南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 熊本市にある藤崎台球場のバックスクリーンが新たに完成し、お披露目された。
 これまでは、選手名は手書きのパネルだったが、今回の改修で電光表示できるようになったらしい。まあ、手書きのものもいかにも地方球場っぽくて味があってよかったんだけどね…。

 で、熊本日日新聞に載っていた記事の写真にちょっと吹き出してしまった。

 オールスター
  1.岡田
  2.衣笠
  3.田淵
  4.落合
  5.張本
  6.屋敷
  7.王
  8.若松
  9.村田兆

 巨人
  1.屋敷
  2.川相
  3.岡崎
  4.原
  5.駒田
  6.吉村
  7.松井
  8.篠塚
  9.桑田

 何、この古いメンバー…。現役は松井しかいないじゃん(笑)。誰よ、こんな表示をさせたの!
 オールスター、世界の「王」さんが7番バッターってちょっと失礼じゃないか(怒)。
 何と「屋敷」は両チームに所属。「屋敷」まさかの引っ張りダコの大人気!! んあ? しかも、よく見たら「屋敷」って誰よ? もし、元大洋→横浜→巨人の選手ならば「屋鋪」なんだけどな…(涙)。
 あれ、オールスターチームはショートを守る人がいないような…。で、巨人はキャッチャー誰がすんのよ? まさか松井か???



 で、スコア表示にも吹き出してしまった(スミマセン、表示がズレます)。

  |先 後
  |オ 巨
 -+----
 一|1 0
 二|2 1
 三|3 0
 四|4 11
 五|6 0
 六|
 七|
 八|
 九|
 十|
 計|16 12
 H|18 11
 E|4 0

 5回を終わって、オールスター16点(ヒット18本)、巨人12点(ヒット11本)。なんという滅多打ちのザル試合。
 オールスターのエラー4つは、さすがに歳で体がついていかなかったか(笑)。



 この電光掲示板の表示が気になる方は、ぜひ、熊本日日新聞の3月29日の朝刊を見てみてください。
 ネットの「くまにちコム」にも載ってますが、残念ながら写真が鮮明じゃないです。

 ちょうど5回が終了して、グラウンド整備中のようです。

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のち

 今日は東日本大震災チャリティ、日本代表vsJリーグ選抜の試合だ。
 福岡に行く用事があり、帰りが夜になったため、残念ながら満足に中継を見ることはできなかったが、電波が何度も途切れながらも携帯のワンセグでこの注目の試合を見た。


 予想通り、日本代表が意地の勝利を飾ったが、やはり最大の注目はカズのゴールだろう。

 日本代表ザッケローニ監督をして「今までの長いサッカーキャリアの中で、相手に得点を決められて嬉しかったのは今回が初めて」と言わしめたカズのゴール、感動的だった。

 日本人の中で誰よりも早くからワールドカップ出場を目標としながら、未だに出場できていないカズ。
 44歳にしてあの動きができるカズ。

 もう、カッコ良すぎて…。
 そして悲しすぎて…。


 もしあの時、あのロスタイムの失点を防いでいたら…。もし、あと1点取っていたなら…。
 あの時味わった絶望感。
 
 一度でいいから、ワールドカップのピッチに立つカズを見てみたかった。
 いや、まだカズは諦めていない。
 だから私も、カズがそのピッチに立つのを諦めていない。

 その日が来ることを望みたい。

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 行方不明になっていた岩手県大槌町の町長が遺体で発見されたという、痛ましいニュースが報道された…。
 町長は11日の大地震の直後、対策本部の設置準備をしている最中に、町幹部職員30数名とともに津波に飲み込まれたらしい。「大黒柱を失った」と町民が悲しみにくれているという。
 町長不在の中、残った町職員たちは、自宅や家族が被害に遭っているにもかかわらず、町役場の代替施設に連日泊り込みで災害活動を行っているという。

 南三陸町では地震の直後、町の防災担当の女性職員が防災無線で「津波が来るから急いで逃げてください!」と連呼し、それによって多くの町民が難を逃れたが、その職員はそのまま防災センターごと津波に飲み込まれたという。
 また、ある職員は地震の発生後すぐに町役場に駆けつけたが、妻を残してきた自宅が津波に飲み込まれる様子を役場庁舎屋上からなす術もなく眺める他なかったそうだ。


 世間では、マスコミによる根拠のない公務員バッシングがはびこり、それに便乗して人気取りをするために欲深い政治家がテープレコーダーのように「公務員削減」を叫び、それに無知な一般住民が簡単に騙され、踊らされ続けている。
 なんとも情けない光景。
 真実を告げるべきマスコミによってある意味、情報操作や情報統制が行われているに等しい。これは怖いことだ。
 マスコミといっても人間。いろいろ思うこともあるだろう。だが、首相会見時に暴言を吐き、それをそのまま放送し、形だけの謝罪しかしない某テレビ局のようなところがあっていいのだろうか?



 大雨洪水注意報や警報が発令されるたびに、県や市町村の職員が防災センターなどに泊まり込んで情報収集をし、土砂降りの中で土のう積みなどを行っている(水防活動)のを知っている人がどれだけいるのだろうか?
 そりゃ誰も知らないだろう。こういう部分をマスコミも誰も伝えないから。

 熊本市でも数年前、水防活動に出た職員が濁流となった川に流され、江津湖で遺体で発見されたという事故があったばかりだ。



 公務員だからやれることがあるし、公務員にしかできないこともある。
 自分が被曝する恐れがある場所に、誰が行きたいだろうか。家族に何と言えばいいのか。自衛官だろうが消防士だろうが、誰も好き好んで行きたいはずがない。だが、それを行動に駆り立てるのは「被害を最小限に抑えたい」「国民の命を守りたい」という使命感だ。


 もう、みんなもうすうす気づいているだろう。
 『公務員は税金泥棒なんかじゃない!』

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 私は小さい頃から根っからの巨人ファンである。
 ここ数年、プロ野球の人気に陰りが見え、テレビでの野球中継が激減していることに心を痛めている。まあ、今はBSとかインターネットとか情報入手する手段が増えたから、地上波で見れなくてもほぼリアルタイムに戦況は分かるのだが、それでもやはりテレビで応援したいのはやまやまだ。
 本当は直接スタジアムに行って応援することだけど、就職して以降はなかなか難しいしね。

 巨人には今年は沢村が加入し、開幕投手争いも見ものだし、熊工出身の藤村大介がキャンプやオープン戦で頑張っているから今年こそは1軍入りできるかなという楽しみもある。
 他球団を見ても、日本ハムの斎藤にはちょっと騒ぎすぎじゃないかと思いながらもどこまで活躍できるかや、星野監督が楽天をどこまで作り上げて行くのかなど、楽しみなことが多い。
 そんな訳で、私も3月25日の開幕は大いに期待していた。


 しかし、11日に起こった、東北関東大震災…。
 多くの方が被災し、被災地では未だに水や食料、衣料品などすべての物資が不足している。そして、関東や東北では計画停電が実施されている。


 このような中、JリーグやVリーグやフィギュアスケートをはじめ、他のスポーツがことごとく中止あるいは延期されている。
 プロ野球でも、仙台を本拠地としている楽天のクリネックススタジアム宮城が被災するなど、今はとても野球どころではないだろう。だからプロ野球も当然開幕は延期されると思った。

 だが、信じられないニュースが飛び込んできた。
 セ・リーグは3月25日開幕を強行するらしい。それもナイターで…。
 ……。

 気は確かなのだろうか?
 プロ野球を開催することで被災者に勇気を与える??? ちょっとバカじゃなかろうか? なんというふてぶてしい物言い。思い上がりも甚だしい。
 そしてこの度量の狭さ。こんなことをしていたら、ますます心が離れていき、もう誰もプロ野球に見向きをしなくなると思うんだが…。
 なんか情けなくて涙が出そうになってきた。


 それも、その立場を強行に主張したのは、どうやら巨人の首脳部のようだ。
 そう、あの人。「たかが選手が」発言など、これまでも腹に据えかねる行動が多かったが、今回はさすがに…。
 こんなことを書きたくはないが、日本球界を滅ぼす元凶には一刻も早く退いてほしい。


 最後に東電さんには、計画停電でスタジアムを停電に追い込んでもいいのではないか?
 そして、プロ野球ファンのみなさんも、ここは怒りの表現を示すために、仮にセ・リーグ強行開催が行われたならば、あえてスタジアムに行かない(観戦ボイコット)というのはどうだろうか?

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 最近、みなさんも気づいているとおり、震災報道の合間に流れるCMがAC(公共広告機構)ばかりになっている。多くのスポンサーがこの大震災の状況で自社CMを流すことを遠慮している結果、非営利のACばかりになっているらしい。
 同様の状況は、阪神・淡路大震災の時にもあったという。
 確かにこんな時に、無駄に明るいCMや自画自賛のCMは、視聴者に悪い印象を与えそうだ。だからといって民放は番組編成上、CMを一切流さないという訳にはかないようだ。

 
 ACのCMが鬱陶しいと言う人もいるし、中には脅迫まがいのことまでやっているような輩もいるらしい。
 確かに同じCMばかりでちょっとしつこいというか、ウンザリするというか、そういう気持ちも分かる。しかもACのCMは、人の道を問うような正道を行く内容のものばかりで、この震災の重苦しい雰囲気をさらに停滞させるような気もしなくもない。

 でも実は、私は個人的にACのCMは好きだったりする。
 「こんにちワン」「ありがとウサギ」「こんばんワニ」「さようなライオン」の『まほうのことば』が耳から離れない。お風呂で思わず口ずさんでしまう。
 『思いやり』『こだまでしょうか』『子どもへの手当て』『子宮頸がん検診』『オシム監督』『自転車も車』『あしながおじさん』『知層』… もうすっかり覚えてしまった。

 最近では、豊田エリーの『ぱなしのはなし』も頭から離れなかった。
 10数年くらい前の『捨てる世紀で終わるんですか』や前園真聖の『いじめカッコ悪い』とかも。
 ずっと昔(小さい頃?)の、日本昔ばなし風の『もったいないお化け』や『つんつん娘』なんかもまた見てみたい。
 これはACのCMではなかった(?)ような気がするけど、同種のCMの『あなたは覚せい剤やめますか。それとも人間やめますか』はあまりに衝撃的だった。



 どうだろう?
 平時の「パチンコ」や「携帯ゲーム」や「サラ金」や「法律事務所」とかの、いかにも人の金を当てにしているような癪に障るCMよりはるかにマシだと思うのは私だけだろうか。
 それにそんなにACのCMがイヤならば、NHKを見ればいいのにね。

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 11日に発生した東北関東大震災。

 東京電力は、いま2つの点で非難を浴びている。

 1つは福島第1原発の事故。
 どんな地震が来ても世界一安全といわれていた日本の原発で、まさかあのような爆発が起こるとは…。メルトダウンだなんて、架空の中だけの話だと思っていたのだが。

 そしてもう1つは東京電力の計画停電。不確かな情報に振り回され、首都圏は大混乱。
 電車も動くのか動かないのかはっきりせず、駅も大混雑。

 特に後者は、首都が迷惑を被るということからか、政府もマスコミも「東電はいったい何をやってるんだ」「しっかりしてくれ」と非難轟々。


 だが、見てほしい。誰も予想もしなかったこの未曾有の大災害。そんな中、東電は一生懸命頑張っているではないか。
 いまは東電を非難している時じゃない! 応援するべき時だ。


 原発による被害を最小限にとどめるべく、多くの東電職員が自らの命の危険を省みず、残って作業を行っている。また、日本各地の電力会社からも多くの志願者が福島に向かったらしい。
 なんという責任感だろうか。思わず涙が出てきそうだ…。


 わが九州を含め、西日本の電力を東北・関東に送ることが出来ればいいのだが…。そうすれば、日本全国で輪番で1日1時間くらいの停電で済むかも知れないのに…。
 でも残念ながら、周波数の違いで供給できる限界があるそうで、それは無理らしい。
 だが、明治時代に日本に電気が導入され、東日本50Hz/西日本60Hzと決まって何年経っているというのか。同じ日本国内なのだから、このような有事に備えてそのくらい応用が利くようにしておくべきではないだろうか?
 周波数の統一が無理ならば、変換施設をもっと準備しておくべきではないのか?


 いや、批判や非難は今はよしておこう。
 この大災害から復興がなった時に「あの時はもっとああすべきだった」と振り返ればいいではないか。

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 昨日の午後に東北地方を中心に起きた、観測史上最大の未曾有の大地震。そして甚大な被害をもたらした大津波。
 テレビに映し出されたあまりにひどい映像に一晩中食い入り、もう言葉が出なかった。

 東京に住む弟の無事は確認できたが、昨夜は停電の影響で会社から帰宅するのに歩いて4時間以上もかかり、ようやく帰宅できたのは23時を回っていたという。


 自然災害の前には、人間は何と無力なのだろうか。
 建築に携わる人間として、住宅の耐震化に対して「この建物はこの部分の壁が弱いから筋交いを入れた方がよい」「基礎を強固にした方がよい」「屋根を軽い金属に葺替えたらいい」などと考えることがあったが、それもこれも津波に対しては全く意味がないことを思い知らされた。


 九州に住む自分には何が出来るだろうか?
 今すぐには何も思いつかない。

 とりあえず、騒ぎ立てないで普段どおりの生活を送ることだろうか。
 だが、東北の方々が苦しんでいる中、普通に食事ができ、普通にテレビが見れ、普通にお風呂に入れ、普通に布団で眠れることが申し訳なくてしょうがない…。
 週末が明けたら、まずは寄付をしにいこう。

 地震大国日本。いつどこでこのような地震が起こるか分からない。明日はこちらで起こるかも知れない。
 そう考えると、少しのことで腹を立て、喧嘩などをして険悪な感情のまま今日に別れるなんてするべきじゃない。明日仲直りすればいいなんて、それでは遅いかも知れないのだ。
 常に今日を精一杯生きなければ…。後悔のないように。

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 いよいよ明日、3月12日に九州新幹線が全線開業する。鹿児島中央から博多までが1本のレールでつながるのだ。
 熊本~新大阪間の直通新幹線は2時間59分と3時間を切る。九州~中国~関西の距離が短くなり、仕事に旅行に多くの乗客が行き来することが予想される。実に喜ばしいことだ。


 しかし、新幹線の運行が開始するということは、同時に今までの在来線が縮小されるということを意味している…。
 そう、長年に亘り鹿児島本線で活躍してきた787系特急『リレーつばめ』も、今日、3月11日をもって廃止されることになったのだ。
 福岡に行く時に、鹿児島に帰る時に、いつも特急つばめ(現・リレーつばめ)を利用したものだ。帰省、就職活動、旅行、出張…何回乗車したのか、とても数え切れない。
 それだけこの787系特急つばめ型車両にはお世話になった。

 今日は最終日ということもあり、そういう訳で上り最終列車である、新八代駅22:45発→熊本23:05着の『リレーつばめ100号』の指定席を予約した。ネット予約をしたが、席にはまだまだ余裕があるようだった。
 意外と盲点だったかな? みんな明日開業の「みずほ」「さくら」に気を取られたのかも?


 しかし、今日の午後、とんでもないニュースが…!
 岩手・宮城沖でM7.9の地震が発生。宮城では震度7を観測したという。しかも6mを超える大津波が押し寄せ、気仙沼市など東北地方の太平洋側一帯が水没しているという。
 何ということだ…。


 こんな状況で『リレーつばめ』の最終列車に乗りに行っている場合かと自問自答をしたが、既に切符を買っていることもあるので、一応駅へ行ってみることにした。
 JR九州の情報に寄れば、今日・明日ともイベントはすべて中止。だが、九州新幹線全線開業は行うという。ということは、やはり『リレーつばめ』は今日限りか。

 家から自転車を飛ばし、熊本駅に21時過ぎに到着。
 21:34の鹿児島線下り普通列車で新八代へ向かう。
 そういえば川尻~宇土の間に、明日「富合駅」も開業するらしい。熊本市富合町に新幹線車両基地を建設する見返りらしい。この地区の人にとっては念願か。

 22時過ぎ、新八代駅(在来線ホーム)に到着。
 そういえば新八代駅にゆっくり滞在するのは今日が初めてだ。いつもは『新幹線つばめ』と『リレーつばめ』の乗り換えのために3分間下車するだけだから。

 駅の新幹線ホームに上がる。すると『新幹線つばめ』が停車していた。ん? 何で?
 どうやら鹿児島本線で起きた事故の影響で『リレーつばめ』の到着が遅れているらしい。そのお蔭(?)でじっくり車両を鑑賞することができた。
 周りにはそう多くはないものの、私と同じ目的だろうか『リレーつばめ』の最後の雄姿をカメラに収めたいのか、いわゆる「撮り鉄」たちが群がっていた。よく見ると各テレビ局の取材クルーもたくさんいる。

 しばらくすると『リレーつばめ』がホームに滑り込んできた。思わず近寄る撮り鉄たち。駅員が拡声器とホイッスルで注意を促す。
 私も負けずに撮影。が、見事にピンボケ…。うーむ、動いている被写体を撮るのは難しい…。

 同一ホームの両端に『新幹線つばめ』と『特急リレーつばめ』が並ぶ姿もこれで見納めか。

 ふと新幹線ホーム側を見ると、さくら型車両(N700系)の薄青色の新幹線が、高速でホームを通過して行った。
 きっと明日の鹿児島中央駅の始発のために送られていく回送列車だろう。いよいよなのか…。

 ここで、カメラを持った人に捕まる。
 「インタビューよろしいですか?」「えっ…」「今日はどういった用件で来られたのですか?」
 いきなりだったのでちょっと戸惑ったが、『リレーつばめ』のラストランを見に来たことを伝えた。
 しかし、地震のこともあるので、恐らくニュースになることはないだろう…。


 さて、いよいよ『リレーつばめ100号』に乗車する時が来た。
 だが、ここで予期せぬハプニング。「ただいま八代海・天草諸島沿岸に津波警報が発令されましたので、鹿児島本線:熊本~八代間の運転を見合わせております」とのこと。
 まさか運行休止なのか??? ここまで来て最終列車に乗車できずに終えるのか??? そんなバカな…。
 もう一度落ち着いて構内放送に耳をかざす。「津波警報が解除になるまでいましばらくお待ちください」どうやら警報さえ解除になれば、運転はされそうだ。
 見方を変えれば、それだけ長く乗車していられるという訳だ。

 しばらくして「まもなく津波警報が解除されるという情報が入ってきました」
 あわてて、ホームから車両に戻る。

 それからまもなく、約15分遅れで、新八代を出発。
 ホームに残った多くの人たちがこちらに手を振るので、思わず振り返した。

 懐かしさと寂しさがこみ上げてくる。
 ・慣れ親しんだ発車メロディ。
 ・『新幹線つばめ』にも装備がない足置きステップ。
 ・結局一度も(正式には)座れなかった4人掛けボックスシート。
 ・今はなきブッフェ車(焼きそばを何度か食べたなあ)。
 ・乗車する度に読むのを楽しみにしていたJR九州の情報誌「Please」。
 ・時事ニュースを表示する電光掲示板。

 熊本までは約20分間の旅。
 最終列車なのに、車内は閑散としていた。まあ、そこが『リレーつばめ』っぽくていいのかも。


 そして、終点・熊本駅に到着。
 ついに『特急リレーつばめ』の運行が終了。
 ここでも記念撮影する人はまばら。寂しい最終日となってしまった。


 787系つばめ型車両は、『特急有明』が早朝・深夜に一部残る以外は、鹿児島本線(博多~八代)からは姿を消す。『リレーつばめ』と『有明』は色が微妙に違うので、『リレーつばめ』型塗装の車両はいなくなる訳だ。
 今後は、日豊本線、長崎線、鹿児島本線(川内~鹿児島)に移管されるらしい。
 また、近いうちに乗車できる機会があるかもね。


 ありがとう『リレーつばめ』 そしてお疲れさま!




【写真1】熊本駅構内にあるカウントダウンボード。あと9時間を切った


【写真2】熊本駅1番ホーム。リレーつばめの電光表示も見納め


【写真3】新八代駅


【写真4】リレーつばめの車体のロゴ。TSUBAMEの文字がもう消されてる…


【写真5】九州新幹線つばめ旧800系。つばめをあしらった新ロゴ


【写真6】九州新幹線つばめ旧800系。「つばめ」のひらがな表記もなくなった。ちょっと寂しい


【写真7】新八代駅構内に停車中のリレーつばめ。このシックなデザインはいつ見てもいい


【写真8】リレーつばめ。熊本行き最終列車


【写真9】リレーつばめ車内。もうすぐ終点・熊本駅に到着


【写真10】熊本駅構内。東北地方の地震の影響を知らせる表示


【写真11】地震の影響ですべてのイベントが中止に


【写真12】明日から使用される新幹線用の表示板。まだ調整中

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 とてもショックな事件が発生した。
 3/3に熊本市高平で起きた3歳女児の事件。まさかこの熊本でこんな事件が起こるなんて…。

 緊急逮捕されたこの大学生の行動、意味が分からない。いったい何を考えているのか…。
 そして許せない。なぜ、何の落ち度もない女児がこのような目に遭わないといけないのか。ご家族の無念を思うと何ともやるせない気持ちとなる。


 最近、熊本市でも物騒な事件が多い。
 2/23には、熊本市渡鹿の老夫婦が無関係の男に殺傷された。
 2/21には、熊本市楡木の老婦が近所の住民に意味不明の暴言を繰り返し逮捕された。
 2/15には、熊本市尾上の市営団地において隣人トラブルで2人が死亡した。

 熊本市は来年4月、政令指定都市への移行を控えているが、こんな事件まで都会化しなくていいのに…。



 今日3/5は、熊本城の桜の馬場にオープンした観光施設「城彩苑」が熊本のトップニュースになるはずだったのに、この事件が熊本はおろか全国トップニュースになってしまった。
 何とも迷惑なことをしてくれたものだ。

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のち

 民主党の会派から離脱した16人。
 今日、衆議院で行われた11年度予算の本会議を見事に欠席。文字通り、党に反旗を翻した格好だ。


 党の方針に文句があるならば「会派離脱」じゃなくてちゃんと「離党」してはどうか?
 ガタガタ文句を言うくせに、一方で、のうのうとぬくぬくと党にしがみついている。何、この傍若無人ぶり???
 この16人、本当はバカじゃなかろうか? 何様のつもりだろうか?

 1人じゃ行動を取れない未熟者だから16人一緒で。いわゆる「赤信号みんなで渡れば怖くない」的幼稚な発想。
 この16人は誰一人、自分の名前や力で当選した議員ではない。比例区で「民主党」と書いた国民の後押しのお蔭だ。それをいかにも自分で議席を勝ち取ったかのような振る舞い。???
 こんな政治家…、いやそれ以前に一人の人間として…、顔も名前ももうみたくない。まあ、無名な人ばかりだから名前なんて知らないけどね。覚えようとも思わんし。

 民主党執行部も、一刻も早くこの16人を除名処分にすべき。
 それができないのなら、民主党自体がダメだろう。

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