硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

 落語みたいなクリスマスのお話しを一石

2015-12-24 22:09:57 | 日記
「しかし、神様の力ってすごいんやなぁ」
「そらそうや、神様の言うこと聞かな、罰が当たるんや」
「そやな。僕らもええ事せなあかん。死んだら天国行きたいしなぁ」
「あほ言うとったらあかんわ。そんなこと言うとったら、道踏み外すで」
「ええっ、なんでやねん」
「なんでやねんて、なんでやねん。天国って言うのはな、毎日人に優しくしてたら自然と行けるもんや。天国行きたいからええ事せなあかんと言うてる内は、行けへんもんや」
「そんなもんか」
「そんなもんさ。ほれ、この子の寝顔を見てみい。美しいやろ。それは純真無垢やでや。そやから、神様が天から命を授けてくれたんや」
「なるほどなぁ。けど俺もこれくらいの時は純真無垢な赤ん坊やったから、やっぱり天国行けるわ」
「なんでそうなるん」
「なんでって、俺もこの子と変わらへんからや」
「なるほどなぁ。たしかにそうかもしれんなぁ。なんや有り難い話になったな」
「そやろ。どうや」
「どうやって・・・。お前が神さんかい! 」

てな具合の会話があったかどうかは定かではないですが、クリスマスはこの物語によってできたんですね。そして、キリストさんの生誕がクリスマスとして世界中に広まった理由は、キリストさんが大きくなられてから多くの民の前で起こした奇跡と救いと施しによるものでもあるんですが、そのお話までしてしまいますと、まだ幾日かかかってしまいますんで、割愛させていただくとしまして、まぁ、クリスマスに旨いものを食べたり、恋人と逢引きしたり、高価な貴金属やおもちゃをねだったりできるのも、すべて神さんが天地を創造してくれたおかげであることは間違いないようでなんで、とりあえず、「神さんありがとう」みんなで言うときましょう。そしたら、いつぞやと同じように天からたくさんの天使がやってきて、こう言うんやと思います。

「こんな時だけかいな」

お後がよろしいようで。