大河ドラマ「真田丸」第18回 上洛
今回は、ついに、ようやく上洛した昌幸パパの背中に泣いた。
大名にするからと言っていると信繁からの手紙が来たの。
(この手紙だけが無事に着いたということは、三成が出させたのね)
上杉の直江兼続もわざわざ上田にやって来て説得するし。(こちらは本音は上杉の立場のため)
昌幸は、いままで必死で領土を守ってきたのに、結局、秀吉の下につくのかと、
おばばさまに相談というか、グチった。
するとおばばさまは「行って頭を下げよ」と言った。
真田は強い者に従って生き延びてきたのだ、頭を下げ牙を隠し爪を隠し、いざとなったら寝首を掻け、と。
おばばさま、カッコいい!
昌幸・信幸は貢物をたくさん持って上洛しました。
ところが大坂城から遠い古寺に泊められ、貢物の検分に来た三成(と片桐且元)は失礼千万。
箱が地味だからNGだと言い、昌幸ご自慢の毛皮は、三成が汚らしげに摘み上げると「なんか臭い」と言うわ、
鼻を近づけた片桐は「んぎゃっ」とのけぞるわ。
山本耕史、イヤミな演技をさせたら天下一。
しかし、それでも昌幸は腰低く逆らわなかった。
かえって信幸が憤慨し、信繁は板挟みでハラハラ。
宿舎の文句を「治部さまに掛け合ってきます」とあたふたする堺さんが既視感。
山南さんのときと同じだ。
謁見当日、平伏する昌幸たちの前に現れたのは、秀吉本人ではなく、代理の秀次だった。
屈辱。
この仕打ちを「ないがしろではないか!」と怒ったのはパパよりも信幸。
そして、父上を兄上を思って信繁は、
「このままでは父は上田に戻って戦支度をし、家康に付いて、敵対しますぞ」と秀吉を脅した!
大胆、命がけではないか、信繁すごいじゃないの。
と、思ったが、秀吉のほうが一枚上手であったよ。
再度の謁見の日、秀吉はもらった毛皮を着てきたのだ。
その姿で、平伏する昌幸のところまで降りてきて両手で昌幸の手を握り締め、これからはよろしく頼むと。
(コヒさんの笑顔が怖い)
そういう人たらし演技のあと、今後、戦が起きた場合、真田は徳川の「与力」となるようにと命じた。
与力大名というんだって。
でも、家来ってことでしょ。
いままで全力で戦ってきた徳川の臣下になる?
「上田に帰る途中で徳川に挨拶して行け。明日、出立せよ」
すぐ頭を下げに行け、と追い打ちをかける秀吉。
屈辱。コヒさん怖い。
この後の宿舎の庭のシーンが泣けてしまいました。
知力の限りを尽くして戦い抜いてきてたどり着いたのが、
「秀吉の家来になった徳川の、そのまた家来・・・」
二人の息子に、自分はどこでまちがえたのか?と尋ねてしまう昌幸。
小さくしぼんで見える背中が悲しい。
この後に、信繁から記憶喪失の姉・松を引き合わされて、ちょっと救いがあるんだけどね。
みんなで思い出を言って松に記憶を戻させようとする場面がろくでもないエピソードばかりで、
あげく「かかとがカサカサ」というつまんないきっかけから突然記憶が戻るあたり、三谷好みでオカシイ。
さんざん手こずらされた真田が自分の臣下となって、頭を下げに来た、徳川家康の歓喜。
勝ち誇って余裕の内野さんの演技が、舞台みたいでした。
今回ジェットコースターみたいでしたね。上がったり下がったり。
太政大臣に任ぜられ、寧にキャンキャン喜びをぶつける無防備な秀吉の姿から、
次の場面では一転して、
茶々の前ではクールな表情、自分はただただ信長さまのご遺志を継ぐために権威が必要なだけだ、
なぁーんて言って歓心を買おうとする秀吉もおもしろかった。
清浄歓喜団が出てきたの!清盛のときも出てきた古いお菓子。
亀屋清永の清浄歓喜団と、もう一つは亀屋陸奥の松風だと、ツィッターで教わった。
これです。
今回は、ついに、ようやく上洛した昌幸パパの背中に泣いた。
大名にするからと言っていると信繁からの手紙が来たの。
(この手紙だけが無事に着いたということは、三成が出させたのね)
上杉の直江兼続もわざわざ上田にやって来て説得するし。(こちらは本音は上杉の立場のため)
昌幸は、いままで必死で領土を守ってきたのに、結局、秀吉の下につくのかと、
おばばさまに相談というか、グチった。
するとおばばさまは「行って頭を下げよ」と言った。
真田は強い者に従って生き延びてきたのだ、頭を下げ牙を隠し爪を隠し、いざとなったら寝首を掻け、と。
おばばさま、カッコいい!
昌幸・信幸は貢物をたくさん持って上洛しました。
ところが大坂城から遠い古寺に泊められ、貢物の検分に来た三成(と片桐且元)は失礼千万。
箱が地味だからNGだと言い、昌幸ご自慢の毛皮は、三成が汚らしげに摘み上げると「なんか臭い」と言うわ、
鼻を近づけた片桐は「んぎゃっ」とのけぞるわ。
山本耕史、イヤミな演技をさせたら天下一。
しかし、それでも昌幸は腰低く逆らわなかった。
かえって信幸が憤慨し、信繁は板挟みでハラハラ。
宿舎の文句を「治部さまに掛け合ってきます」とあたふたする堺さんが既視感。
山南さんのときと同じだ。
謁見当日、平伏する昌幸たちの前に現れたのは、秀吉本人ではなく、代理の秀次だった。
屈辱。
この仕打ちを「ないがしろではないか!」と怒ったのはパパよりも信幸。
そして、父上を兄上を思って信繁は、
「このままでは父は上田に戻って戦支度をし、家康に付いて、敵対しますぞ」と秀吉を脅した!
大胆、命がけではないか、信繁すごいじゃないの。
と、思ったが、秀吉のほうが一枚上手であったよ。
再度の謁見の日、秀吉はもらった毛皮を着てきたのだ。
その姿で、平伏する昌幸のところまで降りてきて両手で昌幸の手を握り締め、これからはよろしく頼むと。
(コヒさんの笑顔が怖い)
そういう人たらし演技のあと、今後、戦が起きた場合、真田は徳川の「与力」となるようにと命じた。
与力大名というんだって。
でも、家来ってことでしょ。
いままで全力で戦ってきた徳川の臣下になる?
「上田に帰る途中で徳川に挨拶して行け。明日、出立せよ」
すぐ頭を下げに行け、と追い打ちをかける秀吉。
屈辱。コヒさん怖い。
この後の宿舎の庭のシーンが泣けてしまいました。
知力の限りを尽くして戦い抜いてきてたどり着いたのが、
「秀吉の家来になった徳川の、そのまた家来・・・」
二人の息子に、自分はどこでまちがえたのか?と尋ねてしまう昌幸。
小さくしぼんで見える背中が悲しい。
この後に、信繁から記憶喪失の姉・松を引き合わされて、ちょっと救いがあるんだけどね。
みんなで思い出を言って松に記憶を戻させようとする場面がろくでもないエピソードばかりで、
あげく「かかとがカサカサ」というつまんないきっかけから突然記憶が戻るあたり、三谷好みでオカシイ。
さんざん手こずらされた真田が自分の臣下となって、頭を下げに来た、徳川家康の歓喜。
勝ち誇って余裕の内野さんの演技が、舞台みたいでした。
今回ジェットコースターみたいでしたね。上がったり下がったり。
太政大臣に任ぜられ、寧にキャンキャン喜びをぶつける無防備な秀吉の姿から、
次の場面では一転して、
茶々の前ではクールな表情、自分はただただ信長さまのご遺志を継ぐために権威が必要なだけだ、
なぁーんて言って歓心を買おうとする秀吉もおもしろかった。
清浄歓喜団が出てきたの!清盛のときも出てきた古いお菓子。
亀屋清永の清浄歓喜団と、もう一つは亀屋陸奥の松風だと、ツィッターで教わった。
これです。