硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

過ちは過ち。

2022-03-04 21:38:50 | 日記
今日の朝刊記事のなかに、元首相がテレビ番組で「核シェアリング」という考えを口にされたとあった。
「打撃力を持つべきだ」とも発言されたそうである。

保有することでリスクは高まる。福島第一原発事故さえもコントロールできていないのに、どういう了見だろうか。

さらに言えば、国民の多くが苦しんでいる時に、体調不良を理由に、政治を投げ出してしまう人である。
そういう人は、「本土決戦、一億総玉砕」と国民に訴えながら、自分の身は守る人なのではないかと思う。

核保有することは、「撃つ覚悟がある」と、内外に示すことである。
撃っても、撃たなくても、撃たれてしまえば、たくさんの人が死ぬのである。

その現実を理解しているなら、「核シェアリング」という言葉は軽々しく口に出せないのではないかと思う。