南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 私は決めた番組以外は、ほとんどテレビは見ない。
 しかし、最近は熱帯夜が続き、なかなか夜寝れないので、そんな時はテレビをつけることもある。

 たまたまチャンネルを回すと、フジテレビの「27時間テレビ」が放映されていた。
 こういう系(日テレの「24時間テレビ」も然り)は、いかにも偽善的で“やらせ”のオンパレードっぽいんで、正直ちっとも観たいとは思わない。


 しかし、仕方なく観たこの番組(27時間テレビ)。なにコレ???
 視聴者をバカにしているとしか思えない。

 何で素人の音痴で耳障りな歌を聞かされないといけないのか?
 何でやる気がなく無愛想なナイナイ・矢部が走る姿なんかを、しかも本当に走ってるかどうかも怪しいくらいの飛び飛びで中継しないといけないのか。
 何で、意味もなくナイナイ・岡村にバスケットボールを寄って集って投げつけないといけないのか? 明らかな“イジメ”だろう? イジメ推進番組なのか?

 こんな馬鹿げた内容を公共の電波を使って流すなんて、正直、気が触れているとしか思えない。狂気の沙汰だ。
 日本の恥だ。



 こんなことに貴重な電力を使っていいんですか?
 マスコミなら許されるんですか?

 出演者も、もうちょっと出る番組を選んだらどう?

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 昨日公開されたばかりのスタジオジブリの最新作『コクリコ坂から』を観に行ってきた。
 そういえば、去年も確か『借りぐらしのアリエッティ』を公開翌日に観たような気がする。別にジブリフリークでもないんだけどね。

 今回は家から程近い「TOHOシネマズはません」に行くことにした。
 やはり映画を見ながらのポップコーン(キャラメル味)は外せないよね(笑)。



 簡単に内容を説明すると…。
 舞台は東京オリンピック(1964年)直前の横浜。
 主人公は高校2年生の少女・松崎海。早くに父を亡くし、母も海外出張中(?)のため、弟妹と下宿人(?)の面倒を見るなど、松崎家の家事を取り仕切っている。毎朝、家の庭にある掲揚台に信号旗を揚げるのが日課である。
 海の通う高校には、今や汚い文化系の部室棟と化している“カルチェラタン”と呼ばれる教会堂(?)のような建物がある。学校側はこのカルチェラタンを取り壊そうとしており、生徒の大半(特に女子生徒)も賛成している。
 しかし、文化系の部活に所属している生徒(主に男子生徒)は解体に反対しており、中でも新聞部(?)の編集長(?)である3年生・風間俊は新聞記事で存続を訴え続けている。
 俊に憧れる妹・空や新聞記事などがきっかけで、海と俊はお互いに惹かれるようになっていくのだが…。



 いつもながら時代考証が絶妙で、学生運動が盛んだった背景なども含め、当時の古き良き時代、経済発展しつつある日本の風景を丁寧に描き込んでいる。
 一方で、ばい煙を吐き出す工場の煙突や排気ガスまみれの町中など、当時問題になりつつあった公害もさり気なく表現に取り入れていて、「うまい」と思った。

 気づいたところとしては、これは敢えてなのか、説明不足な点が一部にみられる。
 例えば、「主人公の海が“メル”と呼ばれている理由」「2つの信号旗が持つ意味」「そもそも“コクリコ坂”とは」など。
 これらは、予習することを求めているのか、それとも復習を求めているのか。何れにしろ本編を観ただけでは分からない。
 これは意図的なんだろうか。

 でも、ひとつ言えるのは、今作は恐らく、子供向けではないということ。
 いままでほとんどのジブリ作品を観たが、一番子供向けではないと感じた。
 だから、夏休みに合わせて公開しなくてもよかったのでは?

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 熊本全日空ホテルニュースカイ(通称:ニュースカイホテル)は、熊本市にある1983年に完成した地上25階建の高層ホテルで、約20年間に亘って県内で1番高い建物として君臨してきた。
 しかし、2004年に高層マンション「D'グラフォート熊本タワー」(地上25階建)が、2007年に高層ホテル「東横イン熊本駅前」(地上27階建)が完成し、その座を奪われてしまった(もっとも、今年の12月には、地上36階建の超高層マンション「ザ・熊本タワー」が熊本駅前再開発地区に完成する予定だが)。
 しかし、周辺に高層の建物がないため、ニュースカイホテルは今でも遠くから目立つ建物である。

 そのニュースカイホテルで、毎年、夏季に開催される展望ビアホール「スカイビアリゾート」に行ってきた。
 展望レストランは24階に位置しており、抜群の眺めである。目の前を流れる白川をはじめ、遠くは阿蘇から近くは熊本城を含めた市内一円を望むことができる。

 料理は飲み放題+食べ放題で、料金は1名4,600円とちょっと高めだが、今回、私は前売り券を購入していたため1名4,000円である。料理内容は約2週間ごとにテーマが変わり、今回は「メキシカン&エスニックウィーク」となっている。

 やっぱり1杯目のビール(プレミアム・モルツ)は最高だ。暑さや仕事の疲れが一気に吹っ飛ぶ。
 料理も、ホテルのレストランということもあり、食材はいい物を使っているようで美味しい。特にロースとビーフは美味しかった。最近は熊本にもいわゆる「バイキング」「ブッフェ」といった食べ放題の店が多くあるが、素材が違うようだ(値段も違うけどね)。
 ウェイター&ウェイトレスさんの気配りも、さすがホテルって感じである。

 でも、どの辺が「メキシカン&エスニック」なのか、結局分からなかった(笑)。


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時々

 今日は夕方から、ふと思い立って、嘉島町にある『浮島神社』へ行ってきた。
 ある雑誌に、“湖に浮かぶような佇まいの神社”との紹介記事があり、まるで厳島神社を彷彿とさせるようでとても興味を引かれて行ってみたくなったのだ。

 一日、雨が降ったり止んだりのあいにくの天気だったが、それが幸いしたのか、東の空に立派な虹を見ることができた。
 嘉島町には山があまりなく、高い建物もほとんどなく、一面に水田が広がっている。だから景色を邪魔されることがないので、虹を鑑賞するには絶好の立地かも知れない。
 虹はよく見ると二重になっていた。ここまで綺麗な虹を見れたのは久しぶりだ。

 通ったことのない道なので少し迷いもしたが、何とか無事に浮島神社のある「浮島周辺水辺公園」に到着。
 この公園は、1997年に「第3回くまもとアートポリス推進賞選賞」を受賞しているらしく、公園の駐車場前に記念モニュメントが建てられていた。


 駐車場から池の方に足を伸ばすと…、なるほど、池の真ん中に浮島のような場所があり、そこに神社が鎮座している。
 本当は、神社のある場所は“島”ではなく池の“対岸”なのだが、半島のように池に突き出ているので、こちらから見ると浮島のように見えるのだ。
 それで“浮島神社”。いい名前だ。


 せっかくなので、池を一周し、浮島神社の本殿まで行くことにする。
 池といっても、面積が3ヘクタールもあるので、ちょっとした湖のようだ。雨の中ではあったが、いい散歩にもなるので、頑張って歩いてみた。
 魚や野鳥がたくさんいて、自然のオーラというかイオンというか、とてもすがすがしい気持ちになってくる。

 そうしているうちに、浮島神社に到着。
 正式名称は浮島熊野坐神社(うきしまくまのますじんじゃ)。その名の通り、熊野神社の祭神(イザナギ命とイザナミ命)を勧請された神社だ。
 西暦1001年(長保3年)の創建らしい。つまり、もう1000年以上も前に作られた由緒ある神社なのだ。
 創建したのは当地の領主である井王家の第3代当主・直久という人らしいのだが、なんと、神社の横にある住宅に「井王」さんという表札が掲げてあった。
 こんな珍しい苗字、そうあるもんじゃない。ということは…。このお家のご主人は、その末裔なのか?
 うん、間違いない。由緒書きにも、現在は第41代当主と書いてある。
 素晴らしい! 1000年も前からこの地を治めているというのか。

 神社をあとにして、さらに池を一周回る。
 あずま屋でちょっと休憩し、池の上に丸太や板で作られた橋を渡って駐車場に戻る。
 結構、雨が本降りだったが、いい運動になった。


 いつもは「イオンモール熊本クレア」か「サントリー九州熊本工場」あるいは「九州道・御船インター」に行くときくらいしか通らない嘉島町だが、こんな近くにこのような素晴らしい場所があったとは!


【写真1】二重の虹


【写真2】まるで浮島のような佇まい


【写真3】浮島神社の鳥居


【写真4】遠景


【写真5】池のほとり


【写真6】アートポリス推進賞受賞の記念碑

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 九州電力の「やらせ」メール問題が世間を賑わせている。

 しかし、本当にあくどい行為だろうか? 私はちっとも九電の行為が悪いとは思わない。

 そもそも、テレビ局や新聞社なんて、いままでに何度「やらせ」をやって、謝罪をしたのか。数えられないほどだろう。
 あなた方マスコミに、九電を糾弾する資格はありませんよ。ちゃんと自らを振り返ってからモノを言ってほしいものだ。

 「あるある大事典」のあの国民をだまし続けた番組は何だったんだ。
 行政の行うタウンミーティングだって、初めから答えは決まっていて、反対意見を抹殺(あるいは無視)して強引に導くだけ。
 国会の答弁だって、初めから「質問」と「回答」が作られていて、それを読んでいるだけ。
 引退するプロ野球の投手が投げるヘロヘロ球を、バッターは逢えて三振するではないか。
 7勝7敗の力士を千秋楽で勝たせてあげて何が悪い?


 何でこのメールが流出したのだろうか? やはり関係者だろうか。
 この流出させた人物に、愛社精神はないのだろうか。日本人の血に流れる、義理とか人情とかいった、誇りの精神はないのだろうか。

 ある会社が、自社の利益になるように行動をすることは当然だ。どこの会社だってやるだろう(マスコミだって例外じゃないよね)。
 それを邪魔して、阻害してマスコミに訴えて、自分がヒーロー気取りするようなヤツは、人間として私は嫌いだね。
 いつか自分の足下をすくわれる日が来るだろうよ。

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 今日は熊本市の浜線バイパス(国道266号線)にある『ポークバード』というレストランに行ってみた。
 その名の通り「豚肉」「鶏肉」料理がメインで、鹿児島の「黒豚」と天草の「天草大王(という名前の鶏)」などにこだわりを持つ、少し高めのお店らしい。
 ちなみに、熊本に数店舗ある焼肉店の『彩炉』・『土房』と同系列らしい。

 雰囲気は和風のとても落ち着いた感じ。
 間仕切りのガラスは、一見透明だが、見る方向によってすりガラスになったりとプライバシーにも配慮。なかなか感じがいい。

 しゃぶしゃぶの食べ放題が看板メニューのようだが、初めてということもあり、ここは無難に「黒豚のヒレカツ」と「天草大王のチキンカツ」の定食(ご飯セット)を注文した。

 さすがに契約牧場から直送の上質なお肉ということもあり、どちらも柔らかくて美味しかった。
 でも、ちょっと野菜が足りないかな。肉だけ食べられればいいってもんじゃないしね。そうしたら女性客がもっと増えるんじゃないかな。


 実は先日、土曜日のお昼にもここに足を運んでみたのだが、「ランチタイムは15時オーダーストップ」とあるのに、14時55分の時点で入店を断られてしまった。
 「まだオーダーストップの時間になってないんですけど?」と言ったのだが、丁重に門前払いを喰らいました。
 どうなんでしょう。まあ、いいんだけどね。

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 私は、いままでどんなに民主党が、そして菅首相が、マスコミから、野党から、そして国民から叩かれようと「きっと自民党が成し遂げられなかった何かをやってくれる。この災害を乗り越えてくれる」と期待を込めていた。
 しかし、今日を境に、もう、その気持ちを持つことは、一切やめることにした。


 松本復興相。何様だこの人?

 被災者でもある岩手・宮城県知事に対する、とても人の物言いとはいえない、超、上から目線の暴言の数々。
 しかも「今のはオフレコで」だって? 放送したら、その社は終わり? ははっ、傑作だ。こりゃ脅迫だよな?

 何が「出迎えろ」だ。出迎えるほどの大人物なの? 大臣ってそんなに偉いのか?
 おいおい、バカも休み休み言えって。何か、もう、笑えてくるよ。
 本当、最低だな。

 本当に復興に当たろうとする責任者ならば、普通、そんなことは言わないだろ?
 あなたがやってるのは、嫌々ながらのやっつけ仕事だろ? じゃあ、引き受けるなよ。男らしくない。


 「悪いね。いろいろと忙しいだろうに会う時間を作ってくれて。いやいや、出迎えなんかしなくていいよ」くらい、心のこもった言葉を言えないのかね。
 いや、無理か。期待した私が悪かった。スミマセン。

 そして、「九州人だから」という発言。
 非常に不快なんですけど。勝手に一緒にすんなよ。ふざけるなって感じ。


 こんな奴が我々が払っている税金で生活をしているんだぞ。
 これでいいのか、日本国民よ。岩手・宮城県民よ。東北のみなさんよ。


 悲しい。悲しすぎる。何か、涙が出てくるよ…。
 何でこんな思いをしなけりゃならないのか。
 情けなくて、涙が…。

 どこか、外国から言われるならともかく、自国の政府からまさかこんなこと言われるとはね。
 世も末だ。日本も、もう潮時かもね。


 こんな人を任じた首相も同罪。
 菅さんも、本当、哀れだね。同情するよ。応援はしないけど。
 もう、辞めた方が楽になるよ。もういいって。放り投げなさい、ね。

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