田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

【インタビュー】『走れない人の走り方』山本奈衣瑠

2024-04-18 11:08:46 | インタビュー

 映画監督の小島桐子はロードムービーを撮りたいと思っているが、限られた予算や決まらないキャストなど、数々のトラブルに見舞われる。理想と現実がずれていく中で、彼女はある選択をする。台湾出身で日本に留学し、東京藝術大学大学院映像研究科で学んだ蘇鈺淳(スー・ユチュン)監督が、卒業制作として手掛けた長編デビュー作『走れない人の走り方』が4月26日から公開される。本作で主人公の映画監督を演じた山本奈衣瑠に話を聞いた。

「自由に映像を撮れることを楽しんでいる作品だと思います」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1430395


『走れない人の走り方』(2024.3.12.オンライン試写)

 監督は、もともと台湾で映像を学んでいたが、東京藝術大学大学院映像研究科で教授を務める諏訪敦彦監督の『2 デュオ』を見たことをきっかけに藝大に留学。

 入試のために制作した短編『豚とふたりのコインランドリー』は、PFFアワード2021で審査員特別賞を受賞した。本作は藝大の卒業制作として手がけた初長編作品で、第19回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に出品されるなど好評を博した。

 「この世には誰にも盗めない二つのことがある。それは見終わった映画と食べ終えた料理」というセリフが印象に残った。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ゴジラ×コング 新たなる帝... | トップ | 知恵泉「早川雪洲」(NHK) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

インタビュー」カテゴリの最新記事