南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 今日は熊本市水前寺にある『五郎八』という居酒屋へ行った。

 ここはホルモン料理で有名で、私も7~8年くらい前から何度も行ったことのあるお店。でも、場所が市街地からちょっと離れた水前寺とあって、その周辺に用事がない限りあまり行くことがないんで、もうかれこれ1年振りくらいだろうか。
 店名だが、以前は「ごろはち」と読んでいたのだが、市内に同名の料亭(?)があるため、混同しないように「いろは」と読み方を変えたという。

 この店に行く度に思うのだが、いつもとても賑わっている。県庁から比較的近いこともあってか、県の職員も頻繁に訪れるらしい。
 今日は祝日なので県職員らしき人はいないようだが、やはりご多分に漏れずほぼ満席だった。予約なしで入店できたのはラッキーだったかも知れない(私たちの5分後くらいに来たカップルは満席で断られていたし…)。


 冒頭にも書いたが、オススメはなんと言っても『馬ホルモン焼き』である。このおいしさは格別。脂っこいホルモンのはずなのに、胃にもたれたりすることもなく、2人前でも3人前でもペロリと食べられそうだ。
 もう1つは山盛りで出てくる『もやし炒め』。この絶妙な味付けに何度もリピートしたくなる。
 この2品をつまみにビールのすすむことすすむこと! 仕事の疲れも癒されてくる。

 今日は他には『串盛り』『レバニラ』『野菜炒め』を注文。どれもおいしい。
 会社の仲間と行くときは、他に『馬刺し』『レバ刺し』『タン刺し』『ニラ玉』『焼きそば』なども注文するが、今日はガマンガマン…。


 ホルモン料理があまり好きではない妻も、この店はお気に入りになったようだ。
 またこの周辺に行くことがあったら寄りたいなあ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






 女優・田中好子さんが21日に乳がんのため亡くなられた。
 まだ55歳の若さだった。

 ニュースを聞いた時は「ウソ…」と耳を疑った。病気だなんて全く知らなかったから。


 私の世代としては、田中好子さんはキャンディーズというよりは女優というイメージが強い。
 印象に残るのは、NHKの「ちゅらさん」だろうか。



 今日、告別式が行われた際、本人が残したメッセージテープがご主人により公開された。
 3月29日に病室で収録されたものらしい。
 その中に、涙なしでは聞くことができない一文があった(※以下、各ニュースサイトより引用しました)。

 「私も一生懸命病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかも知れません。でもその時は必ず天国で被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の努めと思っています」

 これは、東日本大震災で亡くなられた方及びその家族に向けたメッセージだろう。
 自分ももう死期が近いから、あっちの世界に行ったら、私が(亡くなった)みなさんを慰めますと言っているのだ。


 ああ、なんというけなげな心。
 なんという歌手魂! 女優魂!
 自分が闘病しているという状態なのに…、普通なら自分のことで精一杯のはずなのに…、苦しいはずなのに…。
 それなのに、大震災の被害者を気遣い、思いやる言葉を言えるなんて…。

 本人の肉声とは思いたくないほどのきつそうなかすれた声…。
 でも、芯が強い声でした。


 改めて、本当に惜しい方を亡くしたと感じた。涙が溢れてきた…。
 まだ、55歳。
 本人の無念は計り知れない…。


 本当に残念です。
 神様が本当にいるのならば、(田中好子さんの死は)間違いだったと訂正してほしい。そう思います…。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


道徳  




 くだらない都市伝説(?)を取り上げる番組『やりすぎコージー』
 たまたま見ていて、とても気になるものというか、日本政府も捨てたものじゃないなと思ったものが1つだけあった。

 それは、「先生も知らない幻の教科書」と題したもので、戦後の算数の教科書はとても変だったというもの。
 皆さんもご存知のとおり、算数にはいわゆる“読解問題”というのがある。文章問題を読み解いて計算式を作り出さないといけないので、国語力も必要とされるものだ。

 通常、その文章は、長くてもせいぜい教科書の半ページぐらいだろうか。しかし、その戦後の教科書には延々4ページ(!)に亘り、問題文が綴られているというのだ。
 それだけ長い文章問題ならば、さぞかし複雑な計算を要する難問なのかと思ってしまいそうである。しかし、算数にかかわる問題は最後の1ページにちょこっと載っているだけらしい。
 問題としては時間の計算で、劇の開始時間と終了時間から劇の上演時間を導き出すだけの簡単なものだ。しかし、劇のセリフをもらえた主役の子と照明係や裁縫係になった裏方の子との交流みたいなことがその前に書かれているのだ。

 では、なぜこんなにも長い前置きの文章が必要なのだろうか?


 答えを言えば、戦後のGHQの政策からの抜け道として、日本政府が考え出した苦肉の策ということらしい。
 GHQにより「日本国民を戦争へ導く一助となった」と判断された「修身(道徳)」「剣道」などは学校の教育科目から削除された。しかし、今後の日本を背負っていく子どもたちに道徳は必要な教えだと判断した日本政府は、道徳を他の教科に分散させて織り交ぜたということらしい。
 その影響で、算数の問題文章がこのような人の和を説いたような内容になっているというのだ。


 なんとも、素晴らしい考えだろうか。
 このようなことが行われていたなんて知らなかった。


 今も「道徳」という教科があるのかどうかよく分からないが、私が小学生の頃の道徳は、ビデオを見るか教科書の文章を延々と順番に朗読する、どちらかというと退屈な国語の延長のようなものだった。
 正直、教科書の中身なんて全く覚えていない。
 先生も生徒も、このような崇高な思いは持ち合わせていなかっただろうしね。



 いじめ、自殺、子ども虐待、オレオレ詐欺…。
 私が思うに、今の日本はモラルが欠けていると思う。
 東日本大震災で外国メディアから日本人のモラルの良さが絶賛されていたが、ニュースになってないだけで、実は結構ひどいらしい。

 もう一度、人の人としてのあり方を説いた「道徳」教育をもっと重要視する必要があるのではないだろうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






 熊本市の世安交差点にオープンした「かっぱ寿司」に行ってみた。
 かっぱ寿司は回転寿司チェーンでは日本一だというので、どんなところなのかちょっと楽しみだ。


 入ってみた印象は、最近行った「すし市場」や「スシロー」、「くら寿司」とかとあまり相違はない。
 回転ゾーンがあるのはもちろん、タッチ式液晶パネルが各席についていて、店員さんを呼び止めずに注文ができるのも一緒だ。

 閉店1時間前の入店だったので、売り切れのネタも見られたのがちょっと残念だったが、メニューも他チェーン店とあまり代わり映えしない。
 それどころか、他チェーン店の方がオリジナル寿司とかあって、行く楽しみがある。また、ネタの魚も幾分小さいような気がする。



 うーん、味や値段は悪くないけど、もう一度行くかと言われたら、微妙かな。
 近くにお寿司屋さんがひしめいているしね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






 今日の巨人-阪神戦では、ニュースなどでさんざん言われているとおり、誤審ではないかともいえる判定がいくつかあった。

 阪神1点リードの7回裏、巨人のセカンド・脇谷の落球(?)とも言えたような微妙なフライ処理。あれがアウトでなければ、あと1~2点は阪神に点が入っていたかも知れない。
 8回表、小笠原のアウトともセーフとも取れる内野安打。そして阪神・久保田が高橋由伸に投じた投球は、ストライクとも取れる判定が2つともボールで四球に。

 そんなのもあって、結局巨人が逆転し、試合を決めた。


 しかし、こういうものをモロモロ含めて、これこそが“野球”なんだと思うのは私だけだろうか?
 いや、きっとみんなそう思っていると思う。

 『脇谷はスポーツマンシップに反する』と野次を飛ばしている人が多いようだが、あそこで「実は落としました。審判の判定は間違っています」ともし言ったら、それがスポーツマンシップだろうか。
 そんなはずはない。
 それはただの「バカ」で、もう二度と巨人の1軍に置かれないだろうし、オフには放出されるだろう。同時に審判の顔にも泥を塗ることになる。

 スポーツマンシップをここで言い出すのであれば、審判の判定に従って試合を進めることこそがスポーツマンシップであろう。
 退場にならないギリギリのところまでで抗議をやめた阪神・真弓監督。私は彼こそスポーツマンシップにのっとった人だと感じた。

 それに、誤審のせいで負けたとか言ってる人。それは間違い。
 その判定を受け入れられずに心乱れて、それを修復できないまま相手につけ入る隙を与えただけ。
 審判もわざと間違った判定をしている訳じゃない。そんなのは誰でもわかるはず。
 だからプロならばさ、サッと気持ちを切り替えて対応しなきゃね。


 私はホームランの判定にビデオを使うこと自体にも納得がいかない。
 つまらない試合が増えていくだけだと思う。

 内野ゴロの処理の際、どう見ても内野手の送球を受ける前にベースから足を離す一塁手は多いと思う。でも、こんなのをいちいち「足が離れた。セーフ」とか言っても面白くないだろう。
 外角いっぱいでちょっとボールっぽい気もするけど、この状況で「ストライク!」と判定して三振のジェスチャーをする審判はカッコいいといつも思う。
 一生懸命走ったバッターランナーが、どちらとも言えるタイミングで内野安打を勝ち取るときの審判の「セーフ!」の判定もカッコいい(あるいは「アウト」判定であっても)。

 審判が「アウト!」といえばアウトだし、「ストライク!」といえばストライクなのだ。
 だから、審判はいつも威厳を持って判定をして欲しい。



 そういえば相撲の行司なんて、思えば酷な職業だ。
 力士が同時に倒れたとしても「必ずどちらかに軍配を上げなければならない」ルールになっている。
 それなのに、物言いがつき「審議の結果、同体とみなして取り直し」だなんて、行司を侮辱してるよね。だったらさ「同体とみなし取り直し」という判定の権限を行司にも与えてほしいところだ。
 ルールに従い、ビデオ判定で辛うじて分かるくらい微妙なのに、たまに負けた力士に軍配を上げたりすると「行司差し違え」とか言われて、「あの行司は能力が低い」「世紀の誤審」とか非難され槍玉に挙げられる。立行司だったら辞任も迫られる。
 そこまで言うことないじゃないか、といつも思う。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






 会社の上司(男性)との雑談。

 家での夕食の際、上司の娘さん(高校生)が常に携帯をいじっているらしい。
 いま、メールを送ったかと思えば、2~3分後には返事が来る。またそれに返事をすると、またまたメールが来る。

 さすがに上司もイライラしたらしく、
 『誰とメールしてるんだ。飯食うときは携帯持つな』
 と怒ったらしいが、娘さんは
 「え、クラスの男の子だよ。メール来たらすぐ返さないと失礼じゃん」
 とか言って意に介さなかったらしい。

 まあ、今の学生さんは、皆そんな感じなんだろうね(娘さんがクラスの“男の子”と頻繁にメールしてるのが癪に障ったのもあったんだろうね)。


 自分が学生の頃なんか、当然携帯電話なんてないから、あの子に電話しようと思えば、家の居間にある電話しかない(まあ、公衆電話という手もあるんだけど…)。
 しかも、子機やらコードレスなんていう時代ですらなかったから、話す内容は親にすべて筒抜けなんだよね(笑)。

 こちらから電話をかけると、受話器を取るのは決まって相手の家の親御さん。
 「こんばんは。夜分に申し訳ございません。○○さんのクラスメイトで×年×組の△△と申しますが、○○さんいらっしゃいますか?」
 というふうに電話をかけると「はい、替わりますね」と親御さんが言った後に、必ず
 『○○ちゃ~ん、電話よ~』
 「は~い」
 『はい。(小声で)男の子から』
 「もう、いいからあっち行っといて」
 というようなやり取りが受話器から聞こえてくる。
 そのやり取りに思わず顔がほころび、くすぐったい気がしてくる。

 逆に、相手から電話があった場合にも、やはり電話を取るのは私の親。そして
 『△△、電話~』
 「はい」
 『はい。女の子からだよ』
 「あーもう、わかったから」
 とあっち行けと手振りで親を払いのけたりしていた。

 で、電話中、親は聞き耳を立てている訳で、電話が終わったあとには決まって
 『何の話だったんね?』
 『楽しそうに話してたね』
 とか言われて、ウンザリしていたっけ。

 だから、学校で
 「今夜○時頃に電話するから、親御さんより先に受話器とってね」
 とかお互いに決めごとしてたけど、意味もなく電話の前をウロウロソワソワするのも親に怪しまれるし「ああ、もうどうしよう」ということもあったなあ(笑)。


 でも、いま考えると、なんか、こういう気持ちってよかったよな…という気がしてくる。
 もっと話したいけど、親の手前、言葉を選ばないといけないし…(笑)。長電話になると親に怒られるから、それも考えながら話さないといけないし…(汗)。
 ちょっと電話するだけなのに、邪魔や障害がいっぱい(笑)。

 でも、なんか甘酸っぱいよね!



 ある時、中2くらいだったかな…。
 先生が「男女の会話があまりないから、もっと仲良くなるようにしました」とか言って、クラスの連絡網をわざと男子・女子交互の順番で廻るように作っていた。
 だから、学校からの普通の事務連絡なのに、家には女子から電話がかかってくるし、自分も女子の家に電話しないといけない。
 これは当時の自分にとって、とってもプレッシャーだった。

 だから、案の定、名簿の前の女子から電話がかかってきた時には親に
 『女の子から電話だよ』
 とニヤニヤしながら言われるし(「単なる連絡網だって」といつも怒って言い返してたっけ)、
 今度は名簿の次の女子の家に電話すると、親御さんがやはり小声で
 『男の子から電話だよ』(母親?)
 「へえ、こんな時間に?男の子から電話来たりしてるんだ」(父親?)
 とかいう話が聞こえてくる。

 そんな風にそれぞれの親に変に勘ぐられるから、翌朝の学校で、連絡網が前や後ろの女子とかえって話しづらくなったりする(これは意識し過ぎかも知れないが…)。
 まあ、そんなこともあったっけ。


 今は1人に1台、携帯電話がある時代。
 いつでも好きな時間に好きな場所で、あの子と電話もメールもできるし、もちろん親の干渉なんて気にする必要もない(料金には気をつけないといけないかも知れないが)。
 そして“個人情報保護”とか言ってクラスの連絡網なんかは作られなかったりする。学校からの緊急連絡は、親へのメール一斉送信なんだとか。だから、必要以外にクラスメイトの家にに電話することはないだろう。



 まあ、便利な世の中になったと言えばそれまでなんだが。
 なんか逆に世知辛い世の中になったような気もするのは自分だけだろうか?

 あの頃、緊張しながらクラスの女の子に電話してたあの気持ち…。
 そんな気持ちを味わえない、今の子たちがかえってかわいそうな気もするな。


 朝ドラの「おひさま」のような、純情・純真な若者がいた世の中が、つい数10年前まで…、いや20~30年くらい前までこの国にもあったのに。
 世の中便利になって変わったね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






 最近、福島県からの避難者や移住者に対し、何の罪もない彼らに対し、差別が多く見られるようだ。

 船橋市では転校してきた子どもが公園で遊んでいると「放射能がうつる」と言われ、川崎市がゴミを受け入れようとしたら住民から2000件以上の苦情が寄せられ、つくば市では移住者にスクリーニング検査を科しているという。


 ついに日本人はこんなに落ちぶれた。
 なんという情けなさ…。

 世界中から支援や暖かい手が寄せられている中、すぐそばでこんな非人道的なことが平気でなされているのか!


 本心じゃないけど、あえてここでひとこと書かせてもらう。
 「あのさ。九州在住の私に言わせれば、福島も千葉も神奈川も茨城も対して変わらず、一様に放射線物質の汚染地域だと思うんですが。なに、狭い範囲で目くそ鼻くそを笑うようなこと言ってんだろう?」

 すみません。
 あえて書かせていただきました。
 ごめんなさい。私もイヤな奴ですね。


 でも、ふと、こう思った。
 今度は中国や韓国の人から、きっとこう言われるだろう。「オレから言わせればさ、日本全体が放射線物質汚染地域だと思うんだよ。え、九州? 福島から遠いって? いやいや、日本の一部じゃん」

 そうこうしていると欧米の人から「東アジアはもう汚染されててヤバいよね。旅行や~めた」と。


 …。
 …。
 そう。
 こうして差別は始まっていくんですね。



 誰しも人間だ。
 差別や嫉妬の心がない人なんて、よほどの聖人君子でもない限り、現実にはいないだろう。

 ベンチを暖めているスポーツ選手は、レギュラーがケガをすると「よし来た」と自分へのチャンス到来を喜ぶだろう。
 同期入社の社員で、誰かが先に出世すれば妬むし、誰かが失敗して左遷されたら心で小さくほくそ笑むだろう。
 外国人が街を歩いていたら、それが西洋人だったら「カッコいい」「金髪がキレイ」とか思い、黒人やアラブ系の人だったならば「襲われるかも」「殺されるかも」とか感じる人は少なくないのではないか?

 実はテレビはもっとひどかったりする。
 外国人の言葉を日本語を吹きかえる際に、黒人の人は「オレ様は~」「~だぜ」だとか、老人の人は「わしは~」「~じゃ」だとかをよく使うのを耳にする。
 本当は「わたくしは~」「~でございます」とか丁寧な言葉を言ってるのかも知れないのにね。
 まあ、雰囲気を出したいのは分かるんだけど…。


 「他人に勝ちたい」「他人よりいい地位に就きたい」というのは人間が動物である以上、当たり前の行動であり感情だし、それがあったからこそわれわれ人類がここまで進化したのだということは否定しない。
 でも、こんな殺伐とした世の中でいいのか?


 東日本大震災の被災者に対し、「かわいそう」とか「ガンバレ」という、感情が入っていなくても使える便利な言葉で片付けてないだろうか。
 「じゃあ、お前は何をしたんだよ」と言われると、返す言葉がないんだが…。

 ああ、どうすればいいのだろう。
 せめて、傷口に塩を塗りこむようなことだけはしないようにしなければ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




のち

 今日は実家にタケノコ掘りに行った。

 ウチの実家は何度か移転しており、2代前の家(父が小学生だった頃)があった場所は、今ではすっかり竹林と化している。
 で、竹林となれば自ずとタケノコが生えてくる訳で、毎年今の時期にはタケノコ掘りをすることが年中行事となっているのだ。

 タケノコ掘りの経験がある方はご存知かと思うが、重要なのはタケノコを見つけることだ。いかにも「あ、タケノコだ」と分かるようなものは、既に成長し過ぎていて硬いから食用には適さない(もちろん食べられないことはないが)。まだ見えていないものの方がやわらかくておいしいのだ(これならば生で酢味噌をつけ刺身にしてもOK!)。
 地面を割って先っぽがちょっと見えているもの、あるいは地面がちょこっと割れている箇所を見つけ出さなければならない。だから、親竹との位置関係を頭に入れ、落ち葉や笹の葉で見えない地面を足で手探り(足探り)して行くのだ。

 そして見つけてからがまた大変。
 周りの土を少しずつ掘りながら、まずは地下茎がどちら方向から伸びてきているのか、タケノコの伸びる方向はどちらかを見極めなければならない。
 ここからはひたすら周辺の土を掘る作業。手元が狂うとタケノコを傷つけてしまうので、細心の注意を払いながらとなる。
 鍬や鋤を使い続けていると、だんだん疲れがくる。しかし、ここで「このくらいでいいか」などと妥協して根っこへ一気に農具をあてたりすると、途中で折れるという最悪の状況が待っている。
 だからここが辛抱のしどころだ。

 そして、十分にタケノコの全体の姿が見えたところで、根の部分を一撃。これで綺麗なタケノコが1つ採れるのだ。


 今回の収穫は、1時間程度の採集で約20本。まあまあといったところか。
 もう汗びっしょり。とても疲れた。



 うち、4本をいただき、家に持ち帰る。
 米のとぎ汁を用いて湯がくこと約1時間。なかなか綺麗なタケノコが食べられそうだ。
 でも、あんなに大きなタケノコだったのに、中身はこんなに小さいんだね…。

 タケノコご飯、若竹汁(わかめとタケノコのおすまし)、味噌炒め、酢味噌和え…。
 明日からの食事が楽しみだ!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






 今日は私の人生にとっても、とても残念なニュースがあった。
 昨季まで横浜FCに所属していた、元日本代表MF・三浦淳宏がついに引退を決意したという…。

 私と同じ年生まれ。で、実は小学校も同じだったりする(でも、その当時以来、全く連絡を取っていないので、私のことは覚えていないだろうけど…)。
 でも、国見高校時代以来、私はずっと注目し続け、そのプレーに一喜一憂してたよ。
 そんな訳で、ここからは小学校時代のあだ名『アッくん』と呼ばせていただきます(馴れ馴れしくてスミマセン)。


 小学生時代からアッくんは文武両道の存在だった。
 もともとは桃園小の野球部にいたんだけど、明治北小が開校した時に、新庄先生に見出されてサッカー部に転部。当時はポジションはFW。サッカー部に入ってからも突出した存在で、下級生なのに6年生のチームに混ざって試合で活躍。
 キャプテンになってからは、試合に負けた時はその責任を一身に受け、日に焼けた砂利の上で正座していたのが印象に残っている。そして、キャプテンとしてチームをまとめ上げ、見事、大分県代表として全国大会にも出場を果たした。
 勉強の方も優秀。
 夏休みはサッカーで朝から晩まで忙しいのに、宿題はいつも完璧。必須の宿題以外にも自由課題の習字や絵画なんかも提出していた。
 運動会でも応援団長として活躍。女子からはもちろん、男子からも憧れの的だった。
 直接、間近で見ていたのはここまで。


 国見高校での毎年の大活躍。
 すぐにJリーグ入りすると思ったんだけど、青山学院に進学した時は「引退後の将来も考えて大卒の学歴も取っておくのか、さすが懸命な判断だ」と思ったっけ(中退しちゃったけど)。

 フリューゲルス時代は、準フランチャイズの鹿児島鴨池競技場に来る度に応援に行ったっけ。一緒に観戦に行った友達にも頼んで、小学生時代のあだ名で「アッくん。アッくん」と一緒に叫んだなあ。気づいてはくれなかったみたいだけど…(汗)
 そして、1998年にチームが解体となる最後の最後で天皇杯を制した時は、私も思わず泣いてしまった。

 ロングスローとブレ球のフリーキックはやはり天下一品。
 前園だったかな、中田ヒデだったかな、「ブレ球の蹴り方教えてくれ」といわれた時に「教えな~い」と言ってたアッくんがお茶目でした。

 日本代表に選出された時は、私も自分のように喜んだっけ。
 試合に出れなくても最年長の代表選手として、裏方に回って、精神的支えとなっていたと報道された時は、今更ながら「さすがアッくん」と改めて感服した。

 生涯ヴィッセル宣言をした時は、正直「え~っ、いつか大分に帰ってきてよ~!」と思ったけど、まあ、それもありかなと思った。
 で、監督批判をしたとか報道された時は「アッくんはそんなこと絶対する訳がない」と、私も周囲に不満をもらしたなあ。

 最近はなかなかニュースに話題が出ていなかったから「体悪くしたのかな。大丈夫かな。でもきっと復活するよね」と思ってた。
 で、横浜FCからの戦力外。私もショック…。
 年上のカズ(まあ、別格の存在だけど)がまだ活躍してるんだから、どこかに移籍して現役続行してくれると信じていたんだけど…。

 そして、今日、ついに引退。

 自分としては、地元のトリニータに帰って現役生活の最後を迎えてほしい気持ちがあったけど、まあ、こればかりはしょうがないね。



 アッくんは同期の出世頭です。誇りです。
 感動をありがとうございました。
 本当にお疲れさまでした。

 そして、いつか、指導者として帰ってきてね!
 待ってます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






 熊本市の八王寺にオープンした「シャトレーゼ」に行ってみた。
 もちろん、私が行きたいのではなく、妻にせがまれてなのだが…(笑)。

 このお店は山梨県に本店があるケーキ屋さんらしい。
 昨日開店したばかりということで、店内はごった返していた。それほど多くは停められない駐車場にも交通整理員が。

 ケーキはもちろん、アイスに和菓子まである何でもスイーツ屋さんって感じかな。
 今日は初回と言うことで、アイスクリーム、バームクーヘン、ケーキ2個を購入。サービスとしてシュークリームを2個も貰っちゃった。

 味としては…、まあ美味しいけど、予想の範囲内、かな?
 いろんな種類のスイーツがあるので、ちょくちょく顔を出してみよう。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )