『新・ガンヒルの決斗』(71)
この映画の原題は「Shoot out」=(決着をつける)撃ち合い。ガンヒルという町がでてくるだけで、ジョン・スタージェス監督の『ガンヒルの決斗』(59)とは何の関係もない。
銀行強盗の刑期を終えて出所したクレイ(グレゴリー・ペック)は、自分を裏切ったサム(ジェームズ・グレゴリー)への復讐を企てる。そんな中、昔なじみの女の娘を引き取る羽目になり、クレイは仕方なく彼女を連れてサムのいるガンヒルの町へ旅立つが…。
製作ハル・B・ウォリス、監督ヘンリー・ハサウェイは、ジョン・ウェイン主演の『勇気ある追跡』(69)と同様。この映画ではペックで同じような線を狙ったのだろうか。とは言え、何だかしまらない西部劇に終わっているのは否めない。
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