南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 



一時

 今日はなぜか朝から体が重い…。
 連日の猛暑と熱帯夜で、とても安眠できるような状態ではなく、パジャマもろくに着ずに扇風機を強風で寝ていた。
 それが、朝起きて、なんとなく…。夏風邪か、それとも夏バテか…。

 なんとか会社に出勤。
 今日は同僚が夏休みを取っているため、仕事は私にほとんど降りかかってくるのだが、このような体調では思うように仕事ができない。
 しかも、このような日に限って締め切りが迫った仕事が入り、待ったなしの状態で作業をしなければならない。

 うう…。きつい…。
 何もなければ午後から休みを取りたいところだが、そういう訳にもいかない。
 時間内では仕事が終わらず、残業まですることに…。

 やっとの思いで、21時頃に帰宅。
 早速熱を測ってみる。げ、38度ちょうど…。どおりできつい訳だ…。
 幸いにも明日からは土日。何とか体調を回復させよう。

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 今週の月曜日に自宅のパソコン(PC)が壊れてしまった。電源を入れてもウンともスンとも言わない。

 このPCを購入したのは2007年。つまりまだたったの3年しか経っていないのだ。
 PCは春モデル・冬モデルなど1年の間にも次々と新機種が出るため、よく3年一昔などと言われるが、それにしてもちょっと壊れるのが早いような気がする…。
 確かにPCは超がつくほどの精密機器なので、いつ壊れたりしても仕方がないと言えばそれまでなのだが…。

 まあ、壊れてしまったものはどうしようもない。
 次にするべきことは、PCのどの部分が壊れたかを把握することだ。

 今までの経験や友人等の話から、最も壊れやすいのはハードディスク(HD)ではないかと思う。HDは消耗品だというのは、PCを使う人ならば常識だろう。
 確かにここ半年間くらいに何度か、青背景に英語の羅列(いわゆる「ブルーバック画面」)が表示されて、PCが勝手に再起動したり、起動HDが一時的に見当たらなく(BIOS画面で認識しなく)なったりすることがあったので、そろそろ寿命が近づいているのではとはうすうす感じていた。

 そこで先日、1TBの外付けHDを購入した。
 で、時間を見つけては新HDへコピーをしていたのだが、デジカメで撮った写真だけでも膨大な量なため、なかなかコピー作業は進まないままだった。

 そこへ来ての今回のPCクラッシュ…。
 ああ、何で予備HDまで買ったのにデータを移さなかったんだろう。デジカメ写真だけでも、ここ5年間で約1万枚は撮り貯めているはずだ。メールなんてインターネットを始めた1996年からいったい何通分あるんだろう。
 かなり後悔…。

 しかし、一部の望みをかけ、パソコンショップでとあるケーブルを購入した。これは内蔵HDを、外付けHDのようにUSBで接続できるケーブルだ。IDEもSATAも両対応だ。
 幸いにも我が家にはもう1台、妻が仕事をしていた頃に使っていたノートPC(富士通)がある。そこで、旧PCから取り出した内臓HDを、このノートPCにおそるおそる取り付けてみた。
 HDからはいかにも情報を読み取っているという、あのカリカリという独特の音が聞こえてくる。

 結果、2台の内臓HDは生きていたことが判明した! 情報は無事だったのだ!


 これで一安心。
 それさえ分かれば、ある意味後はPCのどこが壊れていようが、もうそれは問題ないに等しい。
 ああ、本当によかった。

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時々

 今日は三連休の最終日。
 先日家のポストに入っていた無料タウン情報誌に「阿蘇のパワースポット」特集が載っており、妻が是非行ってみたいとせがむため、ちょっとばかし出かけてみることにした。

 まずはお昼がまだだったので、『あそ路』という和食レストランに向かうことにした。ここは、以前仕事で阿蘇に出張したときには会社の同僚と必ず寄っていた、私のお気に入りのお店の1つである。

 途中、国道57号線と並行して走るJR豊肥本線沿いに、カメラを抱えたたくさんのいわゆる「撮り鉄」がいることに気づく。
 ん…?今日は何か走るんだっけ? まさか「SL人吉号」が「SLあそBOY」として特別運行するのかな? でも、SLのパワーが足りなくなって山登りができなくなって豊肥本線から撤退したはずだし…。
 自称「鉄チャン」の私も、気になりながらも運転しながらでは調べることもできないので、そのまま運転を続け、『あそ路』に到着する。

 『あそ路』は阿蘇名物である「高菜めし」「ホルモン煮込み」がおいしいということで有名で、いつも満員である。近くには似たような和食レストランが点在しているが、やはりここには適わないようだ。
 妻はここでの食事は初めてだったが、ホルモンは苦手なはずなのに、おいしく食べていた。気に入ってもらえて何よりだ。

 食後。
 実は『あそ路』とJR市ノ川駅は隣接しているので、先ほどの「撮り鉄」の集団が気になった私はちょっと駅のホームの方に寄ってみた。備え付けの時刻表を確認。「うーん、特に変わったところはないなあ…」しかも当分は列車は来ないようだ。
 しかし、まるで駅員のような格好をした人がカメラを持ってホームに立っており、こっちを振り返ったその彼と目が合った。
 「何あのいかにも鉄道オタクっぽい人…」と思ったが、「あ、もしかしたらもうすぐ例の列車が来るのでは…!」と直感的に思い、ちょっととどまってみることにした。
 すると、「まもなく列車が参ります。ご注意ください」という自動アナウンスと、離れたところから踏み切りの音が。おお、これはもしや…。
 すると、熊本方向から2両編成の列車の姿が見えてきた。
 あの彩色は…。懐かしい国鉄色?おおっ、車名板に『急行火の山』とある。リバイバルトレインだ。
 さすが急行。市ノ川駅は通過駅らしく、あっという間に通り過ぎてしまった。でも感慨深い。撮影も無事に終了。
 ああ、自分も「撮り鉄」になっちゃった。


 次は南小国町にあるという『夫婦滝』に向かう。途中、ソフトクリームが食べたいというので「大観峰」に寄る。
 『夫婦滝』に到着。ちょっとばかり道が分かりづらい。
 車を降りて歩いていくと、次第に滝の大きな音と涼しい風が近づいてくる。
 結構大きな滝が2つ、100メートルほど離れて落ちている。結構流れが速い。水着を持ってきたとしても、ここで泳ぐのは危険そうだ。
 ちょっと足をつけてみる。うーん、程よい冷たさ。運転疲れの足に効く…。

 次は『天狗の舞台』と呼ばれる場所へ向かう。どうやら高岳の近辺にあるらしい。
 途中、幹線道路から離れてしまい(といっても県道を走ったんだけど)、ちょっと不安にさいなまれる。宮崎の口蹄疫の影響からか、道路が石灰で真っ白に消毒されていた。阿蘇も畜産王国だしね。
 なんとか『天狗の舞台』に程近いと思われる「仙酔峡ロープウェイ」(現在運休中)の建物までやってきた。
 しかし、どうやらここから実際に登山をしないと、そこには辿り着けないらしい。現在時刻18:25…。こりゃ今からじゃ無理だね。

 最後に南阿蘇の『阿蘇白水龍神權現(白蛇神社)』へ向かう。
 ここは有名な『一心行の桜』のすぐ近く。
 しかし残念なことに、神社は改修中。しかもあたりは真っ暗でとても参拝できるような状態ではなかった。くっ、リサーチ不足か。

 これで今回の阿蘇の旅は終了。
 やっぱりもうちょっと早い時間に家を出ないとつらいものがある。
 大観峰と急行火の山は予定外だったし…。

 帰りは「ふぁみり庵はいから亭益城インター店」で軽く食事を取り、帰宅。


【写真1】急行火の山


【写真2】夫婦滝(左手奥「男滝」と右手奥「女滝」)



 家に戻ってからパソコン(PC)を起動する。
 今日撮ったデジカメ写真を早速、PCに保存するためだ。今日は疲れたので、これだけするつもりだった…。
 しかし…。

 ピューン。
 ……。
 鈍い音を立てて、突然、前触れもなくPCの電源がいきなり落ちた。

 ……。
 何が起こった???

 電源スイッチを押しても反応がない。
 
 ついにこの日が来たか…。
 PCが壊れた…。

 せめて、せめてハードディスクだけは無事でいてほしいのだが…。望み薄かなぁ。無念…。

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 一時 

 昨日公開されたジブリアニメの『借りぐらしのアリエッティ』を見てきた。公開翌日に見るなんて、私もちょっとミーハーかな?

 今回利用した映画館は、熊本市大江にあるダイエー熊本店の横の「グランパレッタ熊本」の中にある「シネプレックス熊本」。
 いつもは予約などしないのだが、今日は三連休の中日(なかび)ということもあり、親子連れとかが多いかも知れない。そこで、インターネットで予約をしてみた。カード決済ができ座席まで決められるなんて、便利な世の中になったね。

 率直な感想から言えば、なかなかいい作品だったと思う(少なくとも前回見た『崖の上のポニョ』よりは話が完結していてよいと思う。まあ、ポニョはポニョで面白かったのだが)。
 人間に見られてはいけないはずの小人族のアリエッティが、次第に人間の少年と心を通わせていくという話が、自分で想像した通りに進むのでとても分かりやすい(お手伝いさんのオバサンに見つかって…というある意味ベタな展開も含めて)。
 個人的に気に入ったのは両面テープを使って壁(人から見れば机)を登る場面。なるほど、小人族だからできる、面白い発想だ。

 それにしてもいつもながらジブリのアニメの技術は素晴らしい。とてもよく描き込まれている。
 『ポニョ』は全て手描きだったが、今回もかな?
 

 でも、アリエッティ達がしているのは「借りぐらし」ではなく「盗りぐらし」のような気がするのだけど(笑)。だって電気や水をはじめ、石鹸や砂糖などを「借りて」いるのではなく「盗って」いるのだし。
 ジブリのみなさんごめんなさい…。

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 今日は参院選。
 民主党政権が是か非か、国民の判断がなされる日だ。

 私の考えでは、民主党はまだこれといったことは何もしていないような気がする。せいぜい、事業仕分けと子ども手当てくらいだろうか。
 正直、ここ数ヶ月の民主党の政策を見ても、腹が立つことはあっても素晴らしいと感じたことはない。
 このまま民主党に任せていいのだろうか。

 かといって、自民党の悪政に政権を戻すのは絶対イヤだし、猫も杓子もとポコポコ自民党から抜け出た恥知らず・恩知らずのミニ政党症候群には針の先ほどの期待もできないため、取り敢えずは民主党にもう少し頑張ってほしいと思う。


 そんな訳で、開票を見ると、予想できたとはいえ、民主党の惨敗。参院での過半数割れ。
 自民党が少し議席を回復し、なんとみんなの党が大躍進と出た。

 うーん、みんなの党か…。
 でも、自分の置かれた立場をわきまえないで問題発言を頻発してたあのミッチーのせがれが代表だしなあ。
 結局は世襲議員だし。

 日本はやっぱりダメなのかなあ。まあ期待はしてないけどね。



 国政選挙には、1回で多額の費用がかかるらしい。税金を使って選挙して、何の意味があるんだろう。
 政治家は、選挙の時だけ下手に出るふりをして騒音公害を撒き散らし、当選したらもう「先生」だなんて呼ばれてふんぞり返ってる。
 こんな人たちのために…。


 この国がどこへ向かうのか、何をしたいのか、全く分からない。
 K首相が始めた、一般国民をイジめることだけはいい加減やめてほしいんだけどなあ。

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 最近、我が家では手巻き寿司がちょっとしたブームとなっている。
 刺身と板のりを用意してご飯さえ炊けば、簡単に用意ができるので時間がないときにはよい。でも、酢飯が食欲をそそるので、つい食べ過ぎちゃうのが難点なんだけど…。

 手巻き寿司で活躍するものがシソとかいわれ大根である。
 かいわれ大根は1パック40円程度と、まあ、たいした金額ではないが、シソは10枚100円で売ってあることが多く、食べたいだけ食べるというのはなかなかできることではない。
 そこで、ガーデニングとまでは言わないが、プランターで家庭菜園をしてみることにした。

 しかし、家庭菜園も準備に結構お金がかかる。しかも、初めての経験なので、うまくいくかどうかも分からない。
 そこでプランターと土と種が一緒に入ったセットを買ってみることに。

 だがここで問題が発生!
 シソ栽培のセットが見当たらない…。
 うーむ。

 仕方がないので、まずは「ネギ」栽培セットを買ってみることにした。
 ネギもシソに劣らず料理に多用するから有用だし。

 そんな訳で我が家でも家庭菜園が始まります。
 毎日気温が高めだけど、枯らさないようにしっかり面倒見なきゃ。
 数ヶ月後が楽しみ!

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 九州新幹線全線開通が来年(平成23年)3月に迫る中、「熊本駅周辺デザインシンポジウム」が熊本駅に隣接するホテルニューオオタニで行われた。

 熊本駅周辺地域都市空間デザイン会議の座長で日本大学教授の岸井隆幸氏、同会議のワーキンググループ統括で熊本大学准教授の田中智之氏、くまもとアートポリスコミッショナーの伊東豊雄氏、熊本駅東口広場の設計者である西沢立衛氏、同西口広場の設計者である佐藤光彦氏、同交番の設計者であるクライン・ダイサム・アーキテクツ(KDa)のアスリッド・クライン氏という豪華な顔ぶれのシンポジウムだったからか、定員200名に対し、倍近い数の聴衆が訪れたようだ。

 今回、楽しみにしていたのはKDaが設計する熊本南警察署熊本駅交番だ。
 KDaは西沢氏が最優秀賞に選ばれた熊本駅東口広場プロポーザルコンペで惜しくも次点となったので、今回そのリベンジも兼ねてどのような設計を出してくるのかとても気になっていた。そのときの作品が熊本名物「辛子レンコン」をテーマにしていたので、まさか今回もそのテーマで来るのではと、ちょっぴり期待をしていたが…。
 なんと今回も辛子レンコンのように穴がいくつも空いた交番になっていた! クライン氏が言うには「辛子レンコンを意識した訳ではなく、結果的にこのような形状になった」らしい。
 ともあれ、完成がとても楽しみだ。

 シンポジウム後の質問・意見コーナーで、会場のある1人が「新幹線全線開通が間近に迫っているが、熊本駅の利用客数は下がり続けている。来年3月に新幹線が開通しても、福岡から鹿児島までの通過駅となりはしないか心配だ」という趣旨の意見をしていたが、まさにその通りだ。
 西沢氏、佐藤氏、KDaの作品に、安藤忠雄氏設計の駅舎が加われば、きっと多くの人が熊本の地に降りてくれると思う。しかし、それは建築関係者だけかも知れない。建築関係者も来てほしいが、本当に来てほしいのは一般のお客さんだ。
 そのためには、行政と地元がもっとタッグを組んで行かないといけないだろう。まだまだ行政側が市民の声を引き上げているとは言い難い。
 たくさんのお客さんが熊本に来てくれることを願いたい。

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