オイスターバーにて

2004年12月28日 | 人生は食である。
大阪は扇町近くのオイスターバー で、腹いっぱいの牡蠣を食す。

国内では、
北海道・厚岸産
宮城県・志津川港産
三重県・的矢産
広島県・能美島産

海外では
オーストラリア・南オーストラリア州コフィンベイ産
ニュージーランド・アドモルティ湾産真牡蠣
オーストラリア・タスマニア州産

味は大きく二つに分けることができる。
1:海外産と北海道厚岸産。
2:そのほかの国内産。

前者は概してさっぱり系で、クリーミーな肉とともに潮の香りが口いっぱいの広がる。
対して、後者はいわゆる牡蠣の香りがしっかりとして、その香りが胸いっぱいに広がる。

それぞれ、口に広がる潮の香りが違っている。
生牡蠣はそのものを食べるのではなく、その牡蠣の生きていた潮(海水)を味わうのだなあ。

新鮮な牡蠣は、翌日に胃もたれを残さない


カミーノ・アンジェロ

京都伏見中書島

2004年12月21日 | 人生は旅である。
伏見は酒所である。
中書島の改札を抜けると一段下がった一帯が元の女郎屋街。今も狭いスナックがいくつも軒を並べる。冬の昼前のそこは比叡からの北風で、昨晩の喧騒がはき清められてしんとしている。
古いケーキ屋の角を右手に取って路地を進む。
しばらくで伏見を代表する造り酒屋、大倉酒造の倉が目に入る。そこがかつての淀川航路の船着き場。
近くには池田屋があったりしてなかなか歴史の街である。
男は、先ほどのスナック街に戻り煙草屋の隣の店の扉を押した。
普段着のママさんが驚いた顔で男を見つめる。
続く?