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南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 今年も大晦日恒例の紅白歌合戦を視た。とは言え、年末年始の買い出しをしていたため、残念ながら前半はあまり視れていないが…(汗)。

 しかし、今年はあまり見所がなかったように思う。
 よかったのは、あまちゃん、美輪明宏、北島三郎くらいだろうか。でも、このうち、あまちゃんと北島三郎は出し物扱いなんだよね…。
 (個人的には、なめこの着ぐるみキャラが好きだったが)


 AKB系って、何であんなに選ばれてるんだろう。せめて1つのコーナーにまとめられないかな。
 大島優子ってもう少し常識のあるまともな人かと思ってたら、まさか国民的番組の公共の電波を使って卒業発言するなんて呆れたね。
 サブちゃんの顔に泥塗って平然とできるよね。AKBが嫌われるはずだよ。


 結果は予想通り白組の勝ち。サブちゃんに免じてと言うのもあるが、どうみても紅組には勝ち目ないよね。
 最近、白組の勝利が多いが、これは必然だろうね。だって、紅組って見た目だけで、中身というか歌に重みがないもん。



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のち

 最近気になるCMに「toto」がある。
 あ、totoであってTOTO(東洋陶器)じゃないよ(笑)。いわゆるスポーツ振興くじ(サッカーくじ)ね。



 バスケット部に所属する少年・吉田(高校3年生)は、いわゆる補欠。最後の引退試合でもベンチにいた。
 毎日毎日練習の日々。誰よりも一番練習したという自負もある。しかし、試合で活躍することのない吉田は、気になる女の子に声を掛けることすらできなかった…。

 そして最後の試合。
 しかし、吉田の名前が呼ばれることはなかった…。
 “努力は必ず報われる”と信じていたが、最後まで報われることはなかった。

 しかし、努力が報われなかったのは、このバスケット部の中だけのこと。
 彼のその努力、挫折、悔しさ、痛みは、きっと彼を強くするのだ!



 何か、すごく泣けてきた。

 私は野球部に所属していたが、レギュラーではなかった。
 それどころか部員が多かったため、最後の試合(引退試合)はベンチ入りすらしていなかった。
 県大会3回戦。0-0で迎えた9回裏、1人投げ続けたエースのAくんが満塁から押し出しのフォアボールを出してサヨナラ負けが決まった瞬間、頭を叩かれたかのように呆然となり、その直後、いままでの練習の日々が思い出され、自然と目頭が熱くなったっけ…。
 そんな思い出が蘇ってきた…。


 そのときの悔しい思いがいま糧になっているか?
 う~ん、どうだろう。
 でも、糧になっているような気がするよ。

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 今日、たまたまテレビを見ていたら、「なまりうたトーナメント」なる番組が放映されていた。
 これは、名曲の歌詞を方言に言い換えたものを各県の代表者が歌うというものだ。しかも、方言は歌手が自分でアレンジしたものだという。


 ひいき目で視ていた訳じゃないけど、熊本県や鹿児島県の代表の歌が聞いていてとても心地よかった。
 この場合、ソロよりも2人でハモった方が有利かも知れない。

 熊本代表はアイデアもよかった。
 1曲目はclassの『夏の日の1993』で「highway」→「東バイ(ひがバイ)」と、2曲目の狩人『あずさ2号』で「信濃路」→「阿蘇」や「あずさ2号」→「あそBOY」と言い換えたのは傑作だったし、熊本に対する郷土愛を感じた。
 そして、この熊本のコンビが優勝。



 まあ、正直どうでもいい番組ではあるけど、また次回があったら視てみたい気もした。

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 最近のトヨタのCM。
 東進予備校の名物講師(?)に「じゃ、いつ買う?今でしょ!」と、言わせているCM。
 何じゃこりゃ(笑)。


 3月の決済時期までに、また消費税が上がる前に売りたい気持ちは分かるけど…。
 だからといって、天下のトヨタともあろう世界的大会社がさ、こんな安っぽい二番煎じのCMをつくるなんてね。
 ちょっと残念だね。

 ブランドイメージが台無し。恥ずかしい。
 責任者は即、配置転換だな。

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 NHKの予告で「まばたきで“あいしています”」というノンフィクションドラマがあるというので、視てみることにした。


 お互いを「ダディ」「マミー」と呼び合う、結婚以来30年、ほとんど喧嘩をすることもなかった老夫婦の身に起こった悲劇。

 2006年7月、妻が居眠り運転の車に正面衝突を起こされ、脳挫傷や頚椎損傷などにより意識不明の重体に。
 何とか一命を取り留めたものの、「回復したとしてもこのまま植物となるだろう」との医師の判断が下る。

 その後、奇跡的に意識は回復するものの、首から下が全身麻痺で一切動かせないという状態となってしまった。
 目とまぶたのみ動かせるが、声を発することも食事をすることもできず、呼吸さえも機械に頼らないとできないことに。

 脳が損傷しているので、「意識は本当にあるのか」「あったとしても3~4歳児程度の知能じゃないのか」と夫は心配するが、『イエスならばまぶたを2回閉じる』という約束をして話しかけたことで、「どうやらこちらが言う言葉は理解できるようだ」ということに気づく。


 その後も懸命に治療に励むが、全身麻痺の方は回復が見込めない。そんな中、日本の悪しき医療制度のあおりを受け、2度の転院を余儀なくされる。
 一見、医療が充実しているようで、実は本当に必要な人に対しては見捨てるような制度をとっている日本は、なんとも冷たい国なのだろうか!

 また、刑事裁判で、加害者の少年には「禁固2年、執行猶予4年」という、非常に軽い刑が決定する。
 夫は、今後の治療費を求めて民事訴訟で損害賠償請求を起こす。しかし、加害者の代理人からは「延命治療は過剰だ。せいぜい平均4年の余命だから、そんな額を払う必要ない」という、とても血の通った人間とは思えない文書が届く(結局は夫側の勝訴となる)。


 事故から2年半以上が過ぎたある日、夫は、何とかして妻が伝えたがっている言葉を知ろうと、「会話補助機」を使う練習をすることにする。
 本来は、患者が独りで操作する機械だが、夫が代わりにスイッチになり、まさに二人三脚で操作を行うことにする。やがて、なんとか使いこなせるようになってきた。

 そこで妻から伝えられた言葉は“せかいいちあいしています”、それから“まみいをころしてください”だった…。
 …。
 何とも言えないこの言葉…、思わず涙がこぼれてしまう。
 「死ぬほど辛いのではなく、死ぬより辛いのだ」



 2012年現在。
 お二人とも健在で、病室がリビングルームのようになっている。
 夫は「以前は2人とも忙しくて、なかなかゆっくり時間が取れなかったけど、いまはいつも妻と一緒にいることができる」と笑顔で語る。書き溜めた日記は、もう数10冊にもなる。
 つらい悲劇が起こってしまったけれども、こういう愛のかたちもあったのかと、改めて思い知らされたノンフィクションドラマ…、いや、ドキュメンタリーだった。

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 NHKがまたまたやらかしてくれました。
 前回、6月には某有名女性アイドルグループ(AKB48とその姉妹グループ)の人気投票ごとき(なぜか「総選挙」などと、身の程知らずの言葉が使われている)をニュースで流したNHK。
 いろいろな方面から批判を浴びたはずだ。

 それなのに、今度もそのアイドルグループ(AKB48)の主要メンバーの1人(前田敦子)が卒業(引退だろ?)するという、はっきり言ってどうでもいい、取るに足りない、しょうもないニュースを5分近くも流したNHK。
 呆れてモノが言えない。


 こんな放送局のどこが公共放送なんでしょう?
 こんな放送局に何で受信料なんか払わないといけないんでしょう? 受信料が法的に義務ならばさ、民放がやってるようなバカみたいなことをマネなんかしないでさ、公共放送としての本分を守った番組作りをお願いしますよ。
 何度も同じことを言わせないでね。

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 ロンドンオリンピックが始まってから、たびたび流れるこのCMにお気づきだろうか。



  子どもの頃はみんなスポーツ選手になりたかった

  夢に向かってまっすぐに走っていた

  でも、夢は夢だったと分かる日が来る

  走れ、走れ、止まるな 走れ、走れ、僕が行けなかった道を

  僕たちが声援を送っているのは、僕たち自身なのかも知れない

  (スポーツには、ストーリーがある。)

  読売新聞がお伝えします



 CMの内容は次のようなものだ。
 スポーツ選手を目指す足の速い少年がいた。彼は仲間とともに毎日毎日練習をし、走り続け、やがて大人へと成長。大学でも仲間と雨の日も雪の日もカンカン照りの日も走り続ける。そしてついにオリンピックのマラソンに出場。黒人選手とのトラック勝負を制し、見事金メダルを取る。
 しかし、彼の周囲には、彼と同じようにスポーツ選手を目指し、夢敗れて去って行った者、ケガに泣いて諦めた者たちがいた。いまはそれぞれの道を歩んでいる仲間である彼らの声援が、彼の背中を押したのだ。

 何か、思わず涙が出てきそうになるCMだ。
 特に、スポーツ選手という夢を諦めてスーツ姿となった仲間が見送るシーン、ケガでギプスをつけた親友(と思われる仲間)が「後は頼んだぞ」とばかりに見送るシーン…。何かジーンとくる。

 CM内ではどこにもオリンピックの表記はない(yomiuri2012と表記)が、金メダルの新聞の日付が8/13(月)なので、オリンピック最終日の8/12(日)の記事なのだろう。細かい演出もいいね。


 私も、小さい頃は野球が大好きで、学校でクラスの文集に「将来の夢:プロ野球選手」なんて書いていた。
 しかし、少年野球部に入って、自分の力のなさを痛感。部活動はその後もずっと続けたものの、あるときから「プロ野球選手になる」というようなことは言わなくなったっけ(笑)。
 誰にでもきっとある、このような気持ち。それが訴えかけてくるんだろうね。



 インターネットでいろいろ調べると、これは読売新聞のCM「僕の走れなかった道」というものらしい。

 最近、「パチンコ」「携帯ゲーム」「弁護士事務所」「消費者金融」「白い犬」など、結局は人のカネを当てにしたような鬱陶しいCMが多い中、なんとも感動的なCMだろうか。
 最後の最後まで何の企業のCMかわからない謙虚さもいい。パッと見、読売新聞だとは気づかないだろう。しかし、内容が濃くて印象に残るため、アピールしていないのにじわじわと伝わってくる…。

 マスコミには最近落胆させられることが多いけど、まだまだ捨てたもんじゃないね。

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時々


 私はニュースはNHKをよく視るようにしている。
 くだらない取るに足りないバカなニュースを見なくて済むし、キャスターはたんたんとニュースだけ読んでおけばいいのに、何を勘違いしてかその本分を忘れて個人的感想や意見を言うキャスターばかりの民放が嫌いなのである。


 ところで、今日はAKBグループの人気投票の結果発表があるらしい。

 えっ、総選挙だって?
 単なる人気投票でしょ?ランキングでしょ?思い上がりも甚だしいよ(笑)。

 で、こんなイベントはファンだけで勝手にやってりゃいいのに、何かまるで日本全国民の関心事のようにマスコミが騒ぎ立てており、非常に鬱陶しい。
 中には国政選挙のごとく中継までする放送局もあるらしい。バカみたい(笑)。


 こんな時は、独自路線をひた走る硬派な公共放送、NHKを視るに限る。
 もっとも、最近はNHKもだいぶんフランクな感じになってきたけどね。アサイチとかね。

 そんな訳で、今日もNHKのニュースを視ていたのだが、驚愕することが起こった。
 何とAKBの投票結果のニュースを放送したのだ…。これにはさすがにびっくりしました、呆れました、諦めました…。


 まさか、天下のNHKが、公共放送のNHKがね…。
 何でNHKを視てるのか、視聴者の気持ちを察してほしかったな…。

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 ドラマチックな苦労話を紹介する、NHKバラエティ番組「ドラクロワ」。
 毎回、結構感動するような話があるので、何気なく見てしまう。

 今日は「運命の出会いスペシャル」と題した話の紹介があった。


 ある夫婦の話。
 夫婦はともに香川県のとなり町同士の出身で、お見合いで初めて出会い、結婚したのだという。

 あるとき、お墓参りのためにその夫婦と娘が故郷・香川を訪れた。
 父と娘がタクシーで田舎の道を移動中、ある橋を通りかかったときに、ふと、父は娘に語った。

 「いやあ、懐かしいなあ。この橋は昔、木製の太鼓橋だったんだよ。そういえば、小学生くらいの頃、親の手伝いで荷物を積んだリヤカーを1人で引いてたんだけど、重くてね。この橋の坂がなかなか登れなくて苦労してたんだよ。そしたらね、たまたま通りかかった同じくらいの歳の男の子と女の子が後ろから一緒に押して手伝ってくれてね。あれは嬉しかったなあ」

 娘はそんな父の話を「ふうん」と、何気なく聞き流していた。
 翌日、娘は今度は母と2人でタクシーに乗り買い物に出掛けた。そして、ある橋を通りかかったとき、不意に娘に語った。

 「あ、この場所、懐かしい。そうそう、この橋ね、昔はアーチ型の橋だったのよ。ああ、そういえば小学生の頃、お兄ちゃんと散歩していたとき、重そうなリヤカーを引いた同じくらいの歳の男の子が橋の坂道を登れなくて困っていてね。お兄ちゃんと一緒に後ろから押して手伝ってあげたことがあったのよ。何か急に懐かしいこと思い出しちゃった」

 娘はその話を聞いてハッとする。
 「お母さん! その男の子って、お父さんだよ!」


 なんと、夫婦はお見合いの席が初めての出会いだと思っていたのだが、実はその10年も前に出会っていたのだ。
 まさに運命の出会い。小さい頃から運命の赤い糸がつながっていたのだ。

 何とも感動的な話。なんて素敵な運命なんだろう。
 思わず目頭が熱くなってしまった。

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 先週から始まったNHK大河ドラマ「平清盛」。

 正直、いまいちよく分からないというか、ちょっと難しい時代の話だし、あまり期待はしていなかったのだが、意外や意外、とても面白かった!
 まず、平清盛=白河法皇の落し胤説を堂々と採用している点に興味をそそられた。それと、最近では珍しいくらい血がドバドバ吹き出すところもリアルでいいかも。


 さて、その放送に対し、兵庫県知事が「汚い」という趣旨の発言をした。

 確かに、出演者の格好から雰囲気、よく分からない霞(?)煙(?)、はたまた画面まで、お世辞にも綺麗だとは言えない。むしろ、仰るとおり汚いと思う。清盛の父・平忠盛(中井貴一)なんて、いかにも公家に使われる武士らしく、返り血のついた服をずっと着続けているし、舞子(吹石一恵)が亡くなるシーンも血まみれだし。
 でも、時代劇を撮影するとなると、遠くにある現代の建物なんかを霞ませるのに、ああいう演出をしてるんじゃないかと勝手に想像するんだけど。

 でもね、「汚い」だなんて、県知事サマともあろうお方が、軽々しく発言するようなことじゃないと思うけどね。
 正直「ナニサマ?」って感じ。

 結局、大河ドラマ人気にあやかって、兵庫県の観光PRをしたいもんだから、汚いイメージをやめてほしいと言ってるんでしょうね。
 平清盛と兵庫県。そんなに関係が深いとも思わないけどね。
 それよりもさ、県知事とか政治家のフトコロとか周囲の方が、よっぽど汚れていると思うのは私だけでしょうか??



 画面の汚さなんかよりも気になったのは、白河法皇ら皇族を「王家」という呼称で表現している点だ。

 「王」と聞くと「皇帝」より下で「公」より上のランクというイメージがする。
 昔の中国では、中国の最高権力者が「皇帝」で、周辺諸国は「王」や「公」を名乗っていた。朝鮮も朝鮮国王だし、明の皇帝が秀吉をして「日本国王となす」との書状を送ったこともある。

 日本の天皇は、ランク的には「皇帝」に当たる。天皇の英訳はエンペラー(皇帝)だ。
 だから、日本の公共放送NHKが「王家」という呼称を使っていることには違和感を感じてしまった。

 でも、古代の天皇の呼び方は「大王(おおきみ)」とかを使っていたから、平安時代の頃がどうだったかはよく分からないね。

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 最近、テレビを視ていてイライラさせられるCMを見かけることがある。

 SONYのブルーレイディスクレコーダーのCM。
 高校生くらいの娘が「録画ができていなかったことをお父さんのせいにして文句を言う」という設定だ。


 『ドラマの最終回が録れていない?』
 『ライブが最初から録れていない?』

 レコーダーの録画設定くらい、自分でしろよ。
 空きがなかったら、新しいBDに入れ替えればいいだろう?

 そんくらいのことでいちいち文句垂れるな!

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 いま、テレビで引っ張りダコの芦田愛菜ちゃん。
 この子の姿を見ない日はないというくらい、頻繁にテレビにCMに登場している。

 同年代の男の子・鈴木福くんとドラマの中で歌っていた『マル・マル・モリ・モリ!』が大人気を博し、CDもバカ売れしているらしい。


 しかし、まだ7歳で小学校1年生のはず。なのに、なぜ平日の昼間っからテレビに出ていられるのだろうか?

 この年齢の子どもは教育を受ける義務があるし、保護者には教育を受けさせる義務があるはず。
 それなのに、周りもテレビ局もお構いなし? 視聴率が取れればいい?
 憲法も法律も問題ないのか、不思議でならない。



 相当持て囃されているけど、7歳の子だったら、別に愛菜ちゃんじゃなくてもかわいくて当然じゃないかな?
 しかも発言や行動が、とても7歳とは思えないくらい作られていると言うか完成されすぎている。正直、怖さすら感じてしまう…。

 確かにいつもテレビでは笑顔だが、どうも最近は作られた笑顔にしか見えない。それどころか、私には引きつって見える。
 周りの大人に利用されているだけじゃないだろうか? 愛菜ちゃんは本当に心から今の状況を楽しんでいるのだろうか?



 人には「本分」というものがある。
 大人には大人の、子どもには子どもの、それぞれ年齢相応の「本分」があるはずだ。
 7歳の子どもがテレビに出てお金を稼ぐことが「本分」だろうか? 7歳は7歳なりに経験すべきもっと大切なことがあるのではないだろうか?

 学校で先生のお話を聞き、植木鉢で朝顔を育て、おはじきや点棒で算数の勉強をし、毎日新しく習う漢字の書き取りをし、給食を食べて、お掃除をし、逆上がりの練習を繰り返し、大きな声で唱歌を歌う。
 家に帰ってからはお母さんに「今日学校で○○があってね…」というお話をし、宿題が終わったらお友達同士でスイートプリキュアの話題に花を咲かせ、お母さんと晩御飯の準備をする。
 夜、帰宅したお父さんに「あたしが作ったんだよ!食べて!おいしい?」と話しかけ、お風呂に入り、絵日記を描いてから布団に入る。
 夏休みには早起きしてラジオ体操。自由研究に工作に読書感想文。七夕では願い事を短冊に書き、クリスマス・イブにはサンタさんのプレゼントを楽しみに待つ。
 新学期が始まり、席替えのときに気になるあの子と隣同士になれるよう心で願う。


 テレビの仕事なんて、大人になってからいくらでもできるよ。
 しかし、7歳のときに経験すべき7歳ならではの出来事は、大人になってからはもう経験できないよ。
 あとから後悔しない? それが心配です…。




 全く関係ない部外者なのに、勝手なことを書いてゴメンなさい…。

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時々

 今日はとても残念なニュースが耳に入ってきた。
 昨日の未明に脳幹出血で倒れ、重体となっていた俳優の竹脇無我さんが、21日午後に亡くなられた…。享年67。

 数年前に一時期、うつ病を患い、その後回復していたと聞いていたのだが…。

 竹脇無我さんといえば、何と言ってもテレビドラマ「大岡越前」の『榊原伊織』役だ。
 小石川療養所で、患者の出自(身分)にかかわらず医術を振るう天下の名医だ。親友(?)とはいえ、仮にも南町奉行様である大岡越前守忠相を『忠相(ただすけ)』と呼び捨てにするところがカッコイイ。
 いつも毅然とした態度。竹脇さんのダンディーさとシブイ役者振りが今でも目に浮かぶ。

 私は、正直、水戸黄門よりも大岡越前の方がお気に入りだった。
 また新シリーズを再開してほしいと願っていたのだが、竹脇さん亡きいま、その思いはもう届きそうにない…(それ以前に加藤剛が70歳越えてるから難しいけど)。
 小さい頃は「大岡越前」の意味が分からず、「おおかいちぜん」というタイトルだと思ってたっけ(笑)。

 にしても、大岡越前は大坂志郎に松山英太郎と、いい役者さんが次々亡くなってるね。
 そしてついに竹脇さんまで…。まだこれからの活躍を期待していたのに…。「忠相」と呼ぶ声ももう聞けないのか。残念です…。

 ご冥福をお祈りいたします。



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一時

 今日、『東海テレビ』で、考えられない不祥事が発生した。
 地元情報番組内で、視聴者プレゼント「岩手県産米ひとめぼれ」の当選者名に、次のようなテロップが流れたというのだ。

 「怪しいお米 セシウムさん」
 「汚染されたお米 セシウムさん」

 東北地方をはじめ、日本全体の農家や畜産家が放射線の風評被害に苦しみ、何とかそれを払拭して安全な食品を消費者に届けたいと頑張っているところなのに、その努力と感情を踏みにじり、地獄に叩き落すも同然の、この犬畜生にも劣る行い。
 もう、批判することにすら値しない。コメントもしたくない。


 テレビ局は「どうせオレたちは倒産しないもんね」と胡坐をかいて、“やらせ”やこのようなことを平気でやってのける。何かやらかしても、カタチだけの謝罪をして、すぐまたふんぞり返っている。
 どっかの政治家と一緒だね。

 東海テレビさんよ、あなたの会社も一度潰れてみてはどうですか? こんなことやってて、まだ偉そうに放送を続けるのですか?
 そして、担当者さんよ。あなたに人間の心が少しでも残っているならば、今すぐ職を変えて、放射線による被害を少しでも小さくしようと、自らの命を顧みずに、いま一生懸命頑張っている東電とその関連企業の最前線での作業員になってください。


 恥を知れ。

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 私は俳優・西田敏行のファンだ。
 「もしもピアノが弾けたなら」を歌っていた頃から好きだから、もうずいぶんと前からだね。
 西田敏行が出ているだけで、そのドラマや映画が引き締まる。抜群の安定感だ。
 もう、さすがだとしか言えない。

 ここ最近のNHK大河ドラマは、主役が軽すぎて番組に重みを感じない。あまり観続けたいという気がしない。
 やはり、西田敏行クラスの俳優が演じてこそ、大河ドラマだと思うのだが…。



 そんな西田敏行が最近、宝くじのCMに出ているのだが、今年のサマージャンボ宝くじのCMは秀逸だった。

 『♪夏は海だ、山だ、宝くじだ! ってちょっと強引だったですか~?』

 このおちゃらけた陽気なメロディと歌詞が頭から離れない。ついつい、思わず口ずさんでしまう。
 こんなCMを西田敏行ともあろう大役者が演じるところが面白いね。
 正直、宝くじが買いたくなった(笑)。



 しかし、サマージャンボ宝くじが販売終了したかと思ったら、今度はちょっともの悲しげなCMが流れるようになった。

 『♪この宝くじの名前は東日本大震災復興宝くじ。被災地の復興に役立てられます~』

 先日までとは打って変わって、静かでしみじみとしたメロディ。
 いつも陽気なイメージの西田敏行がこういう役をすると、なんか心に訴えてくるものがある。
 福島県出身だしね。

 そんなこんなで、このCMを観てると、復興宝くじが買いたくなり、今日、買ってきてしまった。
 震災への募金は既に数千円くらいしているのだが、また募金したい気持ちになったのは、西田敏行のお蔭だろう。


 でもこの宝くじ、当選しても、何か貰いづらいね。それも寄付しないといけないような気になるのは私だけだろうか。
 って、当たってから心配しろってね(笑)。


【写真1】復興宝くじ



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