硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

白熱する議会。

2015-02-19 23:17:18 | 日記
昼食時、休憩室には僕一人だったので、遠慮なくテレビのチャンネルを変えてみたものの、情報番組やドラマの再放送はどうもつまらなかったので、たまには衆議院予算委員会中継でも見てみるかとチャンネルを合わせると民主党の岸本周平衆議院議員が述べているところだった。それでもさして気にも留めずご飯を食べながら聴いていると、難しい話をわかりやすく、且つ、論理的に話を問題点へと持ってゆくその手法に次第に引き込まれてゆき、食事の手を止めじっくりと画面に見入った。首相をはじめとする与党の大臣の方々が守備に回り始めると、岸本さんの話がさらに熱を帯び、議会の流れをリードして行くように見えた。論じられている話は難しいけれども、僕が感じたのは、岸本さんはこれ以上社会的格差を広げない為に論じ、首相をはじめとする与党の大臣の皆さんは前向きな言葉だけを使って、多少の犠牲を払っても今の流れをさらに推し進めてゆくために論じたのではないかと思った。

そして、今まで予算委員会中継でここまで引き込まれる事がなかったので、このように弁じられる岸本さんという議員さんはどんな人なのか興味がわいたので、ググってみるとその経歴に納得した。

白熱した議論がいつの日か止揚にたどり着く日がくるといいなと思う。