統計とか、調査とか報道するのはやめたほうがいい。

2010年12月07日 | 人生はマーケティングもある。
もういい加減な調査はやめたらいいと思うのだけど。どこぞの調査会社もサンプリング調査に代表性を持たせることができなくなっているようなことを書いていた。まして、統計と言う技術のわかっていないメディアは報道しては駄目だと思うのである。

で、今日もいくつか、馬鹿な調査発表報道がある。

“ソーシャルネイティブ”な大学生の実態調査! 4割が「Facebook」ユーザー、No.1ソーシャルメディアは「Twitter」
http://www.asahi.com/...
もう、タイトルだけで、"変"でしょ、アサヒ・コム。PR TIMESから、プレスダダ流しでいいのか?

と思ってたら

大学生の9割がmixiを利用、ツイッター利用は2割強
http://markezine.jp/...
駒澤大学、上智大学、成蹊大学、専修大学、東洋大学、早稲田大学だけ調べて「大学生の9割」はありえないのである。

挙句に

日本の高校生、学力やや改善 OECD調査
上海が全科目トップ
http://www.nikkei.com/...

もう、何をかイワンのばか

上海の高校生は全15歳の何割くらいるんだろう?日本の受験者ってどの高校だ?そもそも、日本と上海と比較してなにか面白い?

調査モノとか、統計モノとか日本人って(しか知らんが)結構好きで(百人に聞いてそれがどうした)などという言説は飽きるほど聞いたけど、今やそれも意味を持たなくなっている分散化日本だと思うのだ。

統計というブラフで動くような国では、日本は既に無いのだと思うのである。


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