トリプルメディアマーケティングとは

2010年05月27日 | 人生はマーケティングもある。

もうすぐちゃんとした本が出るので、読んでから紹介させていただこうと思っていますが。

今私の考えるトリプルメディアについての考察をちょっと上げてみようと思います。

  • トリプルメディア時代(Payed Media、Owned Media、Earned Med)では、マーケティング活動のなかで、社内リソースを利用するOwned Mediaを使ったDirect CRMと、社外リソースを利用した二つ、すなわちPayedMediaを使ったMedia CRM(造語)とSNSが代表するEarned Mediaを使ったSocial CRM、以上の3つのフェーズで顧客関係性向上活動を行う必要があると考えられる。(SocialCRMは野村総合研究所の提案概念。)
  • Owned Mediaストリームにおけるコミュニケーションは、“ダイレクトなつながり=パートナー感”を持たせて。 行動対象(ブランド)への信頼を高めていく活動である。
    「いつも、あなたとともに」
  • Payed Mediaストリームにおけるコミュニケーションは、、認知→興味→理解→共感といった購入に至るコンテキストの中で最適なタイミングと最適なメッセージを届け、行動の自己肯定化を引き出す活動である。
    「いまだけ、ここだけ、わたしだけ」
  • Earned Mediaストリーム上でのコミュニケーションは、、コミュニティの構成員に商品サービスについてのbrand体験を多く語ってもらい、各構成員と商品・サービスとの関係性を深め、コミュニティー全体から認められ評価されることによって、ソーシャルを通じ、個の行動に社会的価値付けをしていく活動である。
    「君たちがいて、僕がいる」


  • Ownd Media のなかで、直接ユーザーとの接点を持つコールセンターのCRM機能は大変重要だと位置づけられます。
  • 広告プロモーションは、CRM(顧客関係管理)のサブセットとして、商品と生活者との関係性を購入というゴールに向けて構築していくことであると定義づけられます。
  • 顧客満足度の最大化のために Payed MediaとEarned Mediaを通した広告プロモーションが必要だと考えます。
  • そして、SNSを代表とするソーシャルメディアの最適活用が、次のコミュニケーション環境に進むための重要な課題になっています。


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