そろそろ打ち止めでいいのでは
記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者ジェイソン・ボーンを主人公にしたポール・グリーングラス監督、マット・デイモン主演のシリーズ4作目。
このシリーズは、スピード感や臨場感を生むために考えられたノンストップアクションが見ものだが、実のところ、寄りのカメラ、早過ぎるカットの切り換えによる目まぐるしい動きは、何をしているのかよく分からない。今回はそれが高じて睡魔に襲われる始末。
ストーリーも、何度も同じような話を蒸し返すだけで、新味がないから盛り上がらない。そろそろ打ち止めでいいのではとは思うものの、ラストでモービーの「Extreme Ways」が流れると、また続きが見たくなるか…。ところで、ジェレミー・レナー主演の番外編『ボーン・レガシー』(12)の続きは? 次はデイモンとレナーの競演か。
「Extreme Ways」
https://www.youtube.com/watch?v=ftm1hiXgYsA