よむよま

よむ・よまない、それから。

大河ドラマ「真田丸」第20回

2016-05-23 21:24:10 | 見る
大河ドラマ「真田丸」第20回 前兆

茶々が懐妊し、狂喜乱舞の秀吉だが、同時に「狂」のほうへ傾斜していくのか。
腹の子は秀吉の子ではないという落書が聚楽第の塀に書かれた。
怒り狂った秀吉は、門番全員を磔にした上、誰も殺せ!彼も殺せ!と正気の沙汰でない命令を下す。

この事件の犯人探しを命じられるのが信繁と上司(近藤芳正)で、
塀の落書きの現場検証から容疑者の目星をつける信繁、なんだか論理的(なので、山南さんに見えちゃう私)
その男が逃げ込んだ先が本願寺!(本願寺はまずいわと思ってしまう私)
最終的に、本願寺で死んだその男の首を、これこそ犯人ですと偽って殿下に差し出そうと提案する信繁、
「露見したらどうする?」と言う三成に、そのときはあなたがなんとかしてよと思う私。
画面の中の信繁は「露見しなければよいのです」と言ってました。

この落書をともかく消そうとするのを見て、ああ、そうか!と思いましたね、私。
塀に書いたものだから引っこ抜けないわけよね。ね、副長。

首一つで満足しない秀吉に、ついに正面から諫言する三成、(力いっぱい真剣な耕史くんカッコいい)
「狂っているのは殿下のほうです!」
いよいよ怒った秀吉が切腹だ!と言うところへ割って入ったのは寧。
噂がそんなに気になるなら茶々本人に聞いてみなさいと言われて「そんなこと怖ろしい」と言っちゃう秀吉、哀れ。
やって来た茶々(たぶん寧に言われてきたのね)
「このおなかの子の父は、源次郎です」
飛び上がる信繁!(いま心臓がひっくりかえったでしょ)
うそピョーン!て調子で、「そんなわけないでしょう、殿下です!」とにっこり笑ってひらりと去っていく茶々。
小悪魔全開。
彼女のあとを追いかけていく秀吉、哀れ。

やがて生まれた赤ん坊を抱いてとろけそうな秀吉まで、小日向さん、うまいなぁ。
寧と三成はまだここでは気を合わせているのね。
この回はいろいろ興味深い書き方がされてた。
寧に「殿下は変わってしまったわけではない、むかしから怖い人だった、信長公よりも」と言わせたり、
三成の熱血漢の面を見せたり。
信繁は頭はまわるが、力もなく影響力もない、死体の首を切るのも躊躇する普通の青年。
あ、そうそう、秀吉が「風呂にひゃあろうか(入ろうか)」と言ったら三成が
「風呂にひゃあるがよろしうござる」なんて言っちゃうシーンあった。
耕史くん初のお笑い担当!もうこの後はないかな。

前半は上田の真田家へ本多忠勝の娘が嫁入りしてくるシーン。
病弱な妻・おこうは離縁と決まっていたんだけど・・・
嫁入りの夜、信幸が侍女を呼んだら現れたのはおこう!
何してるの!?離縁となってみんなで泣いて別れたのに?
侍女としてお仕えすることになったんだって。
信幸、困惑!
おこうのほうは、すっかり明るくなってハキハキしてるよ。(@@)
コメント
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