Kissin' Christmas~クリスマスだからじゃない / 桑田佳祐

2007年12月24日 | 人生は音楽である
21年前の話

その頃、僕は東京の京王井の頭線久我山駅から徒歩5分ほどの、風呂も付いていない木造アパート二階の1Kに住んでいた。
二棟続きのアパートの1階には駅前のトンカツ屋の主人が家族でひっそりと暮らしていた。

1986年12月24日

クリスマスイブだというのに、用事も無く、僕はそのトンカツ屋に晩飯を食べに行った。そこで、テレビに流れていたのが日本テレビ『Merry X'mas Show』だった。
そして、最後に流れた曲がこの "Kissin' Christmas~クリスマスだからじゃない "。
今年、12月に入ってFMラジオで英語版の曲が流れて、懐かしく感じていたのだが、先ほど、番組「あ、安倍礼司」で桑田圭介のオリジナル版が流れたので、ネットを探してみた。

YOUTUBE に上がっていた。あいかわらず、恐るべしだ。




あの晩、店に客は僕一人だった。桂枝雀に似たオヤジは「作ったけど食べる?」とイカの塩辛を小鉢で出してくれた。

僕は曲を聴きながら、年が明けたら5年目に入る東京暮らしが、長くなるのかなあと、少し暗い気持ちで漠然と思っていた。

そんなクリスマスイブもあった。

今、21年前の自分に向かって懐かしさとともに声を掛けてみたい。

「今、自分は幸せだからね。」と

メインの写真は同じくYOUTUBEに上がっている1987年版から


かにみそ丼:金沢百番街お多福

2007年12月23日 | 人生は食である。
金沢に行くのなら、そして、列車や飛行機のなかで、お昼時を迎えて"駅弁や空弁喰っちゃおうかな"と思っていても、金沢駅構内のショッピングセンター"百番街"の「お多福」まで、我慢しましょう。

そこには、「かにみそ丼、うどんまたはそば付き、1,100円(2007年12月21日現在価格)」があります。

白飯の上に かに味噌がドン!、かに身がドン!それに貝割れ大根がパラリ!ポチッとレモンの切れ端が載った、ま、シンプルな丼なんですが。

ずばり、うまいです

googleやYahoo!で検索したら、宮城方面と城之崎方面と伊良子方面などにかにみそ丼を出す店がありそうですが、なかなか都会では食べられないものですね。(あってもいいと思うけど)

ということで、金沢にいらっしゃるならぜひ「お多福」のかに味噌丼をご賞味あれ

お多福をやってる。石川県金沢市の福和商事さんはこちらいつものようにアフィリエイトではありません。

さて、金沢1日出張の帰りは、特急サンダーバード46号。駅の売店で買った駅弁を食べながらの列車旅でございました。




金沢行き:特急サンダーバード15号:JR西日本683系

2007年12月23日 | 人生は旅である。
金沢へ出張に参りました。

今回は大阪駅発10時42分の特急サンダーバード15号を使いました。
朝でもなく、昼でもない中途半端な時刻に発車する列車は、三連休前の金曜日ということもあるのでしょう、すいており、指定席の8号車はお年寄りの団体旅行の何人かと、ビジネス風の人がぱらぱらと座るだけ。
京都駅を過ぎる頃には、前の座席をこちらにくるっとまわして、足を放りだして今年最後のマーケティング系書籍"ウィキノミクス"を読んでおりました。

今回乗車したのは、638系車両 モハ638-1303です。

特急サンダーバードは、先頭が涙形の丸っこい車両が特徴で、特別天然記念物の鳥"ライチョウ"の身体にどこと無く似てなくもなく、スマートな列車です。
でも、今回乗車したのは同じ638系でも、先頭はペタっとしています。なぜでしょう?

こちらは、貫通型といいまして、もう一つの編成車両とドッキングしたときに先頭が丸い(非貫通)だと廊下がそこで途切れてしまい、人の行き来ができなくなるのを防ぐために、先頭の運転席の下がパカっと空いて通路がつながるようになっているのであります。

「え?別に車両の間を行ったりきたりしなくてもいいじゃん」とお思いのあなた。それは違います。列車の中を先から後まで行く必要のある人がいらっしゃいますね。そうそう、車掌さんと、車内販売のおねいさんです。貫通型の車両は、どちらかというとお客さんのためというより、中で働く人たちのためといえるでしょう。

お客さん的には先頭が丸っこい方が嬉しいけど(って、車両系鉄ちゃんの私だけ?

1時間ほどうとうととして、本を読んだり、車窓に流れる冬空の下の景色を楽しみながらお昼時だというのに車内販売の弁当を買うことも無く、2時間35分きっかりでサンダーバード15号は金沢駅に到着したのでした。




【大阪駅を出発するサンダーバード15号車窓から】


UFOは、いますか?

2007年12月20日 | 人生はメンタルだよな
この件名「UFOは、いますか?」という文章に疑問を持たない方は、ご自分の使っている日本語について、考え直した方が良いと思います。
UFOは"ある"か"ない"か、という言葉を使うのが正しい日本語ですね。

ま、それはそれ。

【一つの見方】

「UFO」は異星人が乗って、この地球にやってくる乗り物ないしは、そういった現象(異星人が地球にやってくること)を表現した単語と定義できます。

「UFOが絶対いる。」(いるという表現については、上記参照)

と言うのは、上の定義を使えば「異星人が日本にやってくることが絶対に想定される」と理解されます。

それは、確かに国防上の課題であって、どこかの国が日本に向けて核弾頭ミサイル(普通のミサイルではないのね)をぶっ放す可能性を前提にするほどの、軍事的対応をしなければならないと思いますし、事実、先日大陸間弾道ミサイルの打ち落とし実験もされています(可能性が低いにもかかわらず。)

で、私の理解での国会答弁では、
『異星人がUFOに乗って地球にやってくることは国防上の課題になんかしてませんよ、ばかばかしいぃ!』
と言っただけで、異星人の存在の可能性とか、異星人が乗っている乗り物の存在可能性、とかに対して答えているわけではないと、思います。

「UFOは絶対いますよ」という脈絡の無い発言を大臣として、大臣の発言の場で言ってしまうのは、まったく、おばかとしか言いようがないのです。

【一方の見方】
UFOをその語源通りに「得体の知れない、飛行しているようなものが見える現象」と定義すれば、

それについて、国立大学(今はそうじゃないか)レベルの学術研究対象になっていないという国会答弁なのであれば、ちょっと問題かなぁと思います。

人間が認識できる現象を"ばかばかしい"の一言で学術研究の対象にしないというのであれば、科学的な目線を放棄していると私は考えています。

個人的には、霊的な現象(幽霊とか、そんなもの)というものも、存在としてあるだろうなあと思うのですが(事実体験した人が多くいる)、それは、科学(物理学と心理学あたり)の対象であり、科学的に研究すべき対象であると、思うのです。

そういったことも"ばかばかしい"といった感覚で無視してしまう状況はよろしくないなあと感じる今回の件でありました。