南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 



のち

 熊本城の堀を兼ねている坪井川で、今夜精霊流しがあった。
 熊本に住み始めてまだ日が浅い私は知らなかったのであるが、この行事が行われるのはなんと戦前以来だという…。
 たまたま長塀通りの前を通りかかった私も、思わず足を止め、しばしその光景に見入ってしまった。連なって流れていくその明かりを見ていると、一昨年、昨年に相次いで亡くなった祖父母を思い出してしまった。

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時々

 今日の午後、熊本駅で発泡スチロールの箱に入った不審物が見つかった。
 県警機動隊爆発物処理班が出動し、駅と周辺道路を封鎖。辺りは極度の緊張に包まれた。そして、処理班が不審物にX線を照射。すると、魚のような影が…。ん? なんと中身はメバルが26匹…。
 かくして、みなに安堵が広がったのである。

 不謹慎かも知れないが、このニュースを聞いてちょっとほのぼのとしてしまった。気づきそうなものだが…。
 それと同時に、熊本はまだまだ田舎だなあと感じてしまった。

 しかし、このご時世、安全管理に注意を払い過ぎてし過ぎることはない。第一発見者の駅員の責任ある行動は賞賛に値する。
 でも、なんでこのような世の中になったんだろう…。

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時々

 「ぼくのなつやすみ」シリーズとは、昭和40~50年代頃の小学生の男の子の夏休みを体験できるゲームソフトだ。私もその頃ちょうど小学生だったので、このソフトをプレーすると何かノスタルジックな気持ちに浸ることができる…。

 前作(PS版)もとても楽しめたので、「ぼくのなつやすみ2」もつい購入してしまった。
 虫取り、朝顔の観察、魚釣り、水泳(プール)、秘密基地、お地蔵さん…。どれもあの頃自分が経験したようなことだ。まあ、どちらかというと、私は1人で遊ぶよりは野球やビー玉、パッチン(面子)、コマ、ドッジボール、缶蹴り、警泥などをして、弟や近所の友達と遊んでいたんだけどね。

 私は今、仕事の都合もあり、周囲はコンクリートとアスファルトだらけの街中暮らしだ。しかし、小学生の頃は森や用水路や田んぼやお墓が近くにたくさんある田舎に住んでいた。田んぼでおたまじゃくしをすくったり、土筆や蕨を取ったりしていた。
 今の子供みたいにニンテンドーDSやPSPはおろか、ファミコンなどのテレビゲームすらなかった。せいぜいゲームウォッチくらいかな? また塾などに通うこともなく、毎日暗くなるまで、真っ黒に汚れるまで、母親に「ご飯よ~」と呼ばれるまで、ずっと外で遊んでいた。
 このゲームをしていると、そんなあの懐かしいあの日々が思い出される…。
 あの頃遊んだ悪ガキ仲間達は…、あの頃好きだったあのコは…、いま、どこで何をしてるんだろうか? そんな切ない気持ちを思い起こさせてくれる。

 という訳で、30歳代以上の方には、このソフトは特にお勧めです!
 そして、ニンテンドーDSとかゲームや塾通いしか知らない今の子供たちにも、一度遊んで欲しい(できれば実際に外で遊んで欲しいが…)。

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