が一番ウケたのは、浅野和之編。

浅野さんは家庭がありながらひそかに付き合っていた相手と、むかし一度、ここに泊まった、
その相手はもうこの世を去り、思い出にその人の格好をしてほしいと頼む。
この前段をしんみり見せて(私などは見入ってしまって)、
さて、ふかっちゃんが用意された衣装に着替えて出てきたら、
工事現場のおっさん!?
角刈りのカツラかぶって、首に手拭い、地下足袋。
エエーッ!?と思っていると、浅野さん、
さっき思い出のストールだと言っていた女物のストールを自分が羽織り、
うれしそうにいそいそと寄り添ってくる。
ガーン!たちまち女役になってる!
相手って男だったのか!(イヤ、まさかもうひとひねり、男装の女かもしれん?)
どんでん返しで、おもしろかったですわー。

でも、一番過酷(!)な演技は山本耕史。
モデルを脱がせるんじゃなくて、興奮して自分が脱いじゃうカメラマン。
モデルが脱ごうとすると、興醒めしてしまう男。
カメラをかまえたまま、「グルーヴだね!来たね!来た!」とかなんとかわめき続けながら、
どんどん脱いでいって、最後はすっぽんぽん。
そこは後ろからしか映さないけどね。
長い細い脚、ちっちゃいお尻。それは知ってたけど、
上半身が以前ほどムキムキじゃなかった。耕史くん、痩せた?

三谷さん自身も客のひとりとして出演。
公開日を迎えて不安にかられる映画監督という役で、ふかっちゃん相手にノリノリで演技してた。
もう「役者気どりで出過ぎじゃない?」と言う奥さんもいないしね。

今日の歩数計:4,909歩
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする