『ノウイング』(09)(2009.7.22.東宝東和試写室)
50年前のタイムカプセルに収められていた一枚の紙が、未来の大惨事を予言していることに気付いた主人公(ニコラス・ケイジ)が、その回避に奔走する姿を、VFXを駆使した衝撃的映像の数々で描き出す。監督は『アイ,ロボット』(04)のアレックス・プロヤス。
聖書の影響(ノアの箱舟、アダムとイブ)が強く感じられる人類滅亡劇。日本の『世界大戦争』(61)や『妖星ゴラス』(62)、スピルバーグの『未知との遭遇』(77)などの影響も大きいとみた。
予知能力など、ドラマシリーズ「トワイライトゾーン」的な話が展開する前半は、ミステリアスでなかなか面白いが、宇宙人が出てくる後半は種明かしも含めて失速。飛行機墜落、地下鉄追突などのパニックシーンではVFXが効果を上げている。
『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』ニコラス・ケイジ
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