よむよま

よむ・よまない、それから。

野村萬斎「スキャナー」

2016-05-17 21:44:49 | 見る
映画「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」見てきた。
野村萬斎主演、ものに残された思念を読み取る能力がある男。
元はお笑い芸人だが、その能力のために人間嫌いの引きこもり、
連続殺人事件の謎解きに巻き込まれることになって、外に出て来る。

萬斎さんは「初めての平成の人なので、自然体の演技をするという挑戦をしている」と言ってるけど、
全然、自然体じゃないです。(;^ω^)
残された思念を読み取るシーンがあるために、むしろ舞台みたいになってるわ。

脚本が古沢良太なので、もうちょっと笑えてもいいかなと思う。
「リーガルハイ」や「デート」や「鈴木先生」の脚本家だから。

思念とは何か?という説明が、すべてのものは粒子である、と。
人の思いも粒子となって大気中に残り続けている、それを感じ取ることができる、ということで、
古沢さんは「デート」の中で、この「粒子説」を言ってたなぁと思い出しました。

細かい部分はおもしろかったけど、全体の印象が2時間ドラマみたいかなぁ。
ただ、萬斎さんの役が、そもそも自分自身に関して記憶の謎を抱えた設定なので、
これ、テレビで単発のシリーズでやったらいいんじゃないの?
「スペシャリスト」のように。

安田章大くんて、関ジャニの人でしょう?
重要な役で出てます。
コメント
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