メディアが消えていく

2010年09月30日 | 誰が日本の広告を変えていくのか
東京新聞に「免許返納・破綻… ラジオ苦境」という記事が上がっている

名古屋の「愛知国際放送(RADIO-i)」が九月末で放送を停止し総務省に免許を返納する見通しだという。
関西ではKiss-FMが既に破綻、10月1日付けで別法人(といっても受け皿会社のようだ)に事業譲渡をして、存続をめざす。「九州国際エフエム」(福岡市)も地元企業と事業譲渡の交渉中だ、と記事は続ける。

ちなみに、愛知国際放送と九州国際エフエムはInterFM(東京:日経新聞系列)とFM COCOLO(大阪:地元資本)とともにMegalopolis Radio Network(メガロポリス・レディオ・ネットワーク)というラジオネットワークを構成していた。

FMラジオ局って、コンパクトに運営が出来るラジオ局であるはず。地元に根ざした情報とその土地の風景になるような音楽で構成すれば、メディアとしての価値はそれなりに、認められると思うのだけれど。

なんとなく東京のテレビキー局のようなイメージを持って運営していたとすれば、それは、大間違いなんだろうな。価値あるコンテンツさえ作ることが出来れば、流通経路はどこにでもあるのに。

こうやって、コンテンツはあるのに流すメディアの変化に対応できなくて潰れていく会社がしばらく増えていくのだろうと感じています。

「ソーシャルメディアとシンジケーション」

このあたりに新しいメディア環境が出現するように思います。

そういえば、明日東京中央区の中堅広告代理店が潰れるという話がtwitterで激流状態ですが、それほど遠くない未来を見据えて対応することが、メディアや広告にかかわる人たちががんばれるフィールドのように思います。




2010年秋の初めの日

2010年09月23日 | 人生は旅である。
今日、2010年9月23日秋分の日の近畿地方は、昨日から予報されていた雷雨の天気予報がおおよそ12時間ほど後にずれましたが、ぴったりと予定通りに今年の秋の第一日となりました。

「今年の夏は暑かったよねぇ」という言葉を残しながら、やっぱり、今年も気持ちのいい秋が、この日本にやってきました。

亜熱帯化している日本と言われていますが、9月の後半から6月の中旬までの9ヶ月ほど、近畿地方は居心地のよい環境の中で季節が過ぎて行きます。
冬が寒いっていったって真冬の最低気温が0度を下回ることは、めったにありませんからねぇ。

さて、涼しくなると頭の回転も明らかに早くなってきているように感じます。夏の間いろいろと考えていた事を形にするのに最適な季節になっています。

秋は来年の春に向けての仕込みの季節なのだろうと思う、今年の秋です。

あなたは、来年に向けて、何を仕込んでいますか?