田中雄二の「映画の王様」

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『エイリアン:ロムルス』

2024-08-31 12:15:45 | 新作映画を見てみた

『エイリアン:ロムルス』(2024.8.8.オズワルドシアター.ディズニーからの招待)

 人生の行き場を失った6人の若者たち(ケイリー・スピーニー、デビッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセド、スパイク・ファーン、エイリーン・ウー)は、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」を発見し、希望を求めて探索を開始する。

 しかしそこで彼らを待ち受けていたのは、人間に寄生して異常な速さで進化する恐怖の生命体エイリアンだった。その血液は全ての物質を溶かすほど強力な酸性であるため、攻撃することはできない。逃げ場のない宇宙空間で、次々と襲いかかるエイリアンによって6人は極限状態に追い詰められていく。

 リドリー・スコット監督による『エイリアン』(79)の“その後”を描いたSFサバイバルスリラー。今回はスコットが製作し、フェデ・アルバレスが監督した。

 基本的には宇宙ステーションを舞台にした密室劇で、若者たちとエイリアンとの鬼ごっこのような攻防が繰り広げられる。

 スピーニーが演じたヒロインのレインがオリジナルでシガーニー・ウィーバーが演じたリプリーを踏襲したようなタフな女性だったり、『エイリアン2』(86)に見られたアンドロイドとの情愛も描かれるなど、オリジナルを意識したシーンが多数あるのでファンはニヤニヤするところがあるが、初めて『エイリアン』という題材と接した者にとっては十分に衝撃的だと思う。

 宇宙ステーション内の6人組対エイリアンという構図は『ライフ』(17)とも似ている。否、もともと『ライフ』が『エイリアン』をまねたのだから、この映画はめぐりめぐって原点回帰ということになるのか。

 ところで、アンドロイドのアッシュ役のイアン・ホルムが出てきて驚いたが、これは『スター・ウォーズ』シリーズのピーター・カッシングやキャリー・フィッシャー同様、CG処理によるものだろうか。


『エイリアン3』(92)

『エイリアン:ロムルス』


「エイリアン」シリーズ
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/094e8141e7a181c77369d12504768baf

『ライフ』(17)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0efea2ae0908bc11e32e47b7a65d423e

 

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水元公園入口

2024-08-31 00:39:36 | 雄二旅日記

 最近では、土屋太鳳、竹内涼真共演の『青空エール』(16)や林遣都、小松菜奈共演の『恋する寄生虫』(21)でロケに使われたらしい。どちらも未見なので、いつか見てみようと思う。

「出没!アド街ック天国」「~葛飾 水元公園~」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b5d6bfe36e17c3a40689d54542c7bf97
 
「らんまん」水元周遊
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9e33d60228e3e4c20aba31a37503d339

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