南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 残業を終え、そろそろ帰ろうかとしていた矢先、あの悪夢が蘇るようなひどい揺れが襲ってきた。

 19時46分、熊本地方で最大震度5弱の激しい地震。宇城市松橋町と熊本市西区で観測したらしい。
 熊本市中央区は震度4とのこと。

 「やばっ、来た」「マジかよ」「もう、やめてくれよ」「うそ、冗談でしょ」
 周りからは、そんな悲鳴に近い声が聞こえてくる…。

 揺れが収まるのを待ち、慌てて自宅や実家にも電話を掛ける。電話が繋がりにくい。
 幸い、被害らしい被害はなかったものの、また、余震が続く日々が来そうな予感がする。
 せっかく、最近は大きな余震は減ってきていたのに…。

 熊本城では、塀の倒壊など、さらなる被害が拡大したらしい。


 最近は震度0、つまり当地では有感地震は観測されずに、近隣市区町村で震度1だった場合でも、地震を感じる体になってしまった。


 もう地震にはこりごり…。
 もう、やめてください。

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■今日の行動
 仕事

■今日の買い物
 スーパーキッド

■今日の献立
 朝:なし
 昼:お手製弁当
 夕:焼き秋刀魚

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 何かの間違いで先日、鹿児島県知事に当選した某知事が、川内原発の一時停止を九州電力に申し入れたらしい。
 知事には何の権限もないのに、パフォーマンスとしか見えない。

 一時停止させて、その後どうしたいお考えですか?
 それに地元の薩摩川内市は、稼動に賛成していると思いますけど?

 川内原発は熊本地震でも大丈夫だったし、ものすごく厳しいチェックをクリアして再稼動してるんですけど。
 もちろん、知事はその内容を熟知したうえで、一時停止させるんでしょうね?
 一時停止させるのにも、ものすごいお金と時間がかかるのも知ってますよね?


 九州在住者として、ひとこと言わせてもらう。
 一時停止したせいで、もし「電気料金が上がった」ら、もちろん、鹿児島県が補填してくれるんでしょうね??
 そこのとこ、ハッキリさせてほしいですけど?

 誰よ、こんな人選んだの?
 私は、鹿児島に10年住んでいた縁のある者として、鹿児島の将来が不安でたまらないんですけど…。

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■今日の行動
 仕事
 スポーツクラブ

■今日の買い物
 なし

■今日の献立
 朝:なし
 昼:お手製弁当
 夕:豚肉生姜焼き

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一時

 JR九州は、蓄電池で走る「DENCHA」を10月19日に営業運転開始すると発表した。

 これは、架線のある区間は通常通りパンタグラフからの電力で走り、同時に蓄電池に充電。そして、架線のない区間ではパンタグラフを下げて蓄電池で走るということらしい。

 同様の電車は、既に東急とJR東日本にもあるらしいが、まだそんなには普及していないようだ。
 今までありそうでなかったのは、結構難しい技術なのかも知れないですね。

 でも、よく雷や変電所のトラブルなどによる停電で、乗客何万人にも影響が出たなんてニュースや、その関係で駅ではない場所に停車し、エアコンも聞かない中で数時間も閉じ込められたってなニュースをたまに聞くので、少なくとも最寄の駅までは自走できるってことですばらしいアイデアではないだろうか?


 にしても、JR九州って、列車デザインにしても観光列車にしても、いつも何か面白いこと考えるので好きです。
 「DENCHA」っていうネーミングがナイス! でも、ふざけているんではなく、DUAL ENERGY CHARGE TRAINの略だというんだから、これまた面白い! まあ、後付けだろうけどね(笑)。
 九州生まれ&育ちでよかった!

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■今日の行動
 仕事

■今日の買い物
 なし

■今日の献立
 朝:なし
 昼:お手製弁当
 夕:スペシャルグリル定食(やよい軒)

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 ひょんなところで映画のパンフレットを見かけて内容が気になったので、今日は珍しくドイツ映画を観に行った。
 ドイツ映画を観るのなんて、もちろん生まれて初めてだ、多分。

 タイトルは『帰ってきたヒトラー』

 ガーン。
 うぐっ。
 ええっ、これって大丈夫なんだろうか?
 ナチスネタはドイツ…いやもとい、欧米にとってタブーの内容。しかもヒトラーだなんて、これ、大問題なのでは…?


 あらすじをかいつまんで話すと。
 例によって上映中の映画なので、内容は少しだけね…。
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 自殺をしたはずのアドルフ・ヒトラーが、タイムスリップして現代(2014年)に転生する。
 しかし、誰も本物とは信じない。誰も彼に敬意を表しない。そのうち、コメディアン(ものまね)としてテレビで活躍するようになる。
 テレビ出演を重ねるうち、そのカリスマ性と歯に気を着せぬ物言いに、ドイツ国民はしだいに彼の虜になっていく…。
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 コメディ映画という触れ込みだったのだが、内容は実はそうではなかった。

 これは、ヒトラーの姿を借りて、今のドイツ社会と世界に警鐘を鳴らしているのだ。
 ドイツの各政党の党首(おそらく本人)が出演していたが(おそらくアポなしで)、どの党首もヒトラーの前には議論を展開するどころか、ろくに言葉を発することすらままならなかった。



 アメリカの次期大統領候補のトランプ氏と重なって見えた。
 言うことなすことはめちゃめちゃ。でも、みなが思っていてもなかなか言えないようなことをズバズバ言い、またその演説がうまく、人を惹きつける力がある。

 いまの日本でも、あの頃の“強かった日本”を思い出すべく、田中角栄のようなカリスマ政治家の待望論があるが、何か同じように思えてしまう。
 まあ、最近では、小泉元首相はある意味カリスマ性のあるリーダーだったかも知れないけど、見掛け倒しのろくでもない人物だったしね。

 ヒトラーは、やったことは明らかに悪いことであることは自明の理だけれども、この映画を通してみる限り、ある意味魅力的な人だったのかも知れない。


 そう思わせる映画。
 ちょっとこれって、ヤバくないですか?

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■今日の行動
 映画鑑賞
 夏祭り

■今日の買い物
 なし

■今日の献立
 朝:なし
 昼:ドライカレーランチ(スリランカ熊本)
 夕:調理パン(宝屋)、そうめん、鶏唐揚げ、さんまの缶詰

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のち

 朝起きると、全く想像もしていなかったニュースがテレビから流れてきた。

 『吉田沙保里選手は惜しくも銀メダルとなり、4連覇の夢は絶たれました…』

 ええぇっ! 思わず耳を疑う。

 しかし、画面に映っていたのは、人目をはばからず泣きじゃくる吉田選手の涙。
 「選手団の主将として金メダルを取らないといけなかったのに…」「取り返しのつかないことになってしまって…」「日本の皆さんごめんなさい…」

 昨日、金メダルを取り、観客席から応援していた登坂絵莉らも、まるで自分のことかのように号泣。
 思わず私も涙が溢れてしまった…。



 日本人…、いや世界中のおそらく100人中100人に「勝って当たり前」と思われ、「霊長類最強女子」などという失礼極まりないあだ名で呼ばれた吉田選手は、どれだけプレッシャーを感じていただろうか。
 しかも、最愛のお父さんを亡くして初めての五輪で…。

 でも、人目をはばからず号泣する吉田選手を見て、何か安心したというか、女性らしくて愛おしいなと、思ってしまった。凄く惹かれて、ますますファンになってしまった。


 吉田の銀メダルを批判する人は誰一人いないだろう。「銀メダルに終わる」なんて言葉は不要だ。
 だって、あなたが素晴らしい選手だってことをみんな知っているから。チームの大先輩として威張ってもいいのに、練習にいつも早く来て、練習場の掃除をしているっていうエピソードだって有名だし。


 どうか、胸を張って帰ってきてほしいです。
 お疲れ様でした!

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 ところで、競歩で日本初の銅メダルを取った荒井選手、おめでとうございます!
 でも、4位になったカナダの選手との交錯は問題ないのかな? で、一度、失格になって、今度はまた銅メダルにってのも、審判しっかりしてくれよって感じですね。

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■今日の行動
 仕事
 スポーツクラブ

■今日の買い物
 TSUTAYA琴平店

■今日の献立
 朝:なし
 昼:とんかつ定食(勝烈亭南熊本店)
 夕:鶏唐揚げ

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