『温泉シャーク』
万巻市長(藤村拓矢)が主導する複合型巨大観光施設の建設が進む暑海市。多くの観光客が訪れる温泉地で、突如温泉客がこつ然と姿を消す事件が連続して発生する。
被害者はいずれも海でサメに襲われた遺体として発見された。捜査に乗り出した警察署長(金子清文)と海洋生物学博士(中西裕胡)は、暑海市内各地の温泉管を太古の昔からよみがえったどう猛なサメが行き来し、人々を襲っているという信じがたい事実を突き止める。
日本発のサメ映画として製作された特撮パニックアクション。コントユニット「そんたくズ」の井上森人が監督、脚本を担当。
かのエド・ウッドの映画はB級C級を遥かに超えてZ級映画と称されたらしいが、この映画もそれに近いものがある。「くだらないけど面白い」というのが、この手の映画に対する最大の誉め言葉で、久しぶりにそんなことが言えるかもしれないと期待を込めて見始めたのだが、残念ながらそうはいかなかった。
『ジョーズ』(75)や『アクアマン』(18)のあからさまなパロディと突飛なアイデアは買うが、出てくる俳優?たちの演技が稚拙で、特にせりふ回しがひどくて何を言っているのかよく分からないところがあるのが致命傷だった。
熱海の海岸『金色夜叉』 熱海城『キングコング対ゴジラ』
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