南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 韓国・大邱で開催されている世界陸上。
 相変わらず織田裕二と中井美穂のかみ合わない(確執のある?)トークは、まあ…おいといて、やっぱり気になるのはボルトの100m走の新記録だろう。

 しかし、結果はあまりにも衝撃的だった。
 なんとボルトは決勝でまさかのフライングを犯し、失格処分となってしまったのだ。
 1回で即失格というフライングの新ルールはあまりに厳しすぎるだろう。このルールのせいで、一番の見所をかき消され、大会が一気に面白くなくなった。

 でも、ボルト本人が悪いと言えばそれまでだ。このルールに変更になって2年も経っているそうではないか。仮にも短距離走の第一人者ならば、それに対応できていないのは、情けないとしか言いようがない。
 とにもかくにも、彼は大会をぶち壊してしまった。いままでのデカい態度を少しは改めてくれるだろうか。


 ハンマー投げ・室伏広治の金メダルは本当、嬉しかった。
 銀メダルとなったハンガリーのポルシュが、最終6投目を投げたとき、画面上では室伏の記録を上回ったように見えたから、何となく“ドーハの悲劇”のような状況が頭をよぎったが、わずか6cmの差で辛くも逃げ切った。
 やっぱ室伏は格が違う! おめでとう!

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 ここ2試合、巨人では、坂本に替わって、藤村大介が先頭打者を務めている。
 いよいよ熊工の大先輩・緒方のようになる時がきたか。

 両試合でも、ヒットは少ないものの、四球を選んで出塁し、続く打者の活躍により、ホームベースを踏んでいる。
 うん、坂本よりもトップバッターには向いているかもね。足もバントもできるし。

 ただそのためにはもっとバッティングを磨かないといけないだろう。今のような走りながらの打ち方では、打撃の向上は望めないだろう。

 でも、このまま一番に定着してくれれば、レギュラーとなる日は近いかも。
 (現時点では2番打者の方があってるような気もしなくもないが…)

 ガンバレ! 藤村!

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時々

 職場での数少ない(?)楽しみの1つに昼食タイムがある。
 私の場合、週5日のうち、平均すると奥さんのお手製弁当が4日、残り1日は社員食堂もしくは市販の弁当だ。以前は近くまで外食に出ていたこともあったが、最近いろいろ物入りで懐も寂しいんで…。

 この昼食タイム、周囲を見ていると意外と面白かったりする。


 ある上司Aさん(50代男性・既婚)は、共働きの奥様の方が朝早く出勤するということもあり、自分で弁当を作ってくることが多い。お子さんはもう独立したそうだが、以前はその弁当も作っていたらしい。しかも、野菜は家庭菜園のものだったりする!
 たまにお手製の漬物や煮物などをみんなにおすそ分けしてくれたりと、ありがたいです。おいしいです。
 ちなみに、私も新入社員だった頃は、結構自分で弁当作ってきてたんだよね。料理は下手かも知れないけど結構好きだったりする。料理って楽しいよね。


 ある後輩Bくん(20代男性・独身)は、いつもコンビニ系。コンビニ弁当ならまだしも、カップ麺やパンなどの日も多い。なぜかデザート付き。好き嫌いも多く、端から見ていても栄養バランスが心配だ。
 カップ麺なんて、たまに休日の昼とかに家で食べることはあっても、人前で食べるのは恥ずかしい気持ちが私にはあるんだけど、みなさんはどうですか? 私が変なのかな?
 それに、昼間、職場でカップ麺を食べている姿を女性職員はどう思うんだろう? 勝手に想像してしまう。
 「この人の生活感が心配…」かな? まさか「私が弁当作ってあげたい」だったりして? うーん。
 ちなみに彼にはまだ彼女はいないみたい。


 別の後輩Cくん(20代男性・婚約中)は、同棲中の彼女さんの手作り弁当。いや~、羨ましい。
 しかし、弁当がない日も多い。「あれ、今日は弁当は?」と訊ねると、「昨日、彼女の機嫌が悪くて」「喧嘩しちゃって」「面倒だと言われた」とか、そんな理由ばかり。
 数ヶ月後に挙式を控えているのに、もうすっかり尻に敷かれちゃっています(笑)。まあ、それが円満の秘訣かもね。


 ある先輩Dさん(40代女性・既婚)は、お手製弁当と市販弁当が半々くらいの割合。
 市販弁当を購入した時に、決まってこのようなことを言う。「昨日はとても疲れて朝起きるの遅かったのよね」とか、「夕食のご飯を息子が全部食べちゃったの忘れてて、朝、ご飯タイマーセットしてなかったのよね」とか…。
 誰もそんなこと聞いていないのに、勝手に喋りだします…。
 つまり、弁当を作ってきていないことを、あれこれ言い訳することで“ずぼらな女性だ”と思われたくないんでしょうね(笑)。
 なんか、こういう女性って“かわいい”ですよね?

 そういえば、学生時代にコンビニでアルバイトをしていた時、決まって夜10時過ぎ頃に弁当を買いに来られる女性客がいた。そのお客は、レジでお金を払いながら「家の炊飯器の調子が悪くてね」とか「今日は残業したんでご飯作る暇なさそうなのよ」とか言われるのだ。
 ふふっ。その理由はこの前にも聞いたし、残業しようとしまいと来店される時間にほとんど違いはないんだけど…。
 これも“料理もしないずぼらな女だ”と思われたくなくて言ってたんでしょうね。誰もそんなこと聞いてないのにね。でも、この、女性らしい“恥じらい”感がとてもステキです。



 かと思えば、同僚Eさん(30代女性・既婚)のように、毎日毎日同じ弁当屋さんで買った同じような弁当を食べても平気で飽きない人もいる。たまに「弁当とか作ったりしないの?」とか聞いても「そんなことする暇があったら朝寝するかな」だって。
 まあ、本音なんだろうけど、もう少しかわいらしく振舞ってくれるとね。せっかく美人なんだし…。


 以前、私の隣の席に座っていた先輩Fさん(40代女性・未婚)は、いつもお昼前になるとお腹が鳴ることが多い。顔を真っ赤にしたり、急に大声でしゃべりだしたり、コーヒーをがぶ飲みしたりと、見ていて飽きない。
 それなのに、お昼になっても食べなかったりする。「体重増えたからから絶食」だって。でも見た目はそんなことないのに。女性ってよく分からない…。


 別のある先輩Gさん(40代女性・既婚)は、毎日、昼食時間になるとまっすぐ給湯室へ。何をしているかといえば、粉の袋を破ってダイエットドリンクを作り、それを飲んでいる。でも、どうみても太っていないんだけどね。
 そのくせ、午後3時くらいになるとチョコとかキャラメルとか食べている。本末転倒では?? これまた女性って分からない…。


 別の同僚Hさん(40代女性・未婚)は、人のマネが好きで、私がカレー弁当(大辛)を買う時に、「あ、私もそれにしようかな」とか言って購入。「これ、結構辛いですよ」という私の忠告も聞かない。
 ふと目をやると、汗をだらだら流しながらウチワで扇ぎながら涙目で食べてるし、いったい何やってんだろう。
 まあ、そんなところがお茶目だったりするんだけどね。


 そんなこんなで、わが部署の昼食タイム、結構面白くやっています。

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時々

 今日はとても残念なニュースが耳に入ってきた。
 昨日の未明に脳幹出血で倒れ、重体となっていた俳優の竹脇無我さんが、21日午後に亡くなられた…。享年67。

 数年前に一時期、うつ病を患い、その後回復していたと聞いていたのだが…。

 竹脇無我さんといえば、何と言ってもテレビドラマ「大岡越前」の『榊原伊織』役だ。
 小石川療養所で、患者の出自(身分)にかかわらず医術を振るう天下の名医だ。親友(?)とはいえ、仮にも南町奉行様である大岡越前守忠相を『忠相(ただすけ)』と呼び捨てにするところがカッコイイ。
 いつも毅然とした態度。竹脇さんのダンディーさとシブイ役者振りが今でも目に浮かぶ。

 私は、正直、水戸黄門よりも大岡越前の方がお気に入りだった。
 また新シリーズを再開してほしいと願っていたのだが、竹脇さん亡きいま、その思いはもう届きそうにない…(それ以前に加藤剛が70歳越えてるから難しいけど)。
 小さい頃は「大岡越前」の意味が分からず、「おおかいちぜん」というタイトルだと思ってたっけ(笑)。

 にしても、大岡越前は大坂志郎に松山英太郎と、いい役者さんが次々亡くなってるね。
 そしてついに竹脇さんまで…。まだこれからの活躍を期待していたのに…。「忠相」と呼ぶ声ももう聞けないのか。残念です…。

 ご冥福をお祈りいたします。



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 岩手・陸前高田市の被災した松から作った薪を、京都の送り火(大文字焼きなど)に使うということがニュースになっていた。
 送り火は亡くなった方を弔うものであるから、2万人近い死者・行方不明者の御霊を日本古来の首都である京都で慰めることになり、「何か心が温まるなあ」と感じていた。


 しかし、急に京都市が受け入れを拒否。
 理由は「薪に放射線汚染の恐れがある」ということらしい。
 え、だって岩手県は福島とは宮城県を挟んだ隣なんだし、そんな所まで飛散しているとか考えることないんじゃないかと…。
 なんかさ、わざわざ陸前高田市民の心を踏みにじっていない?


 だが、日本中から批判が殺到した京都市は、一転、今度は薪を受け入れることに。
 え? 何この展開。


 すると、今度はその薪の放射線検査を行い、規制値を上回る量の放射線が検出されたということで、やっぱり受け入れを中止。



 何かね。
 何で最後に検査とかするかね。
 そんなに受け入れたくないんだったらさ、1回目で断ったときにそのまましとけよ。どんだけバカにすれば気が済むのか?


 京都にはなんか失望した。“日本人の心のふるさと”だとずっと思っていたのに。
 やはり京都人にとっては、東北なんか野蛮人の住む未開の地だと言いたいんだろうね。
 お高く止まってるね。

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 今日は、ホテル日航熊本の2Fレストラン「セリーナ」の『スタミナビアブッフェ』に行ってきた。

 いつもならば、家から自転車で行くところだが、今日はあいにくの雨。仕方がないので、路線バスで行くことにした。
 熊本って、バス会社が多くて(市営バス、産交バス、電鉄バス、熊本バス、都市バス)、ルートも入り乱れているので、乗り慣れないと非常に分かりづらい。
 まあ、いまはインターネットでバスの運行路線や最寄のバス停、時刻表なんかを見れるので便利だね。昔はバス停に書いてある時刻表を手帳とかに一生懸命書き写してたけどね。バス停で書き写さなくても写メ撮ればいいし。自分の学生時代とは大違いだ。


 さて、ここ「セリーナ」は、入籍した日に二人だけでお祝いをした思い出の場所でもある。
 でも、その日以来来ていないので、都合2回目だ。

 『スタミナビアブッフェ』は食べ・飲み放題コースで、かなり人気があるらしい。
 何度か予約の電話をしたのだが、団体客が入っていることが多く、一番空いている可能性が高い日曜に行くことにした。


 やはり、1杯目のプレミアムモルツはうまい。
 昔と違って、あまり飲みに行くこともないから、お酒に弱くなってきたのか、1杯飲んだだけで気分が良くなってくる。
 シェフが目の前で焼いて切ってくれる羊のリブチョップはまた格別の味。茹でタラバガニもおいしい。



 でも、食べ放題は、つい食べ過ぎてしまう…。
 いつも行ったあとに後悔するんだよね。

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 今日未明、ペルセウス座流星群を観測してみた。

 今年は残念なことに、お月様が満月に近く、深夜でも空全体が薄明るい。ハッキリ言って、観測条件は最悪だ。
 仕方がないので、月が西の空に傾く、午前3時頃に外に出てみた。月を背中に東の空を向く作戦だ。

 結論から言うと、30分くらい空を眺めてみて、流れ星を見ることができたのはわずか3個だった。
 うち1個はハッキリ見えたが、あとの2個は「あ、光ったかな?」という程度だ。

 まあ、こんな感じだが、何とか今年も無事に見ることができたので、よしとするか。

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 今日の巨人-横浜戦は内海が先発だったので勝利は固いかなと思ったが、横浜打線の粘りもあり、何だかんだで苦しみながらも何とか連日の1点差での勝利…。
 これでわがジャイアンツは連勝を7に伸ばし、ついに借金完済!!! この間まで借金が10もあったのに、すごいね。頑張ってるね。2位の阪神には0.5差、首位・ヤクルトにも5.5差と、いよいよ射程圏内に捕らえつつある。

 ようやく小笠原やラミレスにも当たりが戻りつつあるし、高橋由伸や阿部は最近調子がいい。
 坂本は最近でも相変わらずエラーや緩慢プレーが散見されるが、今日はホームランも打ってくれた。長野のデッドボールによる骨折欠場は痛いけど、十分カバーできているようだ。
 しかし、彼ら大物の中でピリリと光っている若手選手がいる。そう、藤村大介だ。

 藤村は今日は3安打猛打賞に1盗塁。1軍登録は5月10日とスタートが他の選手より1ヶ月近く遅かったのに、17盗塁でセ・リーグトップは立派だ。うーん、開幕からいてくれたらと思うともったいないなあ…。
 藤村が1塁に出塁した時の相手チームの投手・捕手の慌てっぷりというか、落ち着きのなさが痛快だ。「少しはバッターに集中しろよ」と言いたくなるくらいのけん制の連続やウエストボール。それなのに、藤村はいとも簡単に盗塁を決めてしまう。
 バントはあの川相を髣髴させるほどの正確さ。守備も堅実で往年の篠塚レベルか? 確かに非力ではあるが、最近は打撃の方もだんだんと安定しつつある。こりゃ、今後の2番バッターは藤村で決まりだね!


 そして今日、ついに藤村大介がお立ち台に!
 きちんとした優等生的受け答え。うーん、落ち着いている。さすが、熊工出身だね。礼儀正しさと爽やかさ、いかにも野球少年っぽい笑顔にますます好感度アップ!
 プロ初のお立ち台が敵地・横浜でというのはちょっと残念だが、まあ、これだけ活躍していれば、東京ドームでのヒーローインタビューも時間の問題かな?

 今後がますます楽しみです。
 新人王は難しい(?)かも知れないけど、盗塁王は確実かな?
 ガンバレ藤村! 熊本の誇りです!

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のち

 『火の国まつり』と言えば、熊本を代表する祭りのひとつだ。
 残念ながら今年は、市民の意向を無視して、行政側より一方的に花火大会が中止(たぶん廃止?)されたため、盛り上がりに欠けることになってしまった。一市民としては、来年以降の復活を望むだけだ。

 さて、祭りの中でも圧巻なのが、「おてもやん総踊り」だ。
 さまざまな団体が音頭にあわせて、熊本市のメインストリート、水道町交差点~銀座通り交差点の間を踊り歩くのだ。
 今年は64団体、約5000人が参加するらしい。

 テーマ音頭は、以前は「おてもやん」だけだったのだが、いつからか「サンバおてもやん」が加わり、より踊りやすくノリのよい踊りになっている。
 私も以前参加したことがあり、さすがの暑さに大量の汗をかいたが、心地よい疲労感と達成感を味わうことができた。


 このおてもやん総踊りは、団体がただ踊るというだけではない。
 踊りのコースのちょうど中間に当たる熊本市役所の前には、特設の審査員席が設けられ、審査員が各団体の審査を行うのだ。
 だから、今年こそ入賞しようと、参加者達も踊りに熱が入るのだ。

 しかし、この審査、採点方法が妖しい感じがするのだ。いや、別に全部が全部だとは言わないが…。
 というのは、いつもながらその賞を受賞する団体は、熊本の経済界を牛耳っている、金融機関や医療機関、地元企業などが目立つのだ。言い方を変えれば、祭りのスポンサーとして協賛金を払っている(と思われる)団体なのだ。
 勿論、他団体の模範となるようであれば何とも思わない。おてもやん総踊りの見せ場をつくり、沿道の観光客に感動を与えたのなら何の異論はない。
 しかしそれらの団体の実状は、審査員席の前だけ踊って、そこ以外ではろくに踊らず、ただぺちゃくちゃ喋ってだらだらしているだけなのだ。全部とは言わないが。
 それなのにそんな団体が、「審査員特別賞」とか受賞だって??? 何かきな臭いな~。

 これじゃ、この猛暑の中、最初から最後までちゃんと踊っている団体が報われない。
 とある高齢者のグループなんて、確かに派手さはないが、こちらから見ても一生懸命に見えたけどね。何かかわいそうに思えてきたよ。


 まあ、こういうのって、全国どこでも同様なんだろうけどね。
 持ちつ持たれつってやつ。
 日本人のいいところでもあるし、悪いところでもあるよね。

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一時

 今日、『東海テレビ』で、考えられない不祥事が発生した。
 地元情報番組内で、視聴者プレゼント「岩手県産米ひとめぼれ」の当選者名に、次のようなテロップが流れたというのだ。

 「怪しいお米 セシウムさん」
 「汚染されたお米 セシウムさん」

 東北地方をはじめ、日本全体の農家や畜産家が放射線の風評被害に苦しみ、何とかそれを払拭して安全な食品を消費者に届けたいと頑張っているところなのに、その努力と感情を踏みにじり、地獄に叩き落すも同然の、この犬畜生にも劣る行い。
 もう、批判することにすら値しない。コメントもしたくない。


 テレビ局は「どうせオレたちは倒産しないもんね」と胡坐をかいて、“やらせ”やこのようなことを平気でやってのける。何かやらかしても、カタチだけの謝罪をして、すぐまたふんぞり返っている。
 どっかの政治家と一緒だね。

 東海テレビさんよ、あなたの会社も一度潰れてみてはどうですか? こんなことやってて、まだ偉そうに放送を続けるのですか?
 そして、担当者さんよ。あなたに人間の心が少しでも残っているならば、今すぐ職を変えて、放射線による被害を少しでも小さくしようと、自らの命を顧みずに、いま一生懸命頑張っている東電とその関連企業の最前線での作業員になってください。


 恥を知れ。

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 私は俳優・西田敏行のファンだ。
 「もしもピアノが弾けたなら」を歌っていた頃から好きだから、もうずいぶんと前からだね。
 西田敏行が出ているだけで、そのドラマや映画が引き締まる。抜群の安定感だ。
 もう、さすがだとしか言えない。

 ここ最近のNHK大河ドラマは、主役が軽すぎて番組に重みを感じない。あまり観続けたいという気がしない。
 やはり、西田敏行クラスの俳優が演じてこそ、大河ドラマだと思うのだが…。



 そんな西田敏行が最近、宝くじのCMに出ているのだが、今年のサマージャンボ宝くじのCMは秀逸だった。

 『♪夏は海だ、山だ、宝くじだ! ってちょっと強引だったですか~?』

 このおちゃらけた陽気なメロディと歌詞が頭から離れない。ついつい、思わず口ずさんでしまう。
 こんなCMを西田敏行ともあろう大役者が演じるところが面白いね。
 正直、宝くじが買いたくなった(笑)。



 しかし、サマージャンボ宝くじが販売終了したかと思ったら、今度はちょっともの悲しげなCMが流れるようになった。

 『♪この宝くじの名前は東日本大震災復興宝くじ。被災地の復興に役立てられます~』

 先日までとは打って変わって、静かでしみじみとしたメロディ。
 いつも陽気なイメージの西田敏行がこういう役をすると、なんか心に訴えてくるものがある。
 福島県出身だしね。

 そんなこんなで、このCMを観てると、復興宝くじが買いたくなり、今日、買ってきてしまった。
 震災への募金は既に数千円くらいしているのだが、また募金したい気持ちになったのは、西田敏行のお蔭だろう。


 でもこの宝くじ、当選しても、何か貰いづらいね。それも寄付しないといけないような気になるのは私だけだろうか。
 って、当たってから心配しろってね(笑)。


【写真1】復興宝くじ



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