年末年始、まともに見た映画はこれだけだった。
ウーピー・ゴールドバーグ扮する“偽シスター”が、音楽を使って、オリジナルでは教会を、そしてこの『2』では学校を救う様子がコメディータッチで描かれる。
ウーピー絶好調といった感じの映画だが彼女は続編に出る気はなかったという。では何故出演したのかといえば…。↓
また、レナード・マルティンの『Movie Guide』によれば、この2作は大昔のビング・クロスビー主演の『我が道を往く』(44)と続編の『聖メリーの鐘』(45)の影響を強く受けているという。なるほど、そういうことだったのか。
ところで、こうした映画を見るとゴスペルがブラック・ミュージックのルーツであることがよく分かる。それが根っこにない日本人が、いくら上手にまねしてみても、妙な感じがするのは当たり前なのだと思う。
ブレーク・エドワーズと組んだ『地上最大の脱出作戦』(66)や『荒野の隠し井戸』(67)以来、久々にジェームズ・コバーンのコミカルな味を引き出していたのも面白かった。
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